選挙ドットコム

中野 ひろし ブログ

大洲市議会令和5年6月定例会 2023年6月19日 中野ひろし一般質問 会議録

2026/5/13

大洲市議会令和5年6月定例会 2023年6月19日 中野ひろし一般質問 会議録

https://www.city.ozu.ehime.jp/kaigiroku/R05/202306teirei-2.html#202306teirei-2-51


  ~~~~~~~~~~~~~~~
午後1時00分 再 開
○桝田和美議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
  ~~~~~~~~~~~~~~~
○桝田和美議長 次に、中野寛之議員の発言を許します。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
〔14番 中野寛之議員 登壇〕
○14番中野寛之議員 失礼します。
 自由クラブ所属の中野寛之です。通告に基づきまして、6項目の質問を一問一答方式で行います。簡潔明瞭な質問を心がけて、今議会も理事者の皆様とよい議論ができればと思っております。よろしくお願いいたします。
 では、最初の項目です。
 JR予讃線海回り線の存続について2点をお尋ねします。
 1点目は、現状認識についてです。
 昨年9月、国土交通省はJR四国の現状と課題という文書を公表いたしました。その内容は、JR四国が直面する非常に厳しい経営環境やその支援策等でありました。
 その中でも、利用者が大幅に減少し危機的状況にある線区については、鉄道事業者と沿線自治体は相互に協働して地域住民の移動手段の確保や観光振興等の観点から、鉄道の地域における役割や公共政策的意義を再確認した上で、必要な政策に取り組むことが急務と明記されています。
 では、この文書にある危機的な状況にある線区とはどこになるのでしょうか。1つの目安として、輸送の密度が1,000人未満という要件を示されています。JR四国の中では、予讃線の海回り線、それから愛媛県と高知県をつなぐ予土線、それから土讃線の須崎-窪川間、それから徳島県阿南市以南の牟岐線、この4路線が該当しています。
 また、営業係数で見ますと、最悪順、悪い順に予土線の1,401、次いで牟岐線の1,185、そして予讃線海回り線の754となっております。
 このような客観情勢からいいますと、今後、極めて近い将来、この予讃線海回り区間の存廃論議が起こってくる可能性は非常に高いのではないかと危惧しております。理事者におかれましては、こういった現状をどのように認識しているのか、御答弁をお願いします。
 次に、利用促進策についてです。
 二宮市長におかれましては、当然ですが予讃線海回り区間の存続を求めていると思います。今後、JR四国に対して路線の存続を求めていくためには、現状を改善するために何らかの利用促進策が必要だと考えます。
 一つの例ですが、先ほど述べた徳島県の牟岐線では、存続に向けた対策として、並行して運行しているバスとの共通定期券の発行や乗り継ぎの円滑化、また運行ダイヤを分かりやすくするなど、乗ってもらうための対策や工夫を実施されておるそうです。
 大洲市においては、今後どのような利用促進策を模索していくのか、理事者の見解をお聞かせください。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、JR予讃線海回り線の存続についてのお尋ねにお答えをしたいと思います。
 初めに、現状認識について申し上げます。
 先月、ローカル鉄道再構築に向けた新制度につきまして、自治体等を対象として説明会が開催されました。国では、新制度について本年10月1日からの施行を目指していますが、鉄道廃止、バス転換を意図したものではないと明言をされております。
 利用者の減少が著しく、鉄道単独での再生、鉄道事業者の経営努力のみでの再生が厳しい場合には、まちづくり、観光など、地域全体の再生ビジョンの中での位置づけを確認し、地域と連携しながら取り組むことが必要で、都市、地域振興政策と交通政策の融合がローカル鉄道再構築の目指すところとされております。
 特に、輸送密度1,000人未満の線区につきましては危機的状況であるため、協議の場が設けられることが望ましいとされております。
 県内において、令和3年度の輸送密度が1,000人未満の線区につきましては、予讃線の向井原-伊予大洲間、いわゆる海回りと予土線でございます。
 一方、御案内のとおり、観光列車伊予灘ものがたりの乗車率は、令和5年4月現在、常に9割近くと好調を維持しているわけであります。愛媛の観光としてはなくてはならないものになりつつあります。
 また、長浜高校の入学者数も増加し、地域と連携した活動も推進されており、少しずつ活気を取り戻しつつあります。
 さらに、長年の懸案でありました第3次開発事業につきましても、関係者とともに計画策定に向けた協議を進めてまいりますので、今後、埋立て等により伊予長浜駅に近接する市街地の状況も大きく変わってくる可能性がございます。
 本市では、昨年度に策定した大洲市地域公共交通計画におきまして、伊予長浜駅から伊予大洲駅までを幹線交通として、必要不可欠な交通手段として位置づけております。しかしながら、過疎化、少子化の進展により利用者が減少していることも事実でございますので、地域の在り方を検討していく中で、鉄道をどのように生かしていくのかなど、関係者の皆様と意見交換や協議を進めていく必要があると考えております。
 次に、利用促進策についてお答えをいたします。
 国では、今回の新制度運用に関しては、観光利用のみに頼ることは持続可能性が必ずしも高くないため、立地適正化計画等のまちづくりと一体になった取組と鉄道サイドによるダイヤ見直し等も含めて、住民が日常的に鉄道を使うための仕掛けを検討するべきであるとの考え方を示されております。
