2026/5/16
続・副市長論。
武雄市の庭木淳副市長が市長選挙時の後援会事務所に在駐していた件を書いたところ、「そもそも副市長の役割とは何か」という助言や意見を多くいただいた。
ご意見を総合すると、副市長には、市長や市役所組織を守る「最後の砦」としての役割が期待されている。
例えば、
市長の目となり、耳となる。
時には泥をかぶる。
時には市長の独善を諌める。
行政と政治の間に立ち、市政を前へ進める。
そういう剛腕の副市長を、全国各地で見てきた。
そんなことを考えながら思い出したことがある。
今年3月の武雄市合併20周年記念式典に、前市長の樋渡啓祐さんが招待されなかった件である。
この件については、すでに書いたので詳細は割愛するが、武雄市の合併20年を振り返る式典に、その時代を担った前市長が招かれなかった。
式典直前にそのことが明らかになり、「さすがにそれはないだろう」とお怒りになった元県議や重鎮市議がいた。
元県議は武雄市側に対し、対応を改めるよう求めた。
さらに、武雄市のトップに対して「副市長を樋渡前市長のもとに走らせ、せめて経緯を説明すべきではないか」と電話で直接諭したという。
しかし、庭木副市長らはまったくアクションを起こさなかった。
また、重鎮市議が市役所を訪ね、庭木副市長らに直接ただした際も、「樋渡前市長を招待しないのは、私たちの判断ではない」という趣旨の発言に終始したという。
市長や組織を守れない副市長。
ガバナンスが機能していない。
副市長を任命した当事者とは言え、これでは小松政市長が気の毒でならない。

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