2026/1/20
今回の一般質問では、「使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収・リサイクルする取り組みを、北名古屋市として導入できないか」という点をテーマに、市の考え方を問いかけました。
現在、全国には アイシティecoプロジェクト という仕組みがあり、使い終わったコンタクトレンズの空ケースを回収し、再資源化する取り組みが行われています。回収されたプラスチックはリサイクルされ、その売却益は、角膜移植を必要とする患者を支援する 日本アイバンク協会 に全額寄付されます。環境対策であると同時に、医療や福祉にもつながる仕組みになっています。
このプロジェクトには、すでに多くの企業、学校、自治体が参加しており、回収された空ケースは累計で数百トン規模に達しています。その結果、プラスチックごみの削減だけでなく、二酸化炭素排出量の削減にも貢献していると報告されています。参加している自治体では、市役所や図書館などの公共施設に回収ボックスを設置し、市民が日常の中で無理なく協力できる環境を整えています。
使い捨てコンタクトレンズの利用者は、10代から30代の若い世代が中心です。公共施設に回収ボックスがあれば、特別な行動を起こさなくても、「ついでに」環境に配慮した行動ができます。こうした小さな体験の積み重ねが、若い世代にとって、環境問題や社会貢献を身近に感じるきっかけになると考えられます。
さらに、この取り組みには福祉的な意義もあります。回収された空ケースの分別や洗浄作業は、障害のある方の就労支援施設で行われ、作業に応じた工賃が支払われています。環境への配慮と同時に、障害のある方の働く機会や収入の確保にもつながっている点が、大きな特徴です。
このように、
・プラスチックごみの削減という環境面の効果
・障害のある方の就労支援につながる福祉的効果
・若い世代の環境意識や社会参加意識を育てる教育的効果
この三つを同時に持つ事業であることから、北名古屋市としても、公共施設への回収ボックス設置などの形で参加できないか、その可能性と考え方を確認する内容の質問でした。
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