2026/5/4
武雄アジア大学を美しく見せるためのプロパガンダ。
武雄市報5月号に、小松政市長と小長谷有紀学長の対談が載った。
だが、これは都合の良い美談仕立てで済む話ではない。
初年度入学者37名。
定員140名。充足率26%。
武雄市内からの入学者は10名程度。
19.5億円もの公費を投じた結果がこれだ。
小松市長は3月末の記者会見で「誘致した責任は私にある」と明言した。
ならば、市報で語るべきは「期待しています」ではない。
どう責任を取るのか。
この一点である。
しかも問題は、入学者数だけではない。
学生が想定より大幅に少なければ、授業料収入は落ちる。
一方で、教員、施設、運営費などの固定費は簡単に減らない。この財務状況で、来年度の学生募集に必要な広告費、人員、高校訪問、奨学金原資を本当に確保できるのか。
そこに市報の対談は踏み込んでいない。
代わりに並ぶのは、学生の熱意、開かれたキャンパス、図書館やカフェの利用。
明らかに「論点ずらし」を狙っている。
さらに、市報も公費で作られている。
令和8年度の広報武雄編集業務は1回発行あたり約107万円。
大学誘致に公費を使い、その失敗を美しく見せる広報にもまた公費を使う。
これは二重におかしい。
市報は、小松市長と武雄アジア大学のPR紙ではない。
市民への説明の場だ。
・37名しか集まらなかった本当の原因。
・武雄アジア大学の財務がもつのか。
・200名を迎えるという来年度の募集活動は本当に可能なのか。
・13億円の補助金返還の担保はあるのか。
・小松政市長はどう責任を取るのか。
そこを語らず、本質とはかけ離れた美辞麗句を並べる。
武雄市と武雄アジア大学が住民をどう見ているのか、よくわかる。この程度の発信で説明したことになる、とでも考えているのだろうか。




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