 先ほど御紹介しました伊予灘ものがたりの運行実績は好調ではありますが、これだけでは根本的な解決にはなりませんので、議員御指摘のとおり、鉄道とバスとの共通区間において、指定の駅とバス停留所から鉄道とバスの両方に乗車ができる共通定期券、同じ間隔の時間で運行を行うダイヤ定時制の導入など、利用者を増やすための対策や工夫が必要であると認識はしているところであります。
 現在、伊予大洲駅においては、通勤通学、そして観光客を想定した時間帯における路線バスとの接続調整を行いながら、交通利便性の向上を図り、利用促進を図っているところでございます。
 また、先日本市で開催されました四国知事会におきまして四国新幹線の話が取り上げられましたが、JR予讃線海回り線の存続のためには、この四国新幹線のほか、現在4車線化が進められております松山自動車道など高速道路、バスやタクシーなども含む交通政策全般の問題として捉え、沿線市町や県とも連携しながら、大局的な視点での議論が必要であると考えております。
 本市では、毎年JRをはじめとした交通事業者や住民等で組織した大洲市地域公共交通活性化協議会による会議を開催しておりますので、まずは今回の新制度運用に関して関係者と意見交換などを進めてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、これらの協議、議論につきましては、利用者の利便性の確保を前提として進めていくべきものと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げまして、以上お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 先ほど市長から、関係者と意見交換、また協議を進めていくとの答弁がございました。そしてまた、四国新幹線についての話も少し出てきたんですが、昨今、徳島県知事が淡路島ルートですか、それを断念して岡山県の瀬戸大橋ルートに一本化するというような表明をしたと報道されております。その背景には、やはりJR四国の経営基盤を安定化させることがまず急務であると、それによって当然徳島県でも存続が取り沙汰されております牟岐線、阿南市以南の牟岐線を何とか存続させたい、その意図があるというふうに報道されておりました。
 一方で、もう一つの赤字路線、予土線というのはやはり愛媛県と高知県にまたがっておりますし、最近もJR予土線を盛り上げる団体の総合アドバイザーに建築家の隈研吾さんが就任するなど、様々、沿線も路線の維持に向けて取り組んでおります。こういったところと比べてみると、海回り線というのはどうしても方策が遅れておるんじゃないか、そういう危機感を持っております。
 今朝、ちょうど愛媛新聞に偶然海回り線の存続について記事が出ておったんですが、市長のコメントの中で、JRからは詳しい話はまだ聞いていないということですが、詳しい話をしていないというのがもしかすると考えてることがあるんじゃないか、そのように思うところもあります。こういう海回り線を見ると、特に松山への交通、伊予大洲、八幡浜、宇和島から考えると、既に内山線がありますので、どうしても南予と松山を結ぶ必要な路線という点ではちょっと乏しい点がある、そこら辺はなかなか厳しいところじゃないかなと思っておりますが、そういう海回り線を取り囲むこの状況についてどのような認識か、もう一度答弁をお願いいたします。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
○二宮隆久市長 再質問にお答えをしたいと思います。
 基本的には、やはり利用をどう増進していくか、そこを考える必要があるのかなと思っております。
 もう一点は、やはり民営化のときの問題だと思うんですけれども、人口の少ない四国だけで民間会社にしてやっていけるかどうかという問題も、やはり根底には私はあると捉えております。知事もよく言っておられるわけですけれども、基本的には国が社会基盤として鉄道の在り方を議論すべき、これがやはり私は必要ではないかなとまず思っておりますので、お話をさせていただいたらと思います。
 そして、伊予灘ものがたり、本当に多くの皆様に利用をいただいておりまして、私も2度ほど乗車させていただきました。
 特に、下灘駅や五郎駅、あるいは白滝駅など、住民の皆さんが本当に伊予灘ものがたりを歓迎して迎えていただき、また愛していただいているのを拝見して実感をしているわけでございまして、ある程度もう日常生活の一部に伊予灘ものがたりがなっているのかなと思っております。
 ただ、やはり1両編成で走っている通常の路線を見ますと、通勤、通学時間帯以外は本当にちょっと乗車率が悪いのかなと見ておりまして、そこらをどういうふうに利用しながら促進策を取っていくかが課題かなと思っております。
 ただ、この点につきましては、行政サイドだけでやきもきしても始まりませんので、実は記者会見のときの私の発言が今朝の愛媛新聞でも紹介いただいておりましたけれども、それ以降2度、いろんな会でJR四国の部長さんとお話をさせていただく機会がございました。この件につきましては、事務レベルでまず一度話をしてみたいというような申入れをいただいておりますので、応じたところでございます。
 そういった過程を踏みながら、今後対応を考えていきたいと思っております。
