2026/5/22
令和の玲!しもだ玲です。
今日の朝は、
大泉学園駅での活動報告からスタート。
今朝は雨脚も強く、一段と寒かったです。
朝活後は、練馬区議会の
総合・災害対策等特別委員会に出席。
当議会は、6月に議会人事があり、
その際、委員会の改選も行われます。
そのため、
私が所属するこの特別委員会は、
今期最後の開催となりました。
中間報告とは何か
地方議会には、
大きく分けて2種類の委員会があります。
1つは、常設の【常任委員会】
総務、福祉、建設など、
分野ごとに議案や請願の審査・調査を行う委員会です。

もう1つが、
特定の重要課題を調査するために
設置される臨時の委員会【特別委員会】です。

特別委員会は、
次年度以降も引き続き調査が必要な場合、
これまでの議論や課題をまとめ、
本会議で報告するのが「中間報告」です。
つまり中間報告は、
単なる活動紹介ではありません。
この1年間で、
・何を問題視したのか
・どこに課題があると考えたのか
・次年度に何を引き継ぐべきなのか
それを本会議、
そして区民の皆さまに示すためのものです。
原案を読んで感じた違和感
今回、正副委員長案として示された
中間報告を拝見し、率直に感じたのは、
「だから、なんの?」

でした。
例えば、上記報告案の赤字部分、

視察したことはわかりましたが、
・何が参考になったのか
・練馬区にどう活かすのか
が、報告されていません。
報告の内容の多くは、
・理事者説明の要約
・視察報告
・引き続き調査研究する
という記述がならんでいました。
もちろん、経過を記録することは大切です。
しかし、
中間報告として本当に必要なのは、
「何を聞いたか」だけではなく、
「そこから何を課題として捉えたのか」
「今後どう改善すべきなのか」
という委員会としての分析や評価です。
課題の掘り下げが必要
例えば、地域防災に関する報告では、
・参加者減少
・暑さ対策
・より実践的な訓練への改善
などの記載がありました。
しかし報告書としては、
・なぜ参加者が減っているのか
・現行の訓練は本当に実践的なのか
・区として優先的に改善すべき点は何か
といった構造的な課題認識までは、
十分に踏み込めていない印象でした。
これでは、
区民の皆さまが読んだときに、何が課題なのか分かりにくい。
また、次年度に委員会へ所属する議員が、
どの論点を引き継げばよいのかも見えにくいと感じました。
ブラシュアップが議会の質を高める
私は、この1年間、
自分が委員会で質疑してきた内容も例に挙げながら、
報告書に課題認識や改善の方向性を
加筆・修正すべきだと意見を申し上げました。
中間報告は、
委員会の“活動実績一覧”ではなく、
次の議論につなげるための引き継ぎ資料であるべきです。
しかし、私以外の議員からの異議はなく、
結果として原案通り決定されました。
行政には検証を求める。では議会は?
議会これまで、
行政に対して繰り返し、
検証、分析、透明化を求めてきました。
しかし、それを求める議会自身が、
報告書で同じことをできていないのであれば、
それはダブルスタンダードです。
4月、5月は議会日程もほんとどなく、
報告書の精度を高める時間は十分にあったはずです。
私も昨日は夜中まで、
加筆修正を求める意見の準備をしていました。
それだけに、
原案通りでよいという空気には、強い違和感を覚えました。
議会こそ、検証されるべき
行政をチェックするのが議会の役割です。
しかし、
議会自身の仕事もまた、チェックされるべきです。
中間報告は、形式的にまとめればよいものではありません。
1年間の議論を次につなげるための重要な資料です。
だからこそ、
「何をしたか」ではなく、
「何が課題で、どう改善するのか」
まで踏み込む必要があります。
行政に検証を求めるなら、議会も検証する。
行政に透明化を求めるなら、議会も透明化する。
その姿勢がなければ、区民に信頼される議会にはなりません。
引き続き、練馬区議会がより開かれ、
より実のある議論を行う場となるよう、しっかり声を上げていきます。
例え一人でも。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>「だから、なんの?」で終わらせない議会の中間報告書