2026/6/26
中野市議会議員のあべ一真です。
6月定例会では、私にとって初めてとなる一般質問を行いました。
今回取り上げたテーマは、
「放課後児童健全育成事業」
いわゆる児童クラブの環境整備についてです。
児童クラブは、保護者が仕事などで家庭にいない時間帯に、子どもたちが安全・安心に過ごすための大切な居場所です。
共働き世帯が増える中で、子どもたちの放課後の環境を整えることは、子育て支援としても、保護者の皆さんの働く環境を支える意味でも、とても重要です。
特に中野小学校区では、近年の共働き世帯の増加や住宅地の造成などにより、児童クラブの利用児童数が増え、過密化が課題となっています。
施設の広さだけでなく、
送迎時の安全
駐車場の確保
屋外活動の場
夏休みなど長期休業中の過ごし方
など、子どもたち、保護者、そして現場で働く職員の皆さんにとって、身近で切実な課題があります。
市では現在、中野児童センター放課後クラブと、中野放課後児童クラブ、いわゆるバラっ子の定員の一部を移行するため、新たな施設整備に向けた設計業務を進めています。
新しい施設を整備すること自体は、子どもたちの環境改善につながる大切な取り組みです。
一方で、私は次の点がとても大切だと考えています。
完成してから課題が表面化するのではなく、設計段階から丁寧に声を聞くことが必要です。
子どもたちが安心して過ごせる場所にするためにも、児童、保護者、現場職員など、実際に利用し、支えている皆さんの声を大切にしていくよう求めていきます。
新施設が完成するまでの間も、現在の課題は続きます。
特に夏休み期間中などは、利用児童が大きく増える時期です。
暑さ対策や活動場所の確保など、子どもたちが安全に過ごせる環境づくりが欠かせません。
冷房機能を備えた公共施設の活用など、できる対策をしっかり行いながら、子どもたちに負担が集中しないよう、引き続き確認していきます。
また、保護者の皆さんにとって、今後の施設整備や運営方針がどう進んでいくのかは、大きな関心事だと思います。
だからこそ、ホームページや関係者が参加する会議などを通じて、分かりやすい情報発信と情報共有を進めていくことも大切です。
今定例会では、
「(仮称)中野市美術館建設工事請負契約の締結について」
の議案に対し、私は反対の立場を取りました。
この議案は、採決の結果、
賛成10人、反対9人で可決されました。
私が反対した主な理由は、美術館そのものを否定するものではありません。
文化や芸術に触れる機会をつくること、まちの魅力を高める施設を整備することは、大切な視点だと考えています。
私が慎重であるべきだと考えたのは、建設場所です。
今回の建設予定地であるオアシス公園は、市民の皆さんにとって身近な公園であり、日常的に利用されている公共空間でもあります。
その場所に新たな施設を建設することについては、
公園としての機能
市民の憩いの場としての役割
周辺環境への影響
などを、より慎重に考える必要があると判断しました。
美術館計画については、6月22日から着工となっています。
私としては、契約案件が議会で可決された以上、今後はこの施設が市民の皆さんにとって、よりよい施設となるよう、しっかりと見ていくことが大切だと考えています。
特に、次の点については引き続き確認してまいります。
反対したから終わりではありません。
可決された後も、市民の皆さんの大切な税金がどのように使われ、どのような施設として形になっていくのかを見ていくことが、議員としての責任だと感じています。
議会での判断は、一つひとつが重いものです。
賛成か反対かという結論だけでなく、
なぜその判断をしたのか。
そして、
その後どう向き合っていくのか。
そこまで市民の皆さんにきちんとお伝えすることが大切だと考えています。
これからも、子どもたちの声、保護者の皆さんの声、現場で働く皆さんの声、そして市民の皆さんの声を大切にしながら、是々非々の姿勢で市政に向き合ってまいります。
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