2026/5/4
町田市議会議員(自由民主党)の小沢タケルです。

町田市議会議員自民党 小沢タケル
町田市公式サイトの「町田の農業」ページを、改めて丁寧に読み込みました。今日は、そこから見えてきた町田農業の全体像9つの柱と、私がいま議員として現場で確かめ続けていることを、率直にお伝えします。
最初にお断りしておきます。この記事は派手な公約を語るものではありません。町田市・JA町田市・農業委員会が積み上げてきた取り組みを、市民の皆さまの言葉で読み解きながら、議員として何を確かめ、何を発言していくべきかを、誠実に整理した記録です。
町田市は、町田の農業を以下の9つのカテゴリで体系的に整理しています。
| # | カテゴリ | 内容 |
|---|---|---|
| ① | 沿革 | 町田農業の歴史的経緯 |
| ② | 現状 | 経営体数・産出額などの基礎データ |
| ③ | 第4次町田市農業振興計画 | 2017〜2026年度の市の基本計画 |
| ④ | 担い手育成・支援 | 農業研修事業・米作り体験・認定農業者制度 |
| ⑤ | 地産地消推進 | まち☆ベジ・グルメ店・冊子 |
| ⑥ | 農地保全 | 農地利用集積円滑化事業 |
| ⑦ | 市民と農のふれあい推進・農業体験施設 | 市民農園・七国山ファーマーズセンター・ふるさと農具館・農業祭 |
| ⑧ | 農業イベント情報 | 各種農業関連イベント |
| ⑨ | 放射性物質検査結果 | 食の安全に関する公開情報 |
この9つを並べてみるだけで、町田の農業政策が、産業・暮らし・文化・安全の四方向から組み立てられていることが伝わってきます。これは、町田市の長年の積み重ねの厚みです。
町田市公表(2020年農林業センサスほか)の数字をご覧ください。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 農業経営体数 | 323経営体 |
| 野菜の年間産出額 | 約16億4,000万円 |
| 産出額1位の品目 | トマト(全体の17%) |
| 果樹の産出額 | 約1億5,000万円 |
| 花きの産出額 | 約9,000万円 |
人口42万人の都市にこれだけの畑が残っている事実は、町田の大切な特色です。
ただし、町田市自身が公式サイトで明記しているとおり、「農地は長期的な減少傾向」「農家戸数も長期的に減少」「農業就業人口の平均年齢は上昇」——これも誇張なき事実です。
増えていない。減り続けている。
これが町田の農業の現在地です。誇張も、悲観も、なしに。
町田市の農業政策の背骨が、第4次町田市農業振興計画(2017〜2026年度)です。10年計画は2026年度で終了し、第5次町田市農業振興計画の策定がまもなく始まります。
これは、市民の声を反映できる極めて貴重なタイミングです。私自身、節目ごとにブログで論点を整理し、議会一般質問・委員会質疑で発言を続けてまいります。詳しくは町田市公式の計画ページをご覧ください。
町田市は、複数の制度を組み合わせて「担い手を育てる仕組み」を整えています。詳しくは町田市公式の担い手育成・支援ページをご覧ください。
町田市は農業研修事業を通じて、これから農業を始めたい方への研修機会を提供しています。新規就農の入口として、町田で大切な役割を果たしてきた事業です。
認定農業者制度は、農業経営を計画的に発展させようとする方を町田市が認定し、各種支援を行う仕組みです。町田の農業の中核を担う方々を、制度面から支えています。
米作り農業体験事業では、市民が町田の田んぼで米作りを体験できる場が用意されています。野菜中心に語られがちな町田農業ですが、田んぼの風景もまた、町田の暮らしの一部です。
担い手不足という言葉は、ともすれば抽象的に響きがちです。けれども町田には、すでに人を育てる仕組みが用意されている。私たち議員に問われているのは、この仕組みが現場の農家さんに本当に届いているか、運用に手詰まりはないかを、丁寧に確かめ続けることだと考えています。
