2022/7/7
3日後に投票となる参院選。なんだか、低調だと思いませんか。
かつて、連日おもしろおかしく、小泉純一郎さんの刺客を放った郵政選挙の報道など嘘みたい。あれはあれで大問題だと思ったけれど、こうもテレビ局も人々も燃えていないのもなあ。
給料は25年も上がらず、年金は下がり、それなのに、光熱費も物価も上がっている。
ため息をつくだけでなく、怒らなくっちゃ。自分の一票なんて、大海の一雫に過ぎない。投票に行ったって、何も変わらない。そう思いがちですが、その一雫が積もれば、大海になって、社会を変えていけるのです。
そう私も自分に言い聞かせて、後一歩という候補者に投票し、いつも落選で、虚しいなあと20代30代は思っていたものでした。
特に、女性に投票したいと思っていたけど、タレントしかいない。タレントが悪いという訳ではないけれど、私が目指す政策や考えとは違う人には女性であっても賛同できない。それにしても、女性の候補者が少な過ぎると考えていました。
今回の参院選、やっと、女性候補者が3割を越えましたが、これで、現在23%の女性議員比率を超えられるのか、はなはだ、心もとない。
そもそも、現職の男性議員がいる選挙区は、女性であれ男性であれ新人候補者を立てるのは難しい。野党は、現職が少ないから立てやすいけれど、相手候補が強い選挙区だから、勝つのは至難の技。
そして、女性自身も票ハラ、セクハラ、パワハラのある世界にとびこむ勇気がない。地盤、看板、鞄が必要と言われる政治の世界。
出産で仕事をやめて、非正規雇用。男女の賃金格差もある。結婚で名前は変わる、住所も変わる。男性に比べて、地盤も看板も鞄ももてやしない。
その上、雌鳥が鳴けば国滅ぶと言われてしまう。
だから、ハンデのある、しかし有能な女性を政治の世界にと、クオータ制を提案してきたのです。
1992年、細川護煕さんに誘われて政治の世界に入った時、真っ先に実現したのが、日本新党の党則にクオータ制を採用し、女性のための政治スクールを設立したことでした。
あれから30年、スクールからは100人以上の議員が生まれましたが、クオータ制は未だ実現していません。北欧諸国だけでなく、マッチョの国と思われているメキシコも大反対を物ともせずクォータを採用し、今や、上院も下院も半々になっています。
立候補の供託金を大幅に引き下げる、被選挙権の年齢も引き下げる、投票を義務化するなど、若者や女性が政治にもっと関われるよう早急に議論を深めたいものです。
来春、女性のための政治スクールが30年になるので、1月から30人以上のスクール生に取材させてもらいました。4月下旬からweb論座で連載が始まり、次回は7回目。実は取材してるととても元気になる。皆さん、エネルギーに溢れているからです。
男の世界に挑戦する女性たちは本当に凄い。
票ハラ、セクハラなんかにめげないし、資金も知名度もなくても、仲間がいて、手作り選挙をやってしまう。
例えば岩国市では、市議会で唖然とする野次が飛んでいました。
質問している女性の議員に、「女は布団の中で、子どもでも作ってろ」ですからね。昔のこととは言え、ことほど左様に、女性が政治の世界に入ることに抵抗する男性が多かった。
私もずいぶんセクハラ発言受けたなあ。良識の府の参議院が泣くような、品性の無い議員がいましたよね。セクハラ発言じやないけど、韓国に女性を買いに行った人もいるし。
女性も男性もLGBTの人も、性別と能力は関係ありません。
能力があり、人々のために働く志と情熱と品性のある人を選びたいですね。
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ホーム>政党・政治家>円 より子 (マドカ ヨリコ)>昔のこととは言え、岩国のセクハラ野次には唖然