2026/6/1
【松山市 木下ごう】長期固定型住宅ローンとして多くの方に利用されている「フラット35」の金利が、2026年6月には最低でも年3.21%となりました。
フラット35は、住宅金融支援機構と金融機関が提携して提供する住宅ローンで、借入時の金利が返済終了まで変わらないことが大きな特徴です。そのため、将来の金利上昇を心配せずに返済計画を立てられる一方で、市場金利の上昇に伴い、新たに借りる方の金利は高くなっています。
例えば3,000万円を35年で返す場合、支払う利息だけで約2,000万円。返済総額は約5,000万円になります。

もちろん、実際には頭金や優遇制度などによって条件は異なります。しかし、住宅価格の上昇に加え、金利も上昇している今、家を持つことへのハードルは確実に高くなっています。
かつては、家族のために一生懸命働き、少しずつ貯蓄を重ね、自分の家を持つことを目標に頑張る。そんな姿は決して特別なものではありませんでした。
しかし今は、一生懸命働いても住宅価格の上昇に賃金が追いつかず、住宅ローンの負担も大きくなっています。
「夢のマイホーム」という言葉がありますが、その夢が現実ではなく、本当に夢のままで終わってしまう時代になったのかもしれません。
少子化対策というと、保育や教育の話が中心になりがちです。しかし、安心して暮らせる住まいがなければ、結婚や子育てへの不安は大きくなります。
住まいは生活の土台です。
若い世代が将来に希望を持ち、結婚や子育て、そして住まいについて前向きに考えられる社会をつくるために、住宅価格や家賃、住宅ローンの負担についても真剣に考えていく必要があるのではないでしょうか。
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キノシタ ゴウ/44歳/男
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