2025/9/30
委員会としての質問は、オーバーツーリズムの現状と課題、問題点やこれに関連して、外国人観光客のマナー問題、ロープウェイやリフトなどの整備や食事などについてと多岐にわたるものでした。
温泉に向かう交通について、冬季のオーバーツーリズムで地元民がバスに乗ることができないような状況になっていることや料金が仙台に行くよりも高くなっていること、そうした交通状況からレンタカーで来る旅行客が増えたが、成田や東京など雪のない所から乗って来るために、スノータイヤ(スタッドレスタイヤ)を履いておらず、事故の危険や交通障害、駐車場不足が生じていること(景観交通委員会、索道協会、地元町内会)、人口減で職員も外国人を雇うなどの状況になってきており、県の観光キャンペーン等に参加したり、事業を独自にできる余力がない(旅館組合、女将会)、バスの最終時間が早く、山形市市街地に滞在している訪問者の蔵王温泉訪問や逆に蔵王温泉滞在者の市街地観光、市街地飲食店利用等の利便性が阻害されており、工夫によりさらに蔵王温泉の利用者を増やすことが可能であること、さらには、北海道等の観光地のように、DX化によって、索道や交通の混雑状況などにの見える化でさらに利便性を向上させる可能性があること、4月、11月、12月の比較的訪問者の少ない時期の活用、などなどの話があったところです。
迷惑行為については、激しいものはないようですが、スーツケースの廃棄やレンタカーの放置などもあるとのことでした。
また、2月の定例会で私から県に対して質問し県から「他県や市町村などの動きを見ながら観光審議会等で意見を聴く」と慎重な立場の回答があった「宿泊税」については、蔵王温泉旅館組合としては山形市と連携して推進するとの立場。山形市もどちらかというと積極的な立場であり、同税の好効果を先取りをするために県よりも先に実施することを考えているようです。
今日の県議会予算特別委員会でも、新庄市選出の石川正志議員が取りあげ、県として「宿泊税」については、「全国で局地的オーバーツーリズムなど新たな課題が生じており、多様な課題解決のために財源確保に工夫をしてきているが、その解決策の一つが市町村を中心として導入(や導入検討)をしてきている宿泊税だが、観光庁が提供している高付加価値モデル地域設定などの補助事業を積極活用していくことがまず第一。一方で県独自の自主財源の確保も意義あることなので、先行して導入した自治体の例を見ながら、それぞれの自治体で寄せられている課題や意見を聞きながら、宿泊税導入に共感が得られるよう、合意形成を図るべく交通業、宿泊業などの方々の意見を聞き、観光審議会で専門家から意見を聞いて検討していきたい」との答弁でした。様々な機会でこの「宿泊税」のあり方について議論が深められることが重要だと思います。
いずれにせよ、蔵王温泉は県内随一の歴史と規模を誇る観光地。山形市はもちろんですが県内他地域の観光地を牽引できる価値のある地です。訪れる皆様が喜ぶ観光地をめざし官民が協力して様々な取り組みを行うことが重要だと思います。




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ホーム>政党・政治家>梅津 ようせい (ウメツ ヨウセイ)>【山形県議会】商工労働観光常任委員会の現地調査(地元の蔵王温泉)に委員外で参加しました。