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【町田市議会】請願と陳情の違い、出し方、流れを市議会議員・小沢タケルが徹底解説!

2026/6/4

【町田市議会】「こうしてほしい!」を市政に届ける教科書。請願と陳情の違い、出し方、流れを市議会議員・小沢タケルが徹底解説!

こんにちは!町田市議会議員の小沢タケル(自由民主党)です。

町田市議会議員自民党 小沢タケル

いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。私は日頃から町田市内のあちこを回り、地域の皆さまと直接お話しすることを何よりも大切にしています。そうした中で、日々の生活における切実な困りごとや、「もっと町田がこうなったらいいのに」という素晴らしいアイデアをたくさん伺います。

「通学路のあの交差点、見通しが悪くてヒヤッとするからカーブミラーをつけてほしい」 「子どもたちが安心してのびのび遊べる公園を、この地域にもっと整備してほしい」 「ニュースになっている〇〇の件について、町田市議会としての意思を示してほしい」

こうした声を聞くたびに、私は「皆さんの街を想う気持ちこそが、町田市をより良くしていくための一番の原動力なんだ」と深く感動します。皆さんが主役であるこの街を、より住みやすく、より笑顔あふれる場所にしたいと願うのは、本当に素晴らしいことです。

しかし同時に、多くの方がこうやってため息をつかれるのも、私はたくさん見てきました。 「一市民が役所の窓口で声を上げたところで、まともに聞いてくれないよね…」 「お役所や議会なんて、一般の人間には遠い世界のことだし、諦めるしかないか…」

ちょっと待ってください。諦める必要はまったくありません! 皆さんのその大切な声を、ただの「つぶやき」で終わらせず、正式な形で町田市議会に届けて、街のルールや予算を動かすための公式な仕組みが、実はちゃんと用意されているのです。

それが、今回詳しくご紹介する「請願(せいがん)」「陳情(ちんじょう)」という制度です。

「なんだか漢字ばかりでお堅そう…」 「お役所の手続きなんて、書類を書くだけで頭が痛くなりそう…」

そう思われるのも無理はありません。日常生活ではまず使わない言葉ですし、難しそうに見えますよね。 そこで今回は、現職の町田市議会議員である私、小沢タケルが、どこよりも分かりやすく、何万字にもなる詳細な解説書のように丁寧に「請願と陳情のすべて」を徹底解説します。

この記事を読めば、書類の書き方から提出のルール、議会でどのように扱われるのか、そしてあなたの声を届けるための仕組みまで、すべてが分かります。お困りごとの際の「お守り」や「教科書」として、ぜひ最後までお読みいただき、ブックマークしてご活用ください。

1. そもそも「請願」と「陳情」ってなに?

まずは、この2つの言葉が一体どういうものなのか、その基本的な意味からお話しします。

一言で言えば、どちらも「町田市議会に対して、市民の皆さんが直接『こういうことをしてください』という要望書(書類)を提出する制度」です。この制度は、市民の皆さんの意思(意見や要望)を市政にダイレクトに反映させるという、とても大切な意図を持って作られています。

私たちは選挙によって選ばれた市議会議員ですが、議員が気づくことのできる街の課題にはどうしても限界があります。「ここに段差があって車椅子が通りにくい」「夜になるとこの道が暗くて子どもたちが怖がっている」といったことは、そこで毎日暮らしている皆さんが一番よく知っています。だからこそ、皆さんの「生の困りごと」を議会に持ってきてもらうための、公式なルートなのです。

「それなら、役所の窓口に苦情を言うのと何が違うの?」と思われるかもしれませんね。 役所の窓口への相談や苦情は、担当する部署(課)の中だけで処理されてしまうことがありますが、議会に正式に提出された要望書は、私たち市議会議員全員が共有する、政治や行政を本格的に動かすための公式なパワーを持った書類になります。

2. 【超重要】請願と陳情の「違い」と、議会における取り扱い

ここからが、この記事で一番お伝えしたい、そして検索でもよく調べられている大切なポイントです。 「請願」と「陳情」は、似ているようで議会での取り扱いが大きく異なります。

