2026/7/6

概要
近年、有収率が低下傾向にある中、令和7年度は、従来からの音聴による漏水調査の範囲を拡大して実施しましたが、さらに、漏水対策の強化策として、これまでの調査に加え、人工衛星を活用した漏水調査を実施するものです。
この調査は、市全域の水道管路を対象に、人工衛星から地表面に照射したマイクロ波の反射波を解析し、漏水の可能性がある区域を抽出した上で、その範囲に対して音聴調査等を行い、漏水箇所を特定するものです。
こうした取組により、漏水の早期発見と修繕につなげ、有収率の向上と水道水の安定供給を図ってまいります。
調査期間
7月から9月 人工衛星による調査・解析
10月から 漏水の可能性がある範囲の調査、漏水の修繕
★令和8年3月議会・議案第40号令和8年度高槻市水道事業会計予算について
<1回目>
一部、高木議員の質問とか代表質問と重なる部分もあると思いますが、ご了承をお願いします。
(1)人工衛星で漏水の可能性のあるエリアを半径100メートルの範囲で特定できるということですが、事前の説明ではその範囲で漏水している可能性は40%程度で、漏水の可能性がないとされたエリアでも漏水している可能性があるということでした。信頼性がやや低いと思われますが、この調査結果をどのように活用するんでしょうか。これまでと比べて効率的に漏水の箇所を特定できるんでしょうか、お答えください。
⇒今回の調査につきましては、調査範囲は市内全域の管路を対象としております。
調査方法は、人工衛星から得られたデータを解析し、漏水の可能性がある区域を抽出した上で、その範囲に対して詳細な調査を行い、漏水箇所を特定するものでございます。
(2)念のためお聞きしますが、これまではどのように漏水の調査をしてきたんでしょうか、お答えください。
また漏水しやすい水道管はポリエチレン一層管という水道管だということですが、全水道管の何%なんでしょうか、お答えください。
⇒これまでは漏水のおそれが高い給水管のポリエチレン一層管と、これに接続する配水管を対象に調査を実施してきました。なお、ポリエチレン一層管の割合につきましては、全給水管の約19%となっております。
(3)最近特に西日本の雨量が少なく、渇水が心配されています。高槻市は地下水も水道水として使用していますが、令和8年度は水不足になる心配はないんでしょうか、見込みをお答えください。
⇒大冠浄水場の地下水は、これまで雨量が少ない年であっても年度当初に予定していた水量を確保できておりました。
<2回目>
(1)人工衛星での調査に基づいて実際に漏水があったかどうかを確認した結果については、人工衛星の事業者へ提供するんでしょうか、お答えください。
また、人工衛星の調査は今回限りなんでしょうか、それとも今後も行うんでしょうか、お答えください。
⇒漏水が発見された場合は、その結果を委託業者と共有する予定でございます。また今後につきましては、本調査の結果を踏まえ、検討してまいります。
(2)漏水のおそれが高いポリエチレン一層管は、全給水管の約19%だということです。ポリエチレン一層管とそれ以外の水道管の漏水率はそれぞれどれだけなんでしょうか、お答えください。
また、念のためお聞きしますが、ポリエチレン一層管が漏水していた場合はどうしていたんでしょうか。管ごと取り替えたんでしょうか、それとも補修しただけなのでしょうか、お答えください。
⇒令和6年度におけるポリエチレン一層管の漏水修繕件数は、管全体の約90%となっております。またポリエチレン一層管で漏水した場合、原則として全部取替えを行っております。
(3)ポリエチレン一層管が全て別のものに置き換わるのには何年かかるんでしょうか、お答えください。
⇒配水管の更新に合わせてポリエチレン一層管も取り替えておりますが、配水管の更新についてはかなりの時間を要するものと考えております。
(4)高槻市の水道水は約3分の1が市独自の自己水、地下水と表流水、約3分の2が淀川を水源とする大阪広域水道企業団からの水で構成されていると市のホームページに記載されていました。大阪広域水道企業団からの水がなくなった場合、地下水だけでどれくらい対応ができるんでしょうか、お答えください。
⇒大阪府北部地震で、大阪広域水道企業団からの供給が途絶えた例では、約8万5900戸で断水及び濁水の影響が生じました。
<3回目>
あとは意見を述べます。
人工衛星での調査については信用性がやや低いようですけれども、そういった新しい技術には試行錯誤がつきものです。科学技術の向上のためにはフィードバックは欠かせませんので、ぜひ現地でどれだけの漏水があったのか、事業者に情報提供してあげてくださいというふうに申し上げようと思ったんですけども、先ほど高木議員のほうから、イスラエルの軍事産業との関係がちょっと危惧されるようなご発言がありました。万が一、何か軍事利用、軍事転用されるようなものであれば、そういった情報提供は避けていただきたいと思います。
ポリエチレン一層管の漏水修繕件数は管全体の約90%であるにもかかわらず、ポリエチレン一層管の割合は全給水管の約19%もあって、全て置き換えるのには何年かかるのかも答えられないぐらい、かなり時間がかかるようです。
けれどもそうすると、人工衛星などで調査をしても、次々と漏水していって、イタチごっこやモグラたたきみたいなことになってしまうと思いますので、早急に置き換えていってください。できるだけ速やかに対応してほしいと思います。
水不足が各地でいわれてる中で、高槻市の水道水の約3分の1が市独自の自己水、地下水で賄われているのは本当にありがたいことだと思います。大阪府北部地震で大阪広域水道企業団からの供給が途絶えた例では、約8万5900戸で断水及び濁水の影響が生じたということですけれども、今後もし渇水になったらどうなるのか、どうすべきなのか、事前にしっかりとシミュレーションをしていただければと思います。
要望しておきます。
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ホーム>政党・政治家>北岡 たかひろ (キタオカ タカヒロ)>人工衛星による水道管の漏水調査はあまり効率的ではないが科学の進展のために取り組むべき