2026/9/12

この数年、奈良公園の鹿が市街地に進出し、市民から苦情が寄せられ奈良市は対策に乗り出すという報道があった。
9月12日奈良新聞によると、「奈良公園周辺に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の市街地への出没例が増えて市民生活にも影響を及ぼしている問題で、奈良市が対策に腰を上げる。市内各自治会に目撃情報等アンケートを採り、「奈良の鹿愛護会」に寄せられている報告実績と合わせて分布状況を把握。優先対応の地域の絞り込みを行う。」とあった。

別の報道では26年に鹿が1465頭になり、今年は激増する見込みだという。
この結果、鹿はJR奈良駅まで進出している。
私の住む近所の公園には春から夏に毎日のように鹿が来ている。
増え過ぎて奈良公園から市街地に進出し、植木・垣根、道端の雑草、市街地の公園に餌を求めるようになった。
これは明らかに外国人観光客が増加し、鹿せんべいを与える量が増え、それ以外の食べ物も与えている影響である。
2025年の奈良市の観光入込み客数は1608万人になり前年比8.2%増である。
この数字を見れば鹿が増えるのも納得できる。
対策は?
市民生活への影響を軽減させる対策は、あくまで消極的な対策である。
個人では防護ネットを張って、植木などが食べられないようにしている。
私の住んでいるマンションの公園にも防護ネットを張った。
農家などは防護柵や電気柵で対策しているが費用は高くなる。
このような対策ではいたちごっこになると思う。
思い切った対策は川上からの対策になる。
つまり餌やりが飽食となり、頭数が増える原因となっているのだから、鹿せんべいの数を規制するしかないと思う。
観光客に楽しんでもらいたいと、無制限に餌を与えれば現在の状況は変わらない。
放し飼い状態であるが、動物園と同じような餌やりの時間規制や量の規制をする必要があると思う。
このような思い切った対策は一見難しいように思われるが、市民の認識、困っている状況と観光とのバランス、これらを総合的に勘案して最終的には行政が判断するしかないと思う。
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