結論から言います。 あなたの要望を本気で議会の議題として議論してもらいたいなら、「陳情」ではなく、議員の紹介をもらって「請願」として出すのが確実な道です。

なぜそこまで言い切るのか、その理由を2つの違いから詳しく解説します。

① 請願(せいがん)〜確実なステップを踏む王道〜

請願は、個人でも、法人や団体でも提出することができます。最大の特徴は、「紹介議員の署名(サイン)」が絶対に必要という点です。 「市民の皆さんが提出するこの要望書を、議会で話し合うことに賛成しますよ」と認めてくれた市議会議員が1人でもいれば、請願として成立します。

議会に提出された請願は、必ず専門のチーム(所管の委員会)に振り分けられ、議員たちの間で中身を詳しく「審査」されます。そして、最終的に本会議の多数決で「採択(合格)」か「不採択(見送り)」かが100%決定されます。つまり、確実に議会が真剣に話し合ってくれるルートです。

② 陳情(ちんじょう)〜サイン不要だけど、読まれて終わる可能性も〜

陳情は、議員の紹介(サイン)を必要とせず、市民の皆さんが単独で直接議会に提出できるものです。 一見「議員に頼まなくていいから手軽でいいな」と思うかもしれません。しかし、ここには大きな取り扱いの違いがあります。

町田市議会の公式ルールでは、提出された陳情は、原則として「陳情書のコピーを、担当委員会や全議員に配るだけ(参考送付)」となっています。「参考までに読んでおいてね」と配られて終わりになってしまうケースがほとんどなのです。 (※議長が「これは請願と同じように審査すべきだ」と特に認めて、さらに議会のリーダーが集まる『議会運営委員会』で認められた特別な場合のみ、請願と同じように審査してもらえますが、これは非常に限定的です)。

分かりやすく箇条書きで比較してみましょう。

  • 請願(せいがん)★おすすめ

    • 議員のサイン:絶対に必要(1名以上)

    • 議会での扱い:必ず委員会でじっくり審査され、 本会議で合否(採択・不採択)が決まる。

    • 結果の通知:合否にかかわらず、必ず公式な結果があなたに届く。

    • だれが出せる?:個人でも、法人・団体でも、誰でも可能。

  • 陳情(ちんじょう)

    • 議員のサイン:不要(自分だけで出せる)

    • 議会での扱い:原則、議員にコピーが配られるだけ(参考送付)。話し合いはされないことが多い。

    • 結果の通知:コピーを誰に配ったか(参考送付先)の連絡のみ。

    • だれが出せる?:個人でも、法人・団体でも、誰でも可能。

🤝 小沢タケルから、あなたへのメッセージ

「サインを頼める議員の知り合いなんていないから、陳情で出すしかないか…」と諦めないでください。 陳情として出して、コピーを配られるだけで終わらせてしまうのは、皆さんの街を良くしたいという熱い思いが本当にもったいないです。

だからこそ、私たち地元の議員がいます。 「こういう要望を議会に届けたいのですが、紹介議員になってもらえませんか?」と私に持ってきていただければ、私は中身をしっかり精査し、その内容が町田市の発展や市民の皆さんの安全に資するものであれば、「紹介議員」として請願書に署名をいたします。

「こんなこと議員に相談していいのかな…」なんて遠慮は一切いりません。皆さんの声を正しく議会へ繋ぐために、私たちは活動しています。地元の相談窓口として、どうぞお気軽にお声がけください。

3. 請願・陳情は「だれが」出せるの?

「私はまだ学生だから…」「町田市に住み始めたばかりだし…」「外国籍だから日本の政治には参加できないよね…」と遠慮されている方がいたら、どうぞ安心してください。

請願も陳情も、年齢や国籍の制限は一切ありません。 個人だけでなく、会社(法人)や、地域の町内会・PTAなどの団体名義で提出することも可能です。

町田市に関わるすべての人に開かれた、平等な権利ですので、安心していち歩を踏み出してくださいね。

4. 失敗しない!請願書・陳情書の「具体的な書き方」

請願や陳情を出すための書類は、パソコンで作っても、便箋などに手書きしても構いません。ただし、町田市議会の公式ルールとして「日本文(A4判、横書き)」と決められています。

せっかくの要望が書類の形(不備)で受け付けられないのはもったいないですから、以下の必要事項をしっかりとチェックしながら作成しましょう。

【必要な記載事項】

  1. 件名(例:〇〇地区へのカーブミラー設置に関する請願)

