2026/6/23
【ドクターヘリの現状と、医療提供体制のさらなる強化について】
医師であり、医療法人を経営する立場として、日本の救急医療を支える「ドクターヘリ」について改めてお話しします。
僻地や離島、交通アクセスが困難な地域で発生した事故において、ドクターヘリは医療スタッフが機内で懸命に蘇生を行いながら病院へ運ぶ、命をつなぐ最後の砦です。
この制度の構築には、私が経営に携わる南多摩病院の益子邦洋院長が深く関わっています。元警察庁の国松長官が事件で救急搬送された際、手術を担当したのが益子院長であり、その経験から「日本にもドクターヘリ制度が必要である」という強い信念のもと、制度構築を牽引してこられました。
しかし現在、ドクターヘリの運用は岐路に立たされています。
●パイロットおよび整備士の深刻な不足が問題となっており、本来の役割が果たせない地域が存在します。
●運航には高度な専門スキルが必要ですが、人材育成と確保は急務です。
●また、機材規格の違いによる免許運用の複雑化など、現場には多くの壁があります。
救えるはずの命を確実に救うため、専門的な知見から制度の再構築と人材確保に向けた環境整備を進める必要があります。整備士OBの皆様の知見活用や、運航体制の効率化など、医師・経営者としての視点を活かし、さらなる医療の充実に向けて全力で取り組んでまいります。
#安藤たかお #救急医療 #ドクターヘリ

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