2023/11/14
都民ファーストの会豊島総支部長の、本橋ひろたかです。都民ファーストの会の豊島総支部の会員の皆さんと同所属議員とで、「初冬の世界三大記念艦三笠見学と横須賀軍港巡り」と題しまして、神奈川県横須賀方面へ日帰り研修視察旅行に行ってまいりました。
大型観光バスを仕立てまして、東京芸術劇場前を出発。途中、横浜中華街にて昼食休憩を取ったのち、横須賀市稲岡町にあります「三笠」を訪問。
まずは「中甲板」にあります「講堂」におきまして、公益財団法人の「三笠保存会」会員で元海上自衛官の方より、懇切丁寧かつかなり力のこもったを解説を頂戴しました。
「日露戦争は、ロシアの極東進出によって国家存亡の危機に立たされた我が国が、心身を尽くして戦った防衛戦争であること。東郷平八郎司令長官が率いる連合艦隊が、対馬沖でバルチック艦隊を迎え撃ち、圧倒的な勝利を収めた日本海海戦により、日露戦争は終局に向かい、ポーツマス条約が締結されて両国の講和が成立したこと。『三笠』は当時最新鋭の戦艦であり、日本海海戦において東郷司令長官が乗艦指揮する旗艦として、常に連合艦隊の先頭に立ち、敵艦の集中砲火を浴びながらも戦い抜き、日本を歴史的な大勝利に導いたこと。大正15年、この歴史ある『三笠』を記念艦として保存することになり、現在の場所に固定され、以来民族の誇りの象徴として親しまれていること。同時に、イギリスの『ヴィクトリー号』、アメリカの『コンスティテューション号』と共に、世界の三大記念艦として広く知られていること」等々、元自衛官のご経歴も相まって、熱のこもったお話を賜りました。その後は、「三笠」艦内を見学。現在修復・修繕工事が行われており、その範囲内での視察・見学と相成りました。
次は、横須賀ならではのご当地クルーズ「軍港めぐり」です。「汐入桟橋」から遊覧船で、「アメリカ海軍横須賀基地施設」「吾妻島(日米が共同利用する倉庫地区)」「船越地区(海上自衛隊の全艦船・全航空機を指揮する司令部)」等々を洋上より視察。ところどころに迫力満点の護衛艦、イージス艦等々が停泊していました。
日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。特に、台湾有事や中国の海洋進出をはじめとする洋上での安全を保持し続けるには、海自、海保等の連携が欠かせません。それがあった上での「日米同盟」の発動です。
この日は好天に恵まれるとともに、コロナ禍あけの久しぶりの屋外研修という事も有って、参加会員の皆さんが和気あいあいに楽しく語らい一日を終えることが出来ました。ありがとうございました。
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