 以上、お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 この海回り線を何とか存続させたい、今後も将来にわたって大事な路線として維持していきたいという思いは同じであります。それに向けてはなかなか状況が厳しい中、今まで以上の取組、工夫が必要だと感じております。ぜひ、関係者と様々な協議を進めて、おっしゃったように観光だけではなかなかもちません。今、向井原、それから伊予大洲間の輸送密度が364人と出ておりました。これは今、伊予灘ものがたりが幾ら人気といっても、その定員は58名です。9割乗っても50名ですので、それを週に2日2往復しても、計算すると大体輸送密度が70人ぐらいですか。
 ですから、もし伊予灘ものがたりがなければ300人前後というところですから、抜本的な解決になっておりません。1,000人の規模でいこうとすると、満席にして1日7往復ぐらい走らなきゃいけないと、それはやはり現実的じゃない。市長がおっしゃるとおり、沿線住民やそこに住む方が利用してもらうように誘導していかないと、この先存続していくことは非常に難しいと思っております。
 1つには、市長もおっしゃったような駅のにぎわいの創出も急務です。特に、この海回り線の中でも人口の多い伊予長浜駅というのは、重要なポイントになると思います。これらの駅のにぎわい創出については、市長、どのような考えか、答弁をお願いします。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
○二宮隆久市長 海回り線の存続に、やはり長浜高校の生徒さん、そしてこれから構想を練ろうとしております第3次開発計画、長年の懸案事項であったわけですけれども、地域の将来を考えた場合には、やはりこのことは避けて通れない、海岸端のグランドデザインをやはり考えた上で、この路線についても考えていく必要があるのではないかなと思っております。
 そういったことで、地域の振興に向けて長浜駅の活性化策についても、今後の一つの課題として、第3次開発計画の構想の中で、1つの核として捉えていきたいと思っておりますので、以上お答えとさせていただきます。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 どうか存続に向けて取り組んでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
 では次に、2点目、市内県立学校の魅力向上について3点お尋ねいたします。
 まずは、市議会からの提言についてです。
 昨年7月、愛媛県教育委員会が県立学校振興計画案というものを示されました。大洲高校と、それから大洲農業高校の統合、それから肱川分校の募集停止など、一連の計画案に対して市内でも様々な議論が巻き起こりました。
 大洲市議会におきましても、主に厚生文教委員会において議会としてどのように対応すべきか議論を重ね、2月28日に桝田議長名で二宮市長に対し3項目の要望を行っております。
 その3項目とは、1、生徒、保護者から進路先として選んでもらえるよう、本市の特色を生かしたより魅力的な県立高校の実現のため必要な支援を行っていただきたい。2点目が、多様な背景を持った子供たちを継続して受け入れられる環境づくりに努めていただきたい。3つ目が、上記事項の実現のため、愛媛県と協力し市議会や関係機関等と連携を図っていただきたいというものであります。
 これらの要望に対しまして、理事者はどのように考えておられるのか、その見解をお聞かせください。
 次に、市内の高校進学に関する現状認識についてお伺いします。
 愛媛県教育委員会の資料によりますと、大洲市内の高校生の約25%が大洲市喜多郡外の高校に進学しているという実態があります。その多くは、松山市など中予方面の高校であり、一部が八幡浜市、西予市などに流出しています。
 令和8年度に大洲農業高校が大洲高校に統合されることになりますが、松山市の大手進学塾による高校受験への影響分析レポートによりますと、大洲市内の中学校でリーダーシップを発揮している生徒や成績上位層の生徒が大洲市喜多郡外の高校を選択する傾向に拍車をかけると見ているそうです。
 その背景には、令和2年4月から私立高校授業料の実質無償化が始まったことや、私立高校の生徒確保に向けた様々な取組の影響もございます。
 また、大洲市喜多郡からの流出が多い理由には、通学時間1時間の壁問題も影響していると考えられます。大洲市から松山圏域には、JRの特急だと約35分、定期券も比較的安いのに対して、八幡浜市、西宇和郡の場合は通学時間や定期券価格の問題もございます。そのため、地元中学校から地元県立高校への進学者数がある程度維持されておる、このように考えられます。
 現に、大洲高校ではここ数年定員割れが続いております。大洲市内の中学生に選ばれない高校になってきているのではないかと強く危惧をしています。
 そして今後は、高校進学の松山市エリア一極集中を避けるためにも、現状に対して様々な問題点の洗い出しを行い、愛媛県に対しても提言していく必要があると考えます。
 一つの例ですが、いわゆるキャリア教育として大洲高校や長浜高校を卒業した大学生や年代の近い社会人にオンラインで気軽に相談できる体制の整備や、伊方町の三崎高校、それから西予市の野村高校で運営されている公営塾の開講など、地元県立高校の魅力向上が急務と考えておりますが、理事者の見解をお聞かせください。
 3点目は、給食の提供についてです。
 久万高原町の上浮穴高校や愛南町の南宇和高校など、県立高校で給食を提供するケースが増えてきております。今月から給食の提供を開始した南宇和高校では、全校生徒258名のうち113人が利用しており、大変好評であると伺っております。
 大洲市学校給食センターは、1日4,300食の配食が可能と伺っております。現在は1日に3,400から3,500食を配食しておりまして、1,000食程度の余裕があると見ております。合併後の大洲高校と、それから長浜高校の生徒全員が給食の提供を希望したとしても配食能力の上では十分可能であるというふうに思われます。
