2026/4/9
昨日のYouTubeライブ「岡チャンネル」では、 大田区人事白書 を掘り下げました。*人事白書は、区の人事行政の透明性を高め、区民の理解を深めるために毎年作成されている重要な資料です。
今、大田区は「人的資本経営」の発想を取り入れた「One Team Action」という基本方針を掲げています。特筆すべきは、令和7年度から23区で導入された「早期SPI枠」です。従来の公務員試験対策をしていない層でも、民間企業で一般的なSPI試験のみで1次選考を受験できるようになり、多様な人材の確保に乗り出しています。また、DX推進のために新設されたICT職の採用も始まっていますが、専門人材の確保は依然として大きな課題です。
白書によると、令和6年度の人事委員会勧告を受け、初任給や若年層の給与が引き上げられました。特別給(ボーナス)も年間4.85月分へと増額されています。
働き方の柔軟性も進んでおり、テレワークは原則週2日まで実施可能、時差出勤も9つのパターンから選択できます。特に男性職員の育児休業取得率は73.3%と、数年前の19.7%から劇的に上昇している点は注目に値します。
一方で、大田区役所には深刻な課題があります。
一連の選挙不正で大田区役所で3人が有罪処分に至っています。これは個々人の犯罪というより、組織的犯罪と言わざるを得ません。大田区役所の体質改善は必要不可欠です。
大田区人事白書では令和6年度に6件の懲戒処分が記録されています。
また、深刻なのが職員の健康と離職の問題です。病気休職者の約75%にあたる86人がメンタル不全を理由としています。
さらに、定年を待たずに退職する「普通退職者」が令和6年度には102人と、5年前の約2.4倍に急増しており、組織の「流出」が止まらない実態が明らかになりました。
大田区人事白書
成果を出した職員が報われる仕組みを作りたい。
今回の人事白書からは、先進的な制度導入が進む一方で、現場の疲弊や不祥事といった解決すべき課題が山積していることが見て取れました。
私たちの生活を支える職員の方々がどのような環境で働いているのか、今後も注視していく必要があります。
職員の方からのご意見も心党大田のサイトで承ります。

動画はコチラ
The post 大田区の「働く現場」はどう変わる? 大田区人事白書 から読み解く区政改革の現在地 first appeared on 東京都・ 大田区 のDX行政書士 | 岡高志(おかたかし)公式サイト.
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オカ タカシ/50歳/男
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