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流山で憂う。5類型を撤廃し、この国はどこへ向かっていくのか。

2026/4/21

かつて、宮沢喜一元首相は、

「たとえ何がしかの外貨の黒字が稼げるとしても、我が国は、兵器の輸出で金を稼ぐほど落ちぶれていない。」

と語ったという。

日本の平和国家としての矜持を感じる。

今日、高市内閣は「防衛装備移転三原則」の運用指針を改正した。これによって、

●武器輸出の目的を「救難・輸送・警戒・監視・掃海」に限定してきた「5類型」を撤廃した。

●殺傷能力がある「武器」の移転が、原則として可能になる。

●移転の可否については、国家安全保障会議で、案件ごとに審査。

それらの歯止め策としては・・・

◯武器の移転先は、協定を結んだ国(現在17カ国)に限定。

◯戦闘が行われている国への移転は原則不可だが、特段の事情がある場合、案件によっては許可される。

◯武器の移転後、管理状況を確認するため、現地調査を実施し、モニタリング体制を強化する。

◯政府が移転を認める決定をした場合には、「事後的に」国会議員に通知する。

これで、歯止めになるのか?

今日のニュースでは、あまり取り上げられていなかったが、奇しくも20日から、アメリカとフィリピンによる合同軍事訓練が始まった。そこに、日本から1400人の自衛隊員が派遣される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b413ba6a71ee8aad47e41f537640ddf864f44048

高市首相は、

「戦後80年以上にわたって、日本は平和国家として歩んできた。日本に対する信頼は、国際社会の中で厚いと体感しており、これまでの歩みや基本理念を堅持することに全く変わりはない。」

とコメントしている。

いやいや、違うでしょ。

日本国憲法とそれに伴い、ギリギリで自制的に運用してきた安全保障政策の判断、武器の保有、武器の輸出制限等があったからこそ、この信頼を得ることができた。

今、それが壊されていく。

この国は、どこへ向かっていくのか。

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著者

上田 恵子

上田 恵子

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流山市

肩書 団体代表 、社会福祉士、元国会議員政策秘書
党派・会派 無所属
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