2021/12/12
前事不忘後事之師
明日は84年前、南京が陥落占領された日だ。この12月13日の前日の今日、私たち南京集会実行委員会10人が、金沢に本拠があった第9師団が当事者となったあの南京大虐殺事件を語り継ぐため、繁華街2箇所で街頭宣伝に立った。
昼の2時間、史実の解説チラシを織り込んだポケットティッシュを平和へのバトンとして配布した。若い通行者にも手渡すことができ、ひとまず目的は達せられたかな。
改憲勢力にとっては南京大虐殺は聖戦神話を崩す不都合な真実だ。侵略戦争の酷さ、非人道性を象徴する事件は、近代史学会ではもう動かせない定説だ。世界で多くの歴史学者たちが、実証的な研究を積み上げた到達点がある。
私たちは1996年からのこの運動によって、まだ健在な生存者(中国では、幸いに生き延びてきた苦難者に敬意を込めて幸存者と呼ぶ)たちから、中国で、金沢で体験を直接聴き取ってこれた。
幸存者は言った。恨みはある。しかし、真実を直視して詫びてほしい。二度と不幸な歴史を繰り返さないために。
「前事不忘後事之師」歴史を戒めとし、後世に生かす。戦争責任はなくとも、戦後世代にも戦後責任はある。それは不都合な真実も謙虚に学び、語り継ぎ、不再戦を貫くことだ。
金沢の中学生は、侵略史を歪曲する育鵬社歴史教科書を強いられている。ヴァイツゼッカー大統領の名言「過去に目を閉ざす者は将来を見ることはできない。
世界の孤児とならないよう、金沢の子どもたちの学ぶ権利を早く回復させないといけない。





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