2025/12/31


【採決前に退席した理由】
12/12に開催された産業厚生常任委員会に、
委員として出席しました。
私は、
議案第86号「南あわじ市温浴施設条例の一部を改正する条例制定について」
議案第88号「南あわじ市サンライズ淡路条例の一部を改正する条例制定について」
の審査に臨みました。
まず結論として、
料金改定そのものの必要性については、
両議案とも賛成の立場です。
一方で今回、採決に臨むにあたり、
賛否以前に、審査に必要な情報が十分に示されないまま、市民の皆さまに負担をお願いすることには慎重であるべきと判断しました。
事前に追加資料の提出も求めていましたが、
採決時点で、試算・計画書・サービス向上を含む対応策など、判断に必要な最低限の資料が提示されず、十分な検討ができない状況でした。
市民の皆さまに価格改定という形でご負担を
お願いする以上、根拠となる見通し(試算)と、
負担に見合う改善策がセットで示されることが
不可欠だと考えています。
また、委員会で審査された議案は、
最終的には本会議で採決されます。
委員会の結論はあくまで「審査結果」であり、
最終判断は本会議です。
だからこそ本会議では、賛否の理由を全議員と市民の皆さまに対して明確に示すことに大きな意味があると考えています。
そのうえで私は、反対の意思を示すのであれば、本会議での「反対討論」を通じて理由を明確にすべきだと考えています。
反対討論がないまま反対票を投じることは、
意思表示として十分とは言い難く、説明責任の観点からも慎重であるべきだと感じています。
今回、議案の趣旨である料金改定の必要性自体には賛成である一方、審査過程では、根拠資料や改善策が十分に示されないまま採決を求められる形となり、そのプロセスには疑念を抱きました。
ただし、
この状況をより早い段階で明確に共有し、
委員間討議の場において
「資料不足のため判断に至らない」
「追加資料の提出と説明を求めたい」
という意思を、
議会としての意思形成につながる形で、より分かりやすく示せなかった点は、
私自身の責任でもあると受け止めています。
その結果、
・反対の意思を示す以上は反対討論が必要であるという考え
・判断材料が不足したまま賛否を断じることへの慎重さ
この二つが両立せず、
私自身の準備・整理不足も含め、
複雑な立ち位置となりました。
この点を曖昧なまま態度表明することは
適切ではないと考え、
議長・副議長、ならびに会派にも相談したうえで、今回は採決に加わるだけの判断材料が揃っていないと判断しました。
そのため、
態度表明の方法について慎重を期すため、
採決前に退席いたしました。
なお、委員会終了後には、
副市長からも、今後は資料の整備や説明のあり方を含め、改善に努めたいとのお話がありました。
今後、同様のケースが生じた場合には、
周囲の空気に流されて判断するのではなく、
賛成討論・反対討論を通じて理由を明確にし、
討論を尽くしたうえで責任ある結論を示してまいります。
また、質疑を行う以上は、
それ以上に調査と検証を重ね、必要な専門知識も身につけるべきだと考えています。
質問する側にも礼節と準備が求められるからこそ、引き続き学びを深め、
質を高めてまいります。
--------------------
「箇条書きまとめ」
対象:議案86号(温浴施設条例改正)、
議案88号(サンライズ淡路条例改正)
採決:反対に挙手
立場:料金改定の必要性自体は賛成
反対理由:試算・計画書・改善策など、審査に必要な資料が採決時点で不足
考え:市民負担をお願いするなら「根拠(試算)」と「負担に見合う改善策」をセットで示すべき
反省:委員間討議で趣旨をより明確に発言し、プロセスの可視化を図るべきだった
今後:副市長とも共有し、資料整備・説明改善へ。
※本件は誤解を避けたいので、南あわじ市議会議員の方はコメント欄ではなく、会ったときに直接ご意見をいただけると助かります
#躍動の会
この記事をシェアする
ヤマノ ヨシタカ/41歳/男
ホーム>政党・政治家>山野 よしたか (ヤマノ ヨシタカ)>採決前に退席した理由