  2. 請願者(あなた)の住所・氏名・電話番号 ※ここが大切!:氏名を自分で手書き(自署)した場合は、ハンコ(押印)は不要です。パソコンで名前を印刷した場合は、必ず横にハンコ(記名押印)を押してください。

  3. 要旨(趣旨・理由) 「なぜこの要望を出すのか」という理由を分かりやすく書きます。

  4. 項目 「具体的にどうしてほしいのか」を箇条書きなどで書きます。

  5. 提出年月日(提出する日)

  6. 宛名(「町田市議会議長」宛てにします)

  7. 紹介議員の署名(※請願にする場合だけ必須です)

⚠️ 町田市議会の厳格なルール 町田市議会では、「件名・要旨・項目以外の資料等(写真やパンフレットなど)」は書類と一緒に受け取ることができません。 要望の理由は、必ず「要旨」の文章の中にすべて書き込む必要があります。「文章をどうまとめたらいいか分からない」という時は、事前にご相談いただければ、ルールに沿った適切な表現のアドバイスをさせていただきます。

📄 【見本】請願書・陳情書の標準的なレイアウト

公式のルールに沿った、一般的な書式(レイアウト)の見本です。

請願(陳情)書

令和〇年〇月〇日

町田市議会議長 殿

提出者 住所:東京都町田市〇〇町〇丁目〇番地 氏名:町田 太郎 (※手書きでフルネームを書く場合は押印不要。パソコン印刷の場合は横にハンコが必要) 電話:042-722-XXXX

【件名】 〇〇地区へのカーブミラー設置に関する請願(陳情)

【要旨】 町田市〇〇町〇丁目の交差点(〇〇商店街の角)は、見通しが非常に悪く、近年、自動車と歩行者の接触寸前のトラブルが多発しています。この交差点は近くの小学校の通学路にも指定されており、毎日多くの子どもたちが利用していますが、現状では安全対策が十分とは言えません。地域住民からも不安の声が多数上がっています。 ついては、子どもたちや地域住民が安心して道路を通行できるよう、下記の通り早期の安全対策を強く要望いたします。

【項目】 1.町田市〇〇町〇丁目の〇〇交差点に、見通しを改善するためのカーブミラーを設置してください。

【紹介議員】 (※請願の場合は、ここに紹介議員が署名・捺印をします)

書式(表紙)は議会事務局でも配っていますが、上記の通りの内容であれば、皆さんがご自身で作成したもので全く問題ありません。

5. 受付窓口と、絶対に遅れてはいけない「締め切り日」のルール

書類が完成したら、提出の準備です。ここには、議会ならではの「時間のルール」があります。

📮 受付の窓口はどこ?

請願・陳情の提出先は、町田市役所の中にある「議会事務局(ぎかいじむきょく)」になります。 受付自体は、年間を通じていつでも(平日の開庁時間内)行っています。

🗓️ 【要注意】締め切りは「各定例会の初日 午後5時」!

町田市議会は、3月、6月、9月、12月の年4回、「定例会」という大きな話し合いの期間を設けています。 提出した要望書を「いま始まる、この議会で話し合ってほしい!」という場合の締め切りは、「各定例会の初日、午後5時まで」と厳格に決まっています。

もし、初日の午後5時を1分でも過ぎてしまうと、その議会では取り扱ってもらえず、次の議会(約3ヶ月後)まで審査が丸々先送りになってしまいます。地域の困りごとを一刻も早く解決するためにも、締め切りギリギリではなく、余裕を持って準備を進めることが大切です。

6. あなたの請願が街を変えるまでの「4つのステップ」

無さに初日の午後5時までに提出された「請願」が、その後どのようなステップを踏んで町田市の実際の政策になっていくのか。その裏側のプロセスを完全に見える化します。

  • 【ステップ1】付託先の決定(チームへの振り分け) 議会が始まると、初日より後に開かれる「議会運営委員会」という会議で、「今回の請願は、どの議員チーム(委員会)に任せるか」が話し合われ、決定されます。この振り分けのことを専門用語で「付託(ふたたく)」と言います。 (※国などに対して「もっとこうしてください」という意見書の提出を求める請願の場合は、このチームへの振り分けを省略して、スピーディーに進めるルールになっています)。

