2026/6/24
昨日の「岡TV生放送」では、現在行われている 杉並区長選挙 狛江市長選挙 の現場を視察した報告を中心に、これからの自治体に求められる「広聴・広報」のあり方について深掘りしました。
今回は、朝から阿佐ヶ谷や荻窪など杉並区内を回り、さらには井の頭線・小田急線を乗り継いで狛江市長選挙の現場も視察してきました。狛江市から大田区へは、多摩川沿いを自転車で1時間弱かけて戻ってきました。公共交通よりも早いルートなのです。
杉並区は面積が大田区の約8割、人口約58万人と、大田区(人口74万人)に近い規模感を持つ街です。来年4月の大田区長選挙を見据え、近隣の選挙戦から学べることは多いと感じ、事例研究として現場の空気を感じてきました。
掲示板に並んだ4人の候補者は、それぞれ独自のカラーを打ち出しています。(届出順・敬称略)

岸本さとこ(現職):ヨーロッパのNGO研究員という経歴を持ち、「対話」をキーワードに掲げています。

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大和田伸(新人):自民党推薦の45歳。行政のDXや「暮らしのアップデート」を提唱しています。

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増田よしひこ(新人):元富士通アメリカ法人社長。経営のプロとしての視点を強調しています。

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田中良(元職):20代での出産に100万円を支給するなどの大胆な政策を掲げて再起を図っています。


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特に注目したのは、現職の岸本氏が導入している「すぎなみブロードリスニング」というデジタル民主主義の試みです。これはデジタル上で区民の声を聞く「広聴」の仕組みですが、一方で登録のハードルが高いといった課題も見受けられました。
現場を歩いて驚いたのは、学童保育の待機児童問題です。令和7年5月時点で、杉並区では481人もの待機児童が発生しており、これは大田区の155人と比べても突出しています。こうした切実な課題が選挙戦の争点の一つになっています。

なお、大田区で学童保育の待機児童はカウントされていますが、大田区では、学童保育と放課後こども教室が併用されている仕組みです。子どもは放課後こども教室で過ごすことが出来るので、大きな問題は無いと、理解しています。学童保育の待機児は一概に論じにくいものです。
保育園の待機児童は、少ないのですが、今年になって、大田区でも待機児童が発生したとの速報に触れています。こちらは、新たな社会問題になるのかもしれません。

狛江市の選挙掲示板は、狛江駅にも近い狛江市役所前で見てきました。

狛江市役所には、図書館などのコミュニティーセンターが隣接しており、子どもを含めた多くの市民が集う場所となっています。まさに、シティーホールです。
3人の候補者が立候補しています。(届出順・敬称略)
奥村こうき(新人):26歳、5月1日に立候補表明。2万人と握手すると表現してますが、市民へ浸透するのは、間に合うか。

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立川せつ子(新人):76歳の市民活動家、矢野ゆたか元市長。これまで狛江で市長交代というと、セクハラなどスキャンダル辞任といったケースがありました。矢野ゆたか元市長は共産党区議でしたが、バカラ賭博で前職が辞任した後に当選されてます。

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松原としお(現職):74歳。副市長を最後に市役所を引退した後に、セクハラで市長が辞任した後に、自民党・公明党の推薦で当選。3期目を狙います。

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また、各自治体の「区報」の比較も行いました。
東京の自治体では、タブロイド判の月3回発行がデフォルトでしたが、徐々に月2回へと頻度を落とす自治体が現れ、大田区でも今年度から月3回発行に減らしています。経費の削減が狙いでしょう。
行政書士として、各地の自治体窓口を訪れていまして、先日、埼玉県朝霞市の市報を入手しています。月1回発行のA4判で30ページ程度の読み応えのある内容でした。行政は縦割り組織ですから、各部門ごとにきちんとページを割いて、広報する方式に意義を感じました。
大田区をはじめ、多くの自治体が6月号で水害対策を特集しています。しかしながら、その内容は「行政が提供したい情報」に偏っている印象です。
これからの広報・広聴において、私はAI(チャットボット)の活用が不可欠だと考えています。 私自身のウェブサイトでもAIチャットボットを導入していますが、膨大な区民からの質問に対して、AIが24時間、正確かつ詳細に答えを出すことで、行政問い合わせ窓口のパンクを防ぎつつ、住民の満足度を上げることが可能です。
「聞くこと」を大切にする対話型の政治を、どのようにテクノロジーで実現していくか。杉並区長選の結果を経て、来週もさらにこのテーマを掘り下げていきたいと思います。
新党大田では、共に街を良くしていく仲間を募集しています。詳細は概要欄をご覧ください!
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