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徳宮 勇気 ブログ

川越市議会の一般質問から見る、いま川越市政で問われていること

2026/6/11

川越市議会の6月定例会が開かれています。

市議会というと、少し遠い世界の話に感じる方も多いかもしれません。

しかし、議会で話し合われている内容を見ると、実は私たちの暮らしに直結するテーマが多く並んでいます。

特に注目したいのが「一般質問」です。

一般質問とは、議員が市政全般について、市長や市の担当部局に考え方や対応を問う場です。

議案の賛否だけでなく、議員がどのような問題意識を持ち、行政に何を確認しようとしているのかが表れます。

つまり、一般質問を見ると、いま川越市政で何が課題になっているのかが見えてきます。

今回の一般質問には、生活に近いテーマが多い

今回の6月定例会の一般質問通告一覧を見ると、さまざまなテーマが並んでいます。

・市街化調整区域における法令遵守(モスクの違法建築について)。
・グリーンツーリズム。
・観光環境づくり。
・中学校の自転車利用。
・食事と栄養。
・内水等の水害対策。
・川越駅西口周辺の課題。
・学校施設の課題。
・防災対策。
・自治会加入。
・クリーンボックスの設置。
・持続可能な観光経営。
・データセンター。
・ごみ収集。
・川越氷川神社の国重要文化財指定。
・旧市民会館の解体と跡地利用。

こうして並べてみると、どれも市民生活や川越の将来に関わるテーマです。

道路や学校、防災、ごみ、観光、公共施設、地域コミュニティ。

これらは決して一部の政治家だけの話ではありません。

市民一人ひとりの生活に関係しています。

一般質問は「市政の問題発見の場」

私は、一般質問は市政の問題発見の場だと思っています。

行政は日々、多くの仕事をしています。
しかし、行政だけでは拾いきれない市民の声や現場の違和感もあります。

そこで議員が、市民の代表として課題を取り上げ、行政に確認する。

それが一般質問の大事な役割です。

たとえば、水害対策の質問であれば、実際に大雨のたびに不安を感じている地域の声が背景にあるかもしれません。

学校施設の質問であれば、子どもや保護者、先生方が感じている不便さや安全面の課題があるかもしれません。

観光の質問であれば、観光客が増える一方で、交通渋滞や地域住民の負担が問題になっているのかもしれません。

議会で質問されるテーマの背後には、市民生活の現場があります。

だからこそ、一般質問はもっと市民に開かれるべきだと思います。

大事なのは「質問して終わり」ではないこと

ただし、一般質問は、質問しただけで終わってはいけません。

もちろん、議会で課題を取り上げること自体に意味はあります。

しかし、市民目線で本当に大事なのは、その後です。

・行政がどのように答えたのか。
・具体的な改善策は示されたのか。
・予算や事業に反映されたのか。
・翌年、状況は変わったのか。
・同じ課題が放置されていないか。

ここまで追いかけて初めて、議会の仕事が市民に見えてくると思います。

質問の言葉が立派でも、実際の市政が変わらなければ、市民には届きません。

逆に、地味な質問であっても、現場の改善につながるなら大きな価値があります。

議員の仕事は、目立つ発言をすることだけではありません。

市民の困りごとを拾い、行政に確認し、改善につなげること。

そして、その過程を市民に説明することだと思います。

市民も議会を見てよい

私は、政治が市民から遠くなっている原因の一つは、情報がわかりにくいことだと思っています。

市議会のホームページを見れば、日程や議案、一般質問の通告一覧は公開されています。

しかし、それを普通の市民が日常的に見ているかというと、そうではないでしょう。

理由は簡単です。

難しそうに見えるからです。
自分の生活にどう関係するのかわかりにくいからです。
誰が何を質問しているのか、追いかけるのが大変だからです。

だからこそ、私は市政の情報をわかりやすく整理して伝えたいと思っています。

今回の一般質問通告一覧を見るだけでも、川越市には多くの課題があることがわかります。

防災も、教育も、観光も、公共施設も、農業も、ごみも、自治会も、どれも大事です。

市民が議会を見ることで、政治は少しずつ身近になります。

私が注目したいこと

今回の一般質問で、私が特に注目したいのは、生活実感に近いテーマです。

たとえば、防災や水害対策。

近年、大雨や台風への備えはどの自治体にとっても重要です。川越市でも、内水被害や避難のあり方、情報発信の方法は市民にとって切実な問題です。

次に、学校施設の課題。

子どもたちが毎日過ごす場所だからこそ、安全性や快適性は重要です。老朽化、暑さ対策、トイレ、通学環境などは、保護者としても関心の高いテーマです。

そして、観光と地域住民のバランス。

川越は観光都市です。観光は地域経済にとって大切です。一方で、交通渋滞、混雑、ごみ、住民負担といった課題もあります。観光客にも市民にも優しいまちづくりが必要です。

さらに、公共施設のあり方。

人口減少や財政制約の中で、すべての施設を今まで通り維持することは難しくなります。だからこそ、どの施設をどう残すのか、どのサービスを守るのかを市民とともに考える必要があります。

議会を「見える化」することが政治参加につながる

市民にとって、政治参加は投票だけではありません。

議会で何が話し合われているかを知ること。
議員がどんな質問をしているかを見ること。
行政がどう答えているかを確認すること。
必要なら意見を届けること。

これも大事な政治参加です。

市議会は、行政の提案をただ通す場所ではありません。

市民の代表が、行政の仕事をチェックし、市民生活の課題を行政に問いかける場所です。

そして、その市議会を見守るのは市民です。

私は、川越市政をもっとわかりやすく、もっと開かれたものにしていきたいと考えています。

一般質問は、その入口としてとても良い材料です。

これからも、議会で何が問われているのか、市民目線で整理して発信していきます。

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著者

徳宮 勇気

徳宮 勇気

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肩書 フリーランス / 自衛隊支援協会理事長
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