2026/9/2
【政務活動費の使い方について】



私山野は今年度、
政務活動費の使い方について改めて考えました。
南あわじ市では、
政務活動費は議員1人あたり年間15万円です。
決して大きな金額ではありませんが、原資は市民の皆さまからお預かりしている税金です。
だからこそ私は、
「制度上、使えるかどうか」
だけではなく、
「本当に公費を使う必要があるのか」
「市民の皆さまにきちんと説明できる使い方なのか」
という視点を大切にしたいと考えています。
昨今、全国各地で、政務活動費や視察、政治とお金のあり方について厳しい目が向けられています。
また、他の自治体でも、
視察旅費そのものを大きく見直したり、
議員個人で政務活動費を使わないという判断をしたりする動きもあります。
もちろん、自治体ごとに制度や金額、議会の事情は違うため、単純に同じようにすればよいとは思っていません。
ただ、こうした事例を見る中で、
「今までそうしてきたから」
「制度上認められているから」
という理由だけで公費を使うのではなく、
今の時代に合った使い方を考える必要があると
感じました。
他会派の議員と一緒に視察へ行くことには大きな意味がありますし、現地へ行かなければ分からないこともたくさんあります。
そのため、参加するかどうかはとても悩みました。
ただ、
自分自身の政務活動費の使い方を改めて考えた結果、今年度については、管内視察には、原則として政務活動費を使わない方針としました。
また、
兵庫県内など比較的近い地域への視察についても、自費や日帰りで対応します。
これは、「視察に行かない」という
意味ではありません。
必要だと感じた場所には、
これまで通り足を運びます。
市外の施設や地域へ行き、現場の声を聞く。
他の自治体の取り組みを自分の目で見る。
担当者から直接話を聞く。
そうした活動は、
議員としてこれからも大切にしていきます。
一方で、コロナ禍以降は、
オンライン会議やオンライン研修も一般化し、
以前のように必ずしも現地へ出向かなければ情報を得られない時代ではなくなりました。
担当者へのオンラインでの聞き取りや資料共有、
オンライン研修などを活用することで、
移動費や宿泊費をかけずに学べる機会も
増えています。
オンラインで十分に調査できる内容であれば、
まずはそうした方法を活用する。
そして、
政務活動費を使って視察を継続するのであれば、
何を学んだのか。
南あわじ市にどう生かすのか。
その成果を市民の皆さまへどう伝えるのか。
そこまで含めて、
見える形で還元することが必要だと考えています。
単に「視察に行きました」で終わるのではなく、
得た知見を政策提言や一般質問、市政報告などにつなげ、市民の皆さまに成果として返していく。
そのうえで、年間15万円という限られた
政務活動費については、
市政報告の発行、政策や制度の調査、
専門的な研修、必要に応じた先進自治体の調査など、
より市民の皆さまへ成果として還元できる活動に
重点的に使いたいと考えています。
「使えるから使う」のではなく、
「本当に必要なのか」を考える。
そして、使った以上は、
何に使ったのか。
何を学んだのか。
それを南あわじ市にどう生かしたのか。
そこまで説明することが、
議員の責任だと思っています。
小さなことかもしれません。
ただ、政治への信頼は、
こうした一つひとつの判断と積み重ねから生まれるものだと考えています。
今年度は、自分なりの基準を持って、限られた政務活動費をより有効に活用していきます。
「使えるかどうか」ではなく、
「市民に説明できる使い方かどうか」。
私は、そこを大切にしたいと思います。
#躍動の会
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