2026/8/10
私たちの住む大阪、 そしてこの平野区において、
決して無視することのできない深刻な課題の一つが、
ギャンブルやアルコール、 薬物などによる「依存症」の問題です。
依存症は、 単に本人の意思の弱さや不摂生によるものではなく、
脳の仕組みそのものが変化してしまう深刻な病気であり、 適切な支援がなければ解決は非常に困難です。
特にギャンブル依存症については、 2030年秋頃に予定されている夢洲でのカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を見据え、
市民の心の平穏を守るための「安全網」をどう設計していくかが、 市政の極めて重要な実務となります。
依存症の恐ろしさは、 本人だけでなく、 その家族の生活をも根底から破壊し、
借金問題や児童虐待、 家庭内暴力といったさらなる不具合を街のあちこちに引き起こす点にあります。
ものづくりの世界では、 表面からは見えないわずかな金属の疲労や、 部品の目に見えない歪みが、
やがて巨大なシステム全体の致命的な故障を招くことを誰よりも熟知しています。
社会も全く同じであり、 個々の家庭で人知れず進行している依存症という「目に見えにくいひずみ」をいかに早く察知し、
適切な支援策を提示できるかが、 街全体の基礎体力を維持するための鍵となります。
大阪市では現在、 依存症に悩む本人やご家族を救うための相談窓口を設置しています。
代表的なものとして、 こころの健康センターが運営する「依存症相談専用電話」があり、
月曜日から金曜日の午前9時から午後5時半まで、
専門の相談員がアルコールや薬物、 ギャンブルに関する相談を秘密厳守で受け付けています。
また、 若い世代や電話では話しにくいという方のために、
LINEを活用した「大阪依存症ほっとライン」も運用されており、
水曜日・土曜日・日曜日の夜間に相談が可能です。
市民が依存症の正しい知識を学び、 偏見なく支援の手を差し伸べられるよう、 シンポジウムの開催などの啓発活動も行われています。
その中で依存症対策に投じられる税金が、 単なるパンフレットの作成や形だけの広報イベントに消えていないかを厳しく見極める必要があります。
本当に平野区の路地裏で苦しんでいるご家族のもとへ、 専門家のアドバイスや治療へと繋がる確かな橋渡しとして機能しているのか。
私は「是々非々」の立場から、 行政の計画に1ミリの狂いもないかを検品し続けなければなりません。
市政という巨大な工場の稼働状況や、予算という大切な材料がどのように加工され、皆さんの元へ届けられているのか。
その全工程を動画配信やブログを通じて、ありのままにさらけ出していきます。
政治を一部の人間だけの「社外秘」にしてはならず、
自分たちの支払ったお金が隣の誰かの人生を救うために正しく計算されているのだと、
誰もが納得できる環境を整えることこそが私の使命です。
行政が作成する分厚い計画書の中にある数字が、 現場の痛みを知る一人の職人の目を通して、
本当に「安心」という製品に変わっているのか。 そのプロセスを包み隠さずお見せすることで、
市政に対する信頼を取り戻していきたいと考えています。
また、 近年の法改正により、 オンラインカジノ等の違法性についての周知徹底が国や地方自治体に義務付けられました。
スマートフォンの普及により、 誰もがいつでもどこでもギャンブルにアクセスできる環境があるからこそ、
特に若年層に対する予防教育は待ったなしの実務です。
私は特定の政党の論理や古いしがらみに縛られることなく、 現場の視点から、 学校現場での教育やSNSを活用した実効性のある対策を求めていきます。
特定の団体や企業からの献金という、利害関係に直結するお金を一切受け取らない決断をしたのは、
誰の顔色もうかがうことなく、平野区の未来にとって「何が最も正しい答えか」を愚直に貫くためです。
既得権益の歯車に組み込まれることなく、 私は市民の皆様の利益だけを最優先に考え、
行政の設計図に不備があれば即座に修正を求める「市政の品質管理」を徹底して務めます。
私自身、 幼少期に経済的に非常に厳しい環境を経験し、 自らの意志で職人の世界へ飛び込み、
一歩ずつ泥臭く技術を磨いてきた自負があります。
その歩みの中で学んだのは、 健やかな心と体があってこそ、 人は自信を持って人生を切り拓いていけるという真理です。
選挙の時期にだけ駅前に立って名前を連呼し、 自分という商品を売るだけの「就職活動」のような政治には、 もう終わりにしましょう。
当選をゴールとするのではなく、 そこから始まる実務において、 どれだけ具体的な「安心」を市民に届けられたか。
その仕事の精度こそが、 私が皆様から受けるべき審判の唯一の基準であると確信しています。
言葉を飾るのではなく、 現場の真実と向き合い、 ごまかしのない平野区の歩みを一歩ずつ刻んでいくことを、 ここにお約束します。
依存症は一人で抱え込むべき問題ではありません。
地域社会が正しく機能し、 行政の支援窓口が「困った時の道具」として当たり前に役立つ街へ。
かつて私が先輩方に教わった「道具を大切にしない奴は、良い仕事はできない」という教えを胸に、
私は市政が用意した支援という名の道具を、本当に必要としている人の手へ届くよう、精一杯手入れを続けてまいります。
平野区のすべての家庭に、 穏やかな日常の灯がともり続けるように。
私はこれからも、 皆さんの最も身近な現場から、 この街の未来を真っ直ぐに見つめ直していく覚悟です。
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ホーム>政党・政治家>中川 隆之 (ナカガワ タカユキ)>カジノ開業を控えた大阪市でギャンブル依存症に対する市政の役割を考える