 もちろん、高等学校側において給食を受け入れる設備の整備が必要なことなど課題はございますが、愛媛県下でも先行事例が出てきています。給食の提供に向けた調査をしていくべきではないでしょうか。現在の高校生を持つ保護者は、共働き世帯がほとんどであります。子育て支援の一環としても、ぜひ実施に向けた検討協議を進めていただきたいと考えますが、理事者の見解をお聞かせください。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、市内県立学校の魅力向上についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、市議会から市長への要望についてお答えをいたします。
 本年2月28日付で市議会から受けました要望につきましては、市内高校教育の維持、存続への思いであると受け止めております。
 県立学校の立地自治体の長といたしましても、地域の児童生徒にはそれぞれの高校で確かな学力を育み、部活動で豊かな人間性、社会性を育成し、さらには地域に貢献できる人材へと成長してもらいたいとの思いがございます。そのためには、市議会からの要望にもありましたように、生徒から選んでもらえる魅力ある県立学校であることが重要と考えております。
 愛媛県教育委員会では、今年3月に県立学校振興計画を決定され、大洲高校と大洲農業高校の統合が令和8年度からとなり、大洲高校肱川分校の募集停止は延期され、長浜高校は魅力化推進校として存続することとなりました。少子化などのため、近年では市内の県立学校の全てにおいて定員割れが続いている状況であります。これらのことから、市内県立学校の統合を含む今回の振興計画の内容となったものと思っております。
 一方、長浜高校の水族館部では、特色ある部活動とし、メディアにも幾度も取り上げられ、全国に紹介されることで知名度を上げて、全国からの生徒募集に力を注いだことにより、市内外からの入学生が増加し、昨年度は分校化の危機を免れ、今年度も市外から多くの生徒が入学されているところであります。それぞれの県立学校において特色を生かし、それを魅力として見いだし情報を発信していくことが重要となってまいりますので、今後市といたしましても、県と協力した県立学校の魅力化への取組や市内の各種団体、事業者などの皆様との情報共有や意見交換の場を設けることについて検討してまいりたいと考えております。
 次に、市内の高校進学に関する現状認識についてお答えいたします。
 市内県立学校の魅力化に取り組む上で、市内中学生の市外高校への進学、大洲高校の定員割れなどの状況は、少子化に加え、近年の市内中学生の高校受験時の選択判断や、その行動の結果であるという現状認識が必要であると考えております。
 令和3年度に県教育委員会が、当時、大洲市を含む県内市町立中学生を対象にアンケートを実施し、回答があった中学2年生9,486人の結果を見ますと、高校を選ぶ際に重視するのは、まず第1に就職や進学の実績、第2に学科やコースの内容と答えております。また、3番目に重視するのは通学の利便性で、高校への通学にかけてもよい時間は、およそ6割の生徒が1時間未満と答えている一方、1時間以上から2時間未満までならよいと答えた生徒が11%、通学時間の長さは気にしないと答えた生徒は23%で、全体の3分の1の生徒は1時間以上の通学でもよいと回答しております。
 このことから、回答した中学生は、高校在学中の学びや体験、卒業後の進路に高い関心を寄せており、通学の利便性を考慮しつつも、自分自身の将来のために高校への進学を目指そうと考えていることがうかがえます。
 大洲高校では、現在普通科369人、商業科103人の計472人の生徒が勉学や部活動に励んでおりますが、令和4年度の大学進路実績においては、国公立大学に61人が合格され、私立大学、専修各種学校についても、生徒が希望された進路をかなえられ、就職希望者については4人全員が第1希望の職種に就職したと伺っております。
 また、令和4年度において、漢字能力検定2級合格6人、実用英語技術検定2級合格37人、さらに日商簿記検定2級合格2人をはじめビジネス、情報処理、会計実務などの資格を多くの生徒が取得したほか、生徒の9割が運動部、文化部の部活動に加入し、文武両道の充実した学生生活を送っているようでございます。
 このように、現状においても市内の中学生にとって受験校としての魅力を有し、かつ通学の利便性に優れた高校であると認識をしているところであります。高校入試の難易度や入学するときの印象が注目されがちでありますけれども、今後こうした在学中の学びや体験、進路実績をうまく対外的に伝えていくことも大洲高校の魅力化につながっていくと考えているところであります。
 市といたしましても、市内の中学生に進学先として選ばれることが、将来にわたる市内県立学校の存続に欠かせないものだと考えております。
 議員御提案の、大洲高校を卒業した大学生によるオンライン相談など、在学中の多様な学びを充実させ、卒業後の進路へとつなげる効果的な方法につきましては、先進事例等について研究してみたいと考えているところであります。
 統合により新校となる大洲高校の魅力向上に向けて、可能な支援策の検討や事業者や団体、学校、行政などの産学官が連携し、生徒のことをまず第一に考えた取組を進めてまいりたいと考えております。
 次に、給食の提供についてお答えをいたします。
 議員御指摘のとおり、学校給食センターの能力は1日最大4,300食であり、現在約3,500食の給食を配食しておりますが、児童生徒数の減少により、年々配食数も減少傾向にございます。学校給食センターを有効に活用し、高校生へ給食を配食することは、共働き等の子育て世帯の保護者の負担軽減となり、高校の魅力向上にもつながるとの御指摘と認識いたしております。
