2026/7/15
【国会レポート】
昨日の衆議院本会議において、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の一部を改正する法律案」の採決が行われました。
私は、地こデジ委員会の理事、そして医療的ケア児者支援議員連盟のメンバーとして、本法案の審査や合意形成に携わってまいりました。
私の政治活動の原点は、医療現場での実体験にあります。
私が運営に携わる病院の小児科では、医療的ケア児の受け入れをはじめ、児童相談所からの虐待事例におけるショートステイや、乳児院からの一時預かりなどを行ってきました。また、障害者病棟では、交通事故で重い障害を負った16歳の少年を受け入れた経験もあります。
こうした現場で強く感じてきた課題は、受け入れ先となる医療機関の不足、そして医療的ケア児が成長し成人した後に、地域で切れ目なく支援を受けられる体制が十分に整っていないという現実でした。
今回の法改正は、まさにこの「成人期以降も切れ目のない支援」と「重症心身障害者への支援」を制度として充実させる、大きな前進となるものです。
【主な改正内容】
・法律名を「医療的ケア児等及び重症心身障害者並びにそれらの家族に対する支援に関する法律」へ改め、支援対象を18歳以上の方や重症心身障害者、そのご家族まで拡大。
・学校や保育所等に、喀痰吸引などの医療的ケアを行える介護従事者等の配置を推進。
・18歳以降も地域で切れ目なく必要な医療や支援を受けられる体制を整備。
・就労や住まいの確保、個別避難計画の作成支援など、支援センターの機能を強化。
施行は令和9年4月1日を予定しています。
子どもから大人まで、障害の有無にかかわらず、誰もが尊厳を持ち、安心して暮らせる社会を実現するためには、制度をつくるだけでなく、それを現場で機能させることが何より重要です。
受け入れ可能な医療機関の実態把握や、医師・看護師・メディカルスタッフの研修体制の充実など、現場の課題解決に引き続き全力で取り組んでまいります。
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