「まち☆ベジ」は、町田市内で生産された農産物の地産地消ブランドです。直売所ののぼり旗で目にしたことがある方も多いと思います。詳細は町田市公式のまち☆ベジページをご覧ください。
まち☆ベジグルメ店は、まち☆ベジを実際の料理に使ってくださっている飲食店です。直売所で買うだけでなく、外食でも町田の野菜と出会えるのは、町田ならではの楽しみ方です。
まち☆ベジBOOK「大地のごちそう」は、町田の生産者・直売所・季節の野菜を紹介する冊子です。町田の食卓と畑をつなぐ、丁寧な読み物として整えられています。
野菜を作る人と、食べる人をどうつなぐか——この問いに、町田市はすでに具体的な答えを積み上げています。だからこそ市民の皆さまにも、まち☆ベジを冷蔵庫に、まち☆ベジグルメ店を週末の食卓に——そんな小さな選択を重ねていただけたらと、心から願っています。
買える場所の網羅情報は、町田市が発行するまち☆ベジ買えるお店マップ(PDF)が便利です。
JA町田市が運営する直売所「アグリハウス」が、町田産野菜を買う中心拠点です。市内に5店舗あり、地元で採れた朝採り野菜が毎日入荷します。
| 店舗名 | 地区 | 営業時間の目安 |
|---|---|---|
| アグリハウスまちだ | 町田中央エリア | 9:00〜17:00頃 |
| アグリハウスさかい | 相原町 | 9:00〜17:00頃 |
| アグリハウスただお | 忠生地区 | 9:00〜17:00頃 |
| アグリハウスつるかわ | 鶴川地区 | 9:00〜17:00頃 |
| アグリハウスなんおう | 南地区 | 9:00〜17:00頃 |
営業時間・定休日は店舗ごとに異なるため、最新情報はJA町田市公式をご確認ください。
町田の畑は、相続発生時の宅地化や転用で、長期的に減り続けています。一度宅地になった土地は、ほぼ農地に戻りません。これは精神論ではなく、土壌の性質と都市計画上の規制の話です。
町田市は、農地利用集積円滑化事業を通じて、農地を貸したい方と借りたい方をつなぐ仕組みを整えています。「使われていない畑をどう活かすか」に対する、具体的な制度の入口です。
農家さんの最大の悩みのひとつが「相続でどう畑を残すか」です。特定生産緑地、相続税の納税猶予制度——制度は存在しますが、必要な方にきちんと届いているか。これは議員として、繰り返し確かめるべき論点です。
「町田の畑を守る」という言葉は美しいけれど、現実は極めて実務的——「相続が発生する前に、何ができるか」という問題です。間に合わなかった畑が、もう戻ってこないという事実の重さを、私たちはもっと共有すべきだと思います。
詳しくは町田市公式の農地保全ページをご覧ください。
町田市の取り組みのなかで、私がとくに大切だと感じているのが、この第7の柱です。詳しくは町田市公式の市民と農のふれあいページをご覧ください。
町田市市民農園は、市民の皆さんに農業への関心と理解を深めていただくため、健康的な活動の場として、また農地保全のために運営されている農業体験施設です。詳細は町田市市民農園 公式ページをご覧ください。
家庭菜園を始めたい方には、選択肢が3つあります。
| 種類 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 町田市市民農園 | 市が運営、低価格、自分で全て管理 | ある程度経験のある方 |
| 農業体験農園 | プロ農家の指導付き、年間約20種類栽培 | 初心者・子育て世帯 |
| シェア畑 町田金森(民間) | 道具・苗・指導すべて完備、手ぶら通園 | 多忙な現役世代 |
七国山ファーマーズセンターは、町田の都市農業の拠点として、農産物の販売や農業者の交流の場となっています。町田の都市農業を象徴する公的施設で、市民が農と直接出会える場です。
ふるさと農具館には、町田の農業がたどってきた歴史と、先人たちが使った道具が大切に展示されています。子どもと一緒に、町田の畑が刻んできた時間を学ぶことができる、町田ならではの場所です。