 しかしながら、県立高校への給食提供となりますと、県教育委員会や給食を受け入れる高校側の意向と、給食食数の取りまとめや配食する給食の受入れ体制など、様々な調整が必要にもなってまいります。
 また、給食の調理、配送につきましては、株式会社大洲給食PFIサービスに委託しておりますので、業務の増加による追加費用など、高校への対応を可能とする協議が必要となってまいります。
 そこで、学校給食センターでは、市内高校の生徒、保護者及び教職員等を対象に、学校給食の提供に関する需要調査及び学校給食の受入れ体制等に関するアンケート調査を行うよう準備をしているところであります。市内高校への給食の提供につきましては、関係機関の理解と協力が必要でありますので、アンケート調査結果を踏まえ、今後の保護者支援や高校の魅力化策を検討してまいりたいと考えております。
 市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、以上お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 市内の高校進学に関する現状認識について、1点再質問いたします。
 先ほど市長がおっしゃったように、中学生アンケートの結果によると、一番にはやっぱり就職、進学の実績というものを重視するというのは現状認識としてそのとおりだと思います。
 ですから、現状がこのように多く定員を割れてしまうというのは、その時点でなかなか選ばれなくなっておるというのが実態ではないかと感じております。
 今回、この県立高校の再編、振興計画が浮上してきて、注目は大洲農高の廃止問題が当初はクローズアップされて、存続の会の活動等が注目を集めたんですが、私はもう県教育委員会の説明等や、今内外を取り巻く環境を見ておると、実はこれは大洲高校の問題じゃないのかという思いを強くしております。何とか市内の学校のある程度のレベルを維持して、そして大洲市内で就職や進学の希望がかなう形は整えていかなければならない。今までは県立学校ですから県がすることということであまり基礎自治体が関わってこなかったのもあるんですが、今度の再編統合の話等を見ておると、むしろもう基礎自治体にもかなり関わってくるという結果だった、そのようにも感じております。
 そのためにも、何とか新大洲高校の一層の魅力向上というのは重要だと考えております。その点については、再度市長答弁をお願いします。どのようにお考えでしょうか。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
○二宮隆久市長 私も同感であります。と申しますのは、やはり市内の我々の子弟が市内の高校でいい教育を受けて、社会人として、あるいは大学、専門学校等へ進学してほしいと、それは多くの保護者の方も思っておられるのではないでしょうか。
 そういった意味で、この少子化が急速に進行する中で、かつての議会でもお答えしたこともあろうかと思いますけれども、やはり市民がみんなで地域の方向性をどう育んでいくのか、また中学生を育んで、どういった形で高校へ送らせていただくのか、そういったことをみんなで考えていく、盛り上げていくと、そして地域のそういった高校教育の環境を、県教委だけではなく我々自治体も、あるいは市民や事業者の皆様もできれば御協力をいただいて盛り上げていただきたい、そういうふうに持っていってこそ、市内の高校が頑張っていただけるのではないかなと思っておりますので、どうか御協力をお願い申し上げまして、以上答弁とさせていただきます。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 答弁ありがとうございます。
 認識といろんな危機意識については共有しておるものと考えております。
 午前中の大野議員さんの質問の中での副市長の答弁で、今後の県立学校、大洲高校、分校も含めて、長浜高校も含めて魅力向上のための意見交換会を検討しておるという答弁があったんですが、それについてはどういったものをイメージしておるんでしょうか、少し答弁をお願いいたします。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
○二宮隆久市長 私のほうからお答えをしたいと思います。
 行政と、そして議会の有識者の皆様、そして市民あるいは経済界の皆様、同じような考え方を持っていただいている方で、どういった形で市内の高校を盛り上げていくのか、そういった意見交換をできるような場を一つは持ちたいという考えがございます。
 そのことは、これからまた御相談をさせていただきたいと思っているところでございます。
 もう一点は、例えば現在農高にも大洲高校の肱川分校にも教育振興協議会といった形の組織をつくっていただいておりまして、両方とも実は大洲市長である私が会長を務めさせていただいております。地域の議会の皆さんとか卒業生の代表の方も入っていただいておりますし、保護者代表の方も入っていただいてるわけですけれども、大野議員さんもおっしゃっていただいたように、通常は年に一度、総会で顔を合わせて意見交換をするというような状況でございますので、そういった既存の協議会がせっかくあるわけですから、そこらを活発に議論をしていくように、これからはまた御相談をしながらやっていく必要、盛り上げていく必要があると考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 以上、お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございました。
