2026/6/2
武雄市議会が6月1日、開会した。
4月の市議選後、初めての定例会だ。
それに加えて、入学者37人(定員充足率26%)で全国的に話題となっている武雄アジア大学について、「僥倖」とまで言って誘致の先頭に立った小松政市長が議会で何を語るのか、注目が集まった。
小松市長の冒頭挨拶を要約すると、
・入学者数は定員に至らなかった。
・しかし、学生は意欲にあふれている。
・大学と地域の新しいつながりも生まれている。
・小学生の大学見学、市民向け講演、各種団体による施設活用も進んでいる。
・大学ができれば、大学の風が吹く。
・今後も、大学の知見と若者の活力を活かして、まちの活性化を進める。
という内容。
この発言を聞いた住民の方々から、改めて以下の疑問や懸念に答えていないという怒りの声を多数いただいた。
・初年度入学者37人という大幅な定員割れ。
・突然の理事長交代。
・武雄アジア大学を運営する学校法人旭学園の決算公開の先延ばし。
・佐賀女子短大今村学長と武雄アジア大学をめぐる軋轢疑惑。
・小長谷有紀学長の被災地差別発言。
・5月30日のミニオープンキャンパスの告知なし中止。
・文部科学省内ではNG案件扱いとなっている状況。
市民が不安に感じている点には、全く触れない。
自らの都合の良い物語だけを伝える市長。
今議会での議論に期待がかかる。
ーーー小松市長の冒頭挨拶、武雄アジア大学に関連する部分の全文は以下の通りーーー
大学を活かしたまちづくりについてであります。
この4月に、市内初の4年制大学である武雄アジア大学が開学し、新たな学生を地域に迎えることができました。入学者数については定員には至っていないものの、入学した学生はいずれも期待に胸を膨らませ、目を輝かせながら新たな学びに挑戦しようという意欲にあふれております。その姿から、これからの大学と地域が未来に向けてつながる大きな可能性を感じております。新たに武雄で学び、生活を始めた学生が安心して充実した生活を送ることができるよう、市民一体となって温かく迎えてまいります。
開学以降、市民大学や各種団体との連携、さらには地域の方々との関わりを通じて、市民と大学との新しいつながりが次々と生まれています。
例えば、小学生が大学施設を見学し、「大学とは、自分が学びたいことを主体的に学ぶ場である」ということに触れる機会が生まれています。子どもたちにとって、大学を身近に感じながら、学びの連続性を実感し、自らの将来の道筋を描くきっかけとなっております。
また、大学の教授が講師となり、市民の皆さんにまちづくりについての講演を行うなど、大学の知見が地域へ還元される動きも始まっております。さらに、様々な団体が大学施設を活用しながら、「大学と連携して何か新しいことができないか」と考える動きも広がっております。これらは、市内に学びの拠点ができたからこそ生まれた新たなつながりや可能性であり、本市のまちの活性化に向けて大変意義深いものであります。
大学ができれば大学の風が吹く。
今後も、大学と市民や地域、企業等との連携をより一層深め、大学が持つ知見や若者の活力を活かして、まちの活性化を図るとともに、若者に選ばれる持続可能なまちづくりを推進してまいります。
ーーー引用おわりーーー

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