古い農具を眺めていると、町田の畑が、何代もの家族の手しごとで守られてきた事実が、静かに伝わってきます。町田の農業を守るとは、土と道具と人の物語を、次の世代に手渡すこと——そう感じる場所です。
町田農業祭は、市民が町田の農業文化に直接触れられる、年に一度の大切な行事です。生産者と消費者が顔を合わせる、町田ならではの場として親しまれています。
町田市は、農業イベントの情報を公式ページで随時更新しています。
各農園の開催時期・予約方法・料金は変動があります。必ず各農園・町田市公式の最新情報をご確認ください。情報が古くなっていた場合は、お手数ですが私にもお知らせいただけると助かります。記事を最新に保つ責任は、書き手の私にあります。詳しくは町田市公式の収穫体験案内をご覧ください。
そしてもうひとつ、忘れてはならないのが放射性物質検査結果の公開です。町田市は、市内農産物の検査結果を継続的に公表しています。
派手な情報ではありません。けれども——
「安心して食べていただける」という土台があってこそ、地産地消もブランドも成り立つ。
この当たり前の土台を、毎日丁寧に支えてくださっている方々の存在を、忘れずに記しておきたいと思います。
食の安全は、農家さんの努力、検査体制、情報公開——この三つが揃ってはじめて成立します。9つの柱の最後にこれが置かれていることに、町田市の見識を感じます。
町田の野菜産出額16.4億円のうち、17%がトマト——この事実を、町田市民の皆さまにぜひ知っていただきたいのです。
「町田=トマトの街」という認識は、まだ広く共有されていません。だからこそ、ここに地域ブランドの伸びしろがあると感じています。
ただし、誤解のないように書きます。「町田トマトを町田の代名詞にする」と私が議会で正式に提案できる段階には、まだ至っていません。生産者の意向、JA町田市の戦略、市の施策との整合性——丁寧に確認すべきことが多くあります。
それでも、「町田は実はトマトの街なんですよ」——市民の皆さまと農家の皆さまの間で、まずこの会話が増えていくこと自体に、価値があると考えています。ブランドは、行政が作るものではなく、市民が育てるものだからです。
具体的な約束として、3つだけ書きます。期限と報告方法も明記します。
約束①|半年以内に、市内の農家さんを地区を分けて訪問する
旧町田・忠生・南・鶴川・堺・南町田の各地区で、最低1軒ずつ。訪問の記録は、ご了承いただいた範囲でブログに連載します。進捗は皆さまと共有しながら、一歩ずつ前へ進めます。
約束②|月1回、町田市の農業関連施策の動きをブログで解説する
議会での議論、市の予算、計画進捗——市民が読める言葉で。専門用語は避け、難しい話は難しいまま誤魔化さない。
約束③|第5次町田市農業振興計画の策定過程を、市民の立場から見届け、議会で発言する
策定スケジュールに合わせ、節目ごとにブログで論点整理を投稿します。議会一般質問・委員会質疑・市民との対話の場で、節目ごとに発言してまいります。
——以上3つです。約束した以上、報告まで含めて約束です。進捗は皆さまと共有しながら、一歩ずつ前へ進めます。
どれも、お金も時間もほとんどかかりません。
でも、こういう小さな積み重ねが、5年後・10年後の町田の畑を守る一番確かな力です。私はそう信じています。
A. JA町田市が運営するアグリハウス(市内5か所)を中心に、町田日曜朝市、南町田グランベリーパーク内のファームドゥ食の駅、まちだベジハブなどで購入できます。最新情報はJA町田市公式、または町田市発行のまち☆ベジ買えるお店マップをご確認ください。
A. 「まち☆ベジ」は町田産農産物のシンボルマーク、「まち☆ベジグルメ店」はまち☆ベジを使う飲食店の認証、「まち☆ベジBOOK」は市内農業情報の冊子です。詳細は町田市公式の地産地消ページで確認できます。
A. 横田農園、弁慶果樹園、おおるりファーム、相原ブルーベリー農園、町田薬師池四季彩の杜西園などがあります。町田市の収穫体験案内で最新情報をご確認ください。