 今回の振興計画を基に明らかになってきた様々な問題点、ぜひ一つ一つ解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。期待しております。
 それでは、3点目の質問に行きます。
 不妊治療費の助成について2点お尋ねをいたします。
 1点目は、不妊治療費の自己負担額についてであります。
 今議会におきまして、不妊治療費等補助事業521万1,000円が計上されています。妊娠を望む御夫婦や不妊に悩む多くの御夫婦にとって、これら市の支援というのは大きな支えになると評価をしております。
 一方で、不妊治療は一度で終わるものではありません。1年間に複数、そして数年にわたるケースも珍しくはありません。具体的な自己負担額の明示も必要と考えます。
 1つの試算として、1年に3回不妊治療を行った場合を想定し、令和4年4月の保険適用前の自己負担額、そして保険適用後の自己負担額、そして今回の助成制度が導入された後の自己負担額について、その金額を具体的にお示しをください。
 次に、今後の制度拡充についてお尋ねいたします。
 今回の不妊治療に対する新たな助成制度の取組は、この問題に悩んでいる多くの方々を勇気づける施策であると評価をしております。
 一方で、これら不妊治療を大洲市民が受診するためには、松山市や東温市にある特定不妊治療を実施している病院まで出向く必要があります。実際に不妊治療を受けるには時間の指定もありますので、仕事を休む必要があり、また松山市や東温市までの交通費も必要となるなど、まだまだ治療を受ける方の負担が大きい現状であります。
 今回の制度導入後の検証も踏まえた上で、今後さらなる制度拡充が必要と考えますが、理事者の見解をお聞かせください。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○徳永善彦副市長 議長
○桝田和美議長 徳永副市長
〔徳永善彦副市長 登壇〕
○徳永善彦副市長 それでは、御質問の不妊治療助成についてのうち、まず初めに不妊治療費の自己負担額についてお答え申し上げます。
 不妊治療につきましては、議員御指摘のとおり、高額な医療費がかかることから、令和4年4月に保険が適用になるまでは、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、県及び市において特定不妊治療費助成事業を実施し、治療費について1件当たり県30万円、市5万円を上限に助成を行ってまいりました。
 診療報酬の改定により、令和4年4月から基本治療が全ての保険適用となり、この特定不妊治療費助成事業は終了となりましたが、保険が適用され高額療養費の支給を受けましても、まだまだ負担が大きい状況が続いております。
 そのため、本市では、不妊治療においてさらなる経済的負担の軽減を図るため、愛媛県の人口減少対策総合交付金を活用いたしまして、不妊症の診断に必要となる妊娠前の検査費用や保険適用外となる先進医療に係る経費を補助することといたしました。また、これに併せて保険適用後においても不妊治療の自己負担が高額でありますことから、今回市単独の支援策として1回の治療につき5万円を上限に、支払った費用の2分の1を助成する不妊治療費補助金を創設いたしました。
 令和4年4月から保険適用になりました不妊治療には、一般不妊治療と生殖補助医療がございます。不妊の原因等に応じて最適な治療法が選択され行われますが、原因の治療を行っても妊娠が得られない場合は、必要に応じて一般不妊治療から生殖補助医療へと高度な治療に進んでいくこととなります。
 また、1回の生殖補助医療では妊娠に至らなかった夫婦の多くの方は、2回目、3回目と治療を継続され、複数年にわたる治療となる場合もございます。経済的負担と精神的負担は計り知れないものがあると推察いたしております。
 年3回の生殖補助医療を行った場合のモデルケースによる経費について試算いたしますと、まず令和4年3月までの保険適用されない場合の経費が、3回の治療費合計で約100万円、令和4年4月以降の保険適用される場合の経費、これが合計で約40万円、これに今回の助成制度の導入により自己負担額は26万円程度に負担軽減されるものと考えております。
 次に、今後の制度拡充についてでございますが、中野議員御指摘のとおり、生殖補助医療を受ける場合には、松山市や東温市等の指定医療機関への通院が必要となります。治療を受けるための休暇や交通費など、治療費以外の課題も多いものと理解しております。
 しかしながら、通院に係る交通費等につきましては、他の疾病の通院においても共通の課題と捉えておりまして、その対応は様々な角度から検討していく必要があると考えております。
 妊娠を望む夫婦や不妊に悩む夫婦に寄り添い、また子育て世帯が安心して出産し子育てができるよう、今後も国、県の人口減少対策等の動向を注視しながら、子育て世帯への支援拡充に取り組んでまいりますので、議員各位の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、答弁といたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 先ほどの答弁の中で、保険適用前が100万円、保険適用で40万円、そして今回の補助で26万円と負担額を減らすことができて、これは大変悩んでおられる方にはよいニュースだと思います。
 一方で、この不妊治療の問題というのはなかなか繊細な問題ですので、人に相談しにくい、今も大洲の市内でも人知れず悩んでる方もたくさんございます。ぜひ、これらの今後の制度の拡大についても、また今回の効果を検証していって、よろしく御検討願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
