2026/3/17
中野市にお住まいの皆さま、こんにちは。あべ一真です。
中野市では、将来にわたり市内に定住しようとする若者世帯を支援するため「若者住宅」を整備しています。地域活性化や人口減少対策として重要な役割を担っているこの制度ですが、今の生活実態に合わせてさらに進化させていく必要があると考えています。
現場の視点から見えてきた、「制度と実態のより良いマッチング」のための課題と提案をまとめました。
現在は、以下の条件で提供されています。
家賃: 45,000円〜47,000円
間取り: 2LDK
対象: 45歳以下の夫婦世帯
所得制限: 780万円未満
素晴らしい理念で始まった制度だからこそ、今の若者・子育て世代が直面している「現実」に照らし合わせ、以下の3つのポイントで改善の余地があると考えています。
1. 「定住」をより確実にするための入居期間の見直し
現在の制度では、最長7年で退去が必要となっています。
しかし、子育て世代にとって「7年」は、お子さまが小学校に入学するなど、生活基盤が固まる大切な時期と重なります。定住を真に促すためには、「期限が来たら離れなければならない住宅」から「将来的に定住へ移行できる住宅」への検討が必要です。
2. 多様な働き方・ライフスタイルへの対応
現在の対象は「夫婦世帯」に限定されています。
しかし、中野市の医療・介護・農業などを支える人材の中には、単身で働く若者や、地元に戻ってきたUターン希望者も多くいらっしゃいます。「地域を支える多様な人材」が広く利用できる仕組みに広げることで、街の活力はさらに高まると考えます。
3. 暮らしやすさと利便性の向上
若者住宅のある永江地区は自然豊かな素晴らしい環境ですが、共働き世帯にとっては通勤や買い物の利便性も切実な問題です。
家賃の負担軽減だけでなく、「生活利便性の高いエリアへの展開」や「オンラインでの入居手続き」など、忙しい現役世代がより利用しやすい環境づくりが求められています。
住宅政策は、単に入居者を募集するだけでなく、「この街でずっと暮らしたい」と思っていただくための重要な戦略です。
入居対象の拡大: 単身者やエッセンシャルワーカーも活用できる柔軟な制度へ。
継続居住の支援: 期限後も、近隣の空き家や民間住宅へスムーズに住み替えができる連携体制の構築。
デジタル化の推進: 仕事や育児で忙しい方でも、スマートフォンで手続きが完結する仕組みの導入。
私は看護師として、現場での人手不足を強く実感してきました。
「住まい」の課題を解決し、若い世代が中野市を選んでくれる仕組みを作ることは、結果として医療・介護・子育て環境といった「地域の安心」を守ることに直結します。
「子どもや孫の世代まで、笑顔で暮らせる信州中野を」
今の制度の良さを活かしつつ、住民の皆さまの実感に即した「実行可能な改善案」を、これからも丁寧に提案してまいります。
あべ一真(あべ かずま)
中野市出身の看護師。地域の課題を、住民の皆さまと同じ目線で考え、発信しています。
X (旧Twitter): https://x.com/N3yKOgfAqH2619
あべ一真プロフィール: https://go2senkyo.com/seijika/197042
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