A. 町田市市民農園は市の公式ページから募集状況を確認できます。プロ農家の指導付き「農業体験農園」、民間運営の「シェア畑 町田金森」(手ぶら通園可)など複数の選択肢があります。
A. 七国山ファーマーズセンターは、町田の都市農業の拠点として農産物販売や農業者交流を担う施設です。町田ならではの公的拠点として、市民と農のつながりを支えています。詳しくは町田市公式の市民と農のふれあいページをご覧ください。
A. ふるさと農具館は、町田の農の歴史と、先人たちが使った道具を保存・展示する文化施設です。子どもと一緒に、町田の農業が歩んできた時間を学べる、町田ならではの場所です。
A. 町田農業祭は、市民が町田の農業文化に直接触れられる、年に一度の大切な行事です。生産者と消費者が顔を合わせる場として親しまれています。最新の開催情報は町田市公式の農業イベント情報でご確認ください。
A. 認定農業者制度は、農業経営を計画的に発展させようとする方を町田市が認定し、各種支援を行う仕組みです。町田の農業の中核を担う方々を制度面から支えています。詳しくは町田市公式の担い手育成・支援ページをご覧ください。
A. 町田市の農業研修事業は、新規就農を目指す方への研修機会を提供する事業です。最新の募集状況は町田市公式の担い手育成・支援ページでご確認ください。
A. 米作り農業体験事業は、市民が町田の田んぼに触れる入口として町田市が実施しています。参加方法・募集時期は町田市公式の担い手育成・支援ページをご覧ください。
A. 町田市の農地利用集積円滑化事業が、農地を貸したい方と借りたい方をつなぐ仕組みです。詳しくは町田市公式の農地保全ページをご覧ください。
A. トマトです。町田の野菜産出額の約17%を占める1位作物で、町田の地域ブランドとしての可能性を持っています。
A. 主に相続発生時の宅地化と、市街化区域内農地の転用が要因です。一度宅地化した土地は事実上農地に戻らないため、相続前の選択肢を早期に検討することが大切だと言われています。特定生産緑地、相続税納税猶予制度、農地利用集積円滑化事業などの制度があります。
A. 町田市は、市内農産物の放射性物質検査結果を継続的に公表しています。市の検査体制と情報公開によって、「安心して食べていただける」土台が支えられています。
A. はい、ブログのお問い合わせフォーム、SNSのDM、地域の集まりの場——どこからでもお気軽にご連絡ください。現場の声が、私の政治の出発点です。
町田市議会議員 小沢タケルのブログでは、町田の暮らしに直結するテーマを継続的に発信しています。
※リンク先は、それぞれの記事を公開された際に該当URLに差し替えてください。
最後に、少しだけ個人的な話を書かせてください。
政治の世界には、「現実的な政策」「実現可能な提案」という言葉があふれています。私もブログで、つい使ってしまうことがあります。
でも、本当のところ——「現実的かどうか」を判断するには、現場の事情を、ひとつひとつ確かめなくてはいけません。机上で「これは現実的だ」と書いた瞬間、それが現場の真実から離れていく危うさを、議員として肌で感じるようになりました。
だから、私はこう書きます。
町田の農業について、私は現場で学び続けます。
答えを急ぐより先に、現場の声を聞き続けたい。
そのうえで、町田市議会で発言し、皆さんに報告させてください。
率直で、誠実で、急がない——これが、町田で政治をやらせていただいている私の、一番大切にしたい姿勢です。
そしてもうひとつだけ——
もし私が、いつかこの誠実さを失いそうになったら、どうか遠慮なく、このブログのコメント欄でご指摘ください。市民の皆さまに見ていただいているという緊張感こそ、私の政治の背骨です。
派手な構想ではなく、確かな現場から積み上げる一歩を。
町田の畑から、率直に。そして、あなたの隣に立つ気持ちで。
町田市議会議員(自由民主党)小沢タケル
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