 それでは次に、4番目、ポケモンを活用した地域活性策について、先行事例等の調査研究についてお伺いいたします。
 この株式会社ポケモンが運営する一連のキャラクター商品は、老若男女を問わず根強い人気を保っています。ここ数年、岩手県久慈市や香川県綾川町、鳥取県鳥取市などで、地域のイメージを持ったポケモンキャラクターを推しポケモンとして認定した上で、伝統工芸品や地元産物とのコラボ商品の開発や、地域においてポケモン公園を整備するなど、自治体との共同キャンペーン事例が盛んになっております。大洲市においても、一度検討してみてはどうでしょうか。
 ちょうど肱北の緑地公園はリニューアル工事も控えております。ここにこういったポケモンの人気キャラクターのモニュメントを設置できれば話題性は十分ですし、市内の観光施設等でのコラボ商品の販売や、ラッピング列車やバスなどといった企画も考えられます。それこそ海回り線の活性化にもつながるのではないでしょうか。
 ポケモンは、多くの方に愛されるキャラクターであり、宣伝広告効果も非常に高いです。地域活性化の一つとして先行事例の調査研究を行ってみてはどうかと考えますが、理事者の見解をお聞かせください。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○久保明敬総合政策部長 議長
○桝田和美議長 久保総合政策部長
〔久保明敬総合政策部長 登壇〕
○久保明敬総合政策部長 中野議員御質問の、ポケモンを活用した地域活性化策についてお答えをいたします。
 議員御案内のとおり、ポケモンは国内だけでなく海外でも幅広く人気があり、子供から大人まで多くの方に愛されるキャラクターとなっております。
 ポケモンをプロデュースする株式会社ポケモンのホームページを見ますと、北海道や、近隣では香川県など8道県において推しポケモンを選定し、イベントの開催、コラボ商品の開発など、地域活性化に向けた取組が行われております。
 企業としては、各地の魅力とポケモン一匹一匹の持つ魅力を国内外に発信する取組を積極的に実施できる自治体と手を取り合ってプロジェクトを推進することを希望されており、営利目的ではないことから、ライセンス使用料は無償となっているようです。
 また、報道等の資料を見ますと、推しポケモンの選定においては、ポケモンの持つ特色やストーリーを踏まえ、自治体の担当者と企業側が話し合いながら地域のイメージにぴったりマッチするポケモンを選んでいることから、いずれもその地域を代表するポケモンとして納得できる選出になっているとのことであります。
 これらの活用につきましては、地域活性化における様々な分野での取組も考えられますが、先ほど申し上げました、現在連携が確認できている自治体は道県レベルであり、ホームページの問合せホームにおいても、都道府県庁以外の問合せについては回答を差し控えると掲載をされています。
 これは、入り口の段階での制約でございまして、まずはこのあたりの確認作業を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、以上お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 答弁ありがとうございます。
 先ほど答弁でありましたように、現在、株式会社ポケモンの自治体からの受付は道府県に限っておるということで非常に残念なんですが、それでしたらぜひ愛媛県に対してもこういった地域振興策があると、自治体が非常に盛り上がってるところがたくさんあるんだということをぜひ県のほうにも伝えていただいて、県がもし採用したときに大洲市が一番に名乗りを上げれるように、また県のほうにもぜひ働きかけをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 次に、5項目めの質問に参ります。
 市道大洲徳森線のガードレール設置についてをお尋ねいたします。
 この市道路線のうち、大洲中央病院から旧喜多医師会病院跡地付近まで、これは約2.8キロの区間になりますが、ここは市道の北側に都谷川が隣接して流れております。この区間はぐるりんバスの路線でもあり、比較的交通量の多い区間でありますが、いまだにガードレールの未整備区間が多く残っております。
 これまでも度々自動車が都谷川に転落する事故が発生しておりますし、私もよく目にしております。特に、先日もそうでしたが、都谷川が増水をして市道に水が流れ込み冠水しますと、この境目がよく分かりにくくなり、また夜間の走行についても危険の度合いが増すと感じております。車線のすぐ横が川になっておりますので。こちら、平成30年の豪雨災害以来ガードレールの整備が中断しておるようなんですが、今後の整備方針について答弁をお願いいたします。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○泉浩嗣建設部長 議長
○桝田和美議長 泉建設部長
〔泉浩嗣建設部長 登壇〕
○泉浩嗣建設部長 中野議員御質問の、市道大洲徳森線のガードレール設置についてお答えいたします。
 当路線は、都谷川が近接し並行していることから、ガードレール未設置区間においては河川への転落の危険性が懸念されます。特に、河川が増水し道路が冠水した状況では、川と道との境が判別しづらく危険な状態が生じますので、そのような場合には全面通行止めをし、安全確保に努めております。
 このようなことから、市といたしましては、転落防止対策として大洲中央病院前から旧喜多医師会病院前までの区間のうち1,660メートルを対象に、平成25年度から順次ガードレールの設置に取り組んでいたところでございます。