  • 【ステップ2】専門チームでの濃密な「審査」 振り分けられた専門の委員会(約8〜9人の議員で構成される会議)で、いよいよ本格的な審査がスタートします。 「この要望は本当に町田市で実現できるか?」「予算や技術的な課題はないか?」などを、議員たちが真剣に議論します。会議の席には、市役所の担当部長や課長といった行政のトップたちもずらりと出席し、議員からの鋭い質疑応答が行われます。

  • 【ステップ3】議会全体でのファイナルジャッジ(多数決) 専門チームでの話し合いが終わると、最終日に議員36人全員が集まる「本会議」に戻り、全員での多数決(投票)が行われます。ここで議会としての公式な最終決定が下されます。 採択(さいたく):議会として「この市民の要望はもっともであり、実現すべきだ」と認めること(合格)。 不採択(ふさいたく):今回は見送ると判断すること(不合格)。

  • 【ステップ4】町田市長への送付と、あなたへの結果通知 多数決で「採択」となった請願は、議会から町田市長などの執行機関へ正式に送付されます。 ただ送るだけでなく、議会から市長に対して「この請願をどのように処理したか、経過と結果を議会に報告しなさい」と法律に基づいて要求します。だからこそ、役所は適当に無視することができず、本気で実現に向けて動き出すのです。 なお、採択・不適当どちらになった場合でも、提出されたあなた宛てに、議会から正式な結果通知の手紙が必ず届きます。

7. 自分の言葉で議員に伝える!「意見陳述制度」

町田市議会には、市民の皆さんの熱い思いをより深く理解するために、素晴らしい制度があります。 それが、「意見陳述(いけんちんじゅつ)」です。

これは、要望書を話し合うチーム(委員会)の会議にあなた自身が出席し、「なぜこの請願を出したのか」「どんなことに困っているのか」を、議員たちの前で直接口頭で説明できる制度です。

文字だけの書類では伝わりきらない「地域のリアルな困りごと」や「切実な願い」を、直接議員たちに訴えかけることができるため、非常に意義のある制度となっています。

希望する場合は、請願書を出すときに一緒に「申し出書」を提出する必要があります。「大勢の議員の前で話すなんて緊張する…」という場合もあるかと思いますが、上手なスピーチをする必要はありません。あなたの「街を良くしたい」という素直な思いを伝えていただければ、私たち議員にしっかりと届きます。

8. 📥 町田市議会公式の解説・書式ダウンロード(PDF)

「公式の記入例を手元に保存しておきたい」「意見陳述の申し込み用紙がほしい」という方は、下記の町田市議会公式PDFリンクから直接ダウンロードしてご利用いただけます。

※リンクをクリックすると、町田市議会の公式ページ内にある最新のPDFファイルが確認・印刷できます。

9. 結び:地域の声を議会へ届けるために

ここまで、町田市議会の請願・陳情について詳しくお話ししてきました。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

文字で読むと「やっぱり覚えることが多くて大変そうだな」「自分一人で書類を書き上げるのは難しそうだな」と感じてしまうかもしれませんね。

しかし、そのために私たち地元の市議会議員が存在しています。どんな大きな政策も、始まりは一人の市民の「困ったな」「不便だな」という小さな気づきからです。

私、小沢タケル(自由民主党)は、皆さんの「街を良くしたい」という熱い思いを大切に受け止めます。書類の書き方で分からない部分の確認や、紹介議員の引き受けなど、現職議員としてできるサポートを丁寧に行わせていただきます。

どうぞ一人で悩まずに、まずはあなたのその声を、私に聞かせてください。公式ホームページのお問い合わせフォーム、各種SNS、または議員事務所まで、いつでもお気軽にご連絡をお待ちしております。

皆さんの小さな一歩から、もっと笑顔あふれる、もっと住み良い町田市を、一緒にカタチにしていきましょう!

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著者

小沢 タケル

小沢 タケル

選挙 町田市議会議員選挙 (2026/02/15) [当選] 3,308 票
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肩書 株式会社サクセスマネジメント・代表取締役・自民党町田総支部青年部副部長・明治安田生命保険相互会社保険代理店・防火防災管理者・上根囃子連・白山囃子連・町田市消防団 第4分団第8部・ 町田市農業研修16期生
党派・会派 自由民主党
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