 しかしながら、議員御指摘のとおり、平成30年7月豪雨災害の影響により、令和2年度以降工事が中断しておりまして、現状としましては約650メートルの設置が完了し、未設置区間が約1,010メートル残っている状況でございます。未整備区間につきましては、今年度から順次整備を進めることとしており、全区間の早期完成に努めてまいりたいと考えております。
 今後も、市民の皆様が安全安心に通行できるよう、市道の安全対策に進めてまいりますので、議員各位の御理解をお願い申し上げ、以上お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 御答弁ありがとうございます。
 今年度からの工事ということで、早急に整備されることを期待しております。
 それでは、最後の項目です。
 いわゆるお役所言葉の是正についてをお伺いいたします。
 この批判的な意味で用いられているお役所言葉ですが、近年、全国の自治体で見直し、また改善する動きが広がっております。一例ですが、「所管する」という言葉を「担当する」に、「特別徴収」という言葉を「引き落とし」というふうな言葉に見直しているそうです。
 また、行動経済学を活用した言い換え事例も増えているようです。例えば、「3月末までに納税してください」を、「9割の方が期限内に納税されています」に表現を変える、また「汚さないで」を「きれいに使っていただきありがとうございます」というように言葉を言い換えることで、より望ましい方向に誘導を促し、業務の改善につなげていると伺っております。
 これ以外にも、片仮名語を安易に使わないように取り組んでいる事例もあるようです。
 当たり前に使っている言葉が一般市民にとってはなじみのない、使っていない言葉になっていないか、常に見直していくことは大変意義があると考えております。分かりやすく、読みやすく、伝わりやすい言葉を使用し、かつ行動経済学に基づいて行動を促すような言葉を使っていくことが市の業務の改善にも効果があるのではないでしょうか。
 市役所で使っている言葉の点検、検証について、理事者の見解をお聞かせください。
○桝田和美議長 これより答弁を求めます。
○楠野修総務部長 議長
○桝田和美議長 楠野総務部長
〔楠野修総務部長 登壇〕
○楠野修総務部長 それでは私から、議員御質問のいわゆるお役所言葉の是正についてお答えを申し上げます。
 市が作成いたします文書や冊子につきましては、いわゆるお役所言葉と言われる用語や法令用語、分かりにくい片仮名語などが使われたものが多くございます。これら市が作成する文書や冊子は、内容が正確で情報を網羅しているといたしましても、読み手である市民の皆様に伝わらなければ意味のないものとなってしまいます。
 令和4年1月には、これらの時代にふさわしい公用文の手引きといたしまして、文化審議会が公用文作成の要領を約70年ぶりに見直し、公用文作成の考え方を示したところであり、議員御指摘のとおり、全国の自治体でもマニュアルの作成などお役所言葉見直しの動きが広がっております。
 本市におきましても、作成する文書について、読み手である市民の皆様に十分に理解いただけることが非常に重要であると考えます。また、その文章は行動経済学に基づき、よりよい行動を自発的に取れるように促す表現であることが大切であると認識をいたしております。
 現在、分かりやすい言葉への置き換えにつきましては、既に策定しております大洲市職員接遇マニュアルで一部例を示しているところでございます。
 お役所言葉の点検、検証につきましては、今後、市全体で順次進めていくとともに、マニュアルの充実、活用によりまして、お役所言葉の是正に努めたいと考えております。
 以上、お答えといたします。
○14番中野寛之議員 議長
○桝田和美議長 中野寛之議員
○14番中野寛之議員 答弁ありがとうございます。
 このお役所言葉については、私も反省するとこがありまして、このマニュアルが結構公開されてるんです、あっちこっちの。見てみると、私もやっぱり使ってる言葉がありまして、市議会議員を20年近くやってやり取りしてると、どうしてもいつの間にかふだん使わない言葉が多くなって、自分自身も深く反省しています。
 今こうやってやってるやり取りも、やはり多くの市民の皆さんが見ている、そのやり取りというのがなるべく専門用語じゃなくふだん使っている言葉できちんと使っていくことが大事だと思います。私も十分努力していきたいと思いますので、ぜひ理事者の皆さんにおかれましても、言葉の点検、よろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
  ~~~~~~~~~~~~~~~
○桝田和美議長 しばらく休憩いたします。
 午後2時10分から再開いたします。
午後1時58分 休 憩
  ~~~~~~~~~~~~~~~

この記事をシェアする

著者

中野 ひろし

中野 ひろし

選挙 大洲市議会議員選挙 (2025/09/07) [当選] 830 票
選挙区

大洲市議会議員選挙

肩書 大洲市議会議員 現職です
党派・会派 無所属
その他

中野 ひろしさんの最新ブログ

中野 ひろし

ナカノ ヒロシ/52歳/男

中野 ひろし

中野 ひろし トップページへ

寄付して応援する

「中野 ひろし」をご支援いただける方は、是非個人献金をお願い申し上げます。
※選挙ドットコム会員登録(無料)が必要です。

月別

ホーム政党・政治家中野 ひろし (ナカノ ヒロシ)大洲市議会令和5年6月定例会 2023年6月19日 中野ひろし一般質問 会議録

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode