2025/10/5
こんにちは。横浜市会議員の横溝じゅん子です。
現在、市会では令和6年度の「決算特別委員会」が開かれています。
市の財政運営がどうだったのか、税金がどのように使われたのかを丁寧に検証し、次の予算へとつなげていく大切な時期です。
そこで今日は、横浜市が発表した**「令和7年度 予算案」**をもとに、わたしたちのまちの“お金の使われ方”を、少し身近に感じていただけるようお話しします。
「財政」と聞くと、どこか遠い世界の話のように思う方も多いかもしれません。
けれど本来、財政とはみなさんの税金を使って、暮らしを豊かにする営みのこと。
子どもたちの学校、道路や公園の整備、福祉や医療、災害対策…。
これらはすべて、私たちが納める税金によって支えられています。
横浜市の令和7年度の総予算は、3兆9,881億円(過去最大)です。
そのうち、わたしたちの生活に最も関係の深い「一般会計」は1兆9,844億円。
市民税や固定資産税などの「市税」が約47%を占めています。
物価高や人件費の上昇が続く中、税収は過去最高を見込む一方で、支出も増えています。
横浜市の市税の半分は「個人市民税」です。
つまり、人口が減ると税収も減っていく構造になっています。
人口減少社会を見据えた持続的な財政運営が、いま大きな課題です。
支出の内訳を見ると、
人件費:19.9%
扶助費(福祉・医療など):32.9%
公債費(借金返済):8.4%
この3つを合わせた**「義務的経費」**が全体の約6割を占めています。
つまり、自由に使えるお金は4割ほどしかないということ。
一方で、道路や学校、公園などの老朽化対応や新しい防災・減災対策も待ったなしです。
限られた財源の中で、どこに優先順位を置くかが問われています。
市の予算は、私たちの生活のあらゆる場面に関係しています。
例えば――
保育所やこども園などの運営に 1,758億円
小中学校の運営に 2,002億円
小児医療費助成に 158億円
介護保険(給付等)に 3,143億円
ごみ処理やリサイクルに 528億円
こうした数字を見ると、
「税金ってこうやって自分の暮らしに返ってきているんだ」
と、少し身近に感じられませんか?
横浜市では、人口減少と高齢化により、
「税収減」と「社会保障費の増加」という2つの課題を見据え、
**『財政ビジョン』**を策定しました。
めざすのは――
安定した行政サービスを続けられる 安定性
災害時にも市民生活を守れる 強靭性
将来のまちづくりに投資できる 発展性
この3つのバランスを保ちつつ、
将来世代へ豊かな横浜を引き継ぐための財政運営を進めています。
横浜市のような大都市では、ふるさと納税による税収減が大きな問題です。
横浜市の減収額は年々拡大しており、強い危機感を持っています。
一方で、市内からの寄附を増やすために、
返礼品やプロモーションを工夫し、
令和6年度には目標の20億円を1年前倒しで達成。
令和7年度は35億円を見込んでいます。
「横浜らしいふるさと納税」を広げることも、
これからの財政を支える大切な柱です。
横浜市では、インターネットを使って市民の声を集める「デジタルプラットフォーム」を導入。
「こんなまちになったらいいな」という意見を募集し、
令和7年度の予算には54事業・約5,588万円分が反映されました。
たとえば、
区庁舎の親子休憩スペース(港南区)
マンション防災の推進(戸塚区)
地域プロモーション(瀬谷区)
市民の声が、実際の予算や事業に反映される仕組みが少しずつ広がっています。
財政は「難しい話」ではなく、わたしたちのまちづくりの基礎です。
日々のごみ分別やボランティア、地域イベントへの参加――
それぞれの小さな行動が、横浜の未来を形づくっています。
これからも、市民の皆さんと一緒に、
「人にやさしい」「出かけたくなる」「世界を魅了する」横浜をつくっていきたいと思います。
📚 参考リンク(横浜市公式)
・令和7年度予算概要:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/zaisei/jokyo/yosan/r7/r7.files/R7yosan.pdf
・主要事業の詳細:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/zaisei/jokyo/yosan/r7/r7.files/R7yosan-shuyou.pdf
・財政ビジョン:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/zaisei/jokyo/zaiseivision/zaiseivision.html
「国民民主党(横溝じゅん子)を応援しませんか?」
党員・サポーター募集中!
■ 党員(日本国籍をお持ちの18歳以上の方)
国民民主党の理念にご賛同いただける方を歓迎します。
◇年会費:4,000円
◇特典:
・代表選挙での投票権
・政策決定への参加機会
・党員証の発行
■ サポーター(18歳以上・国籍不問)
国民民主党を応援したいという思いをお持ちの方ならどなたでも!
◇年会費:2,000円
◇特典:
・党主催イベントへの参加
・日本国民の方には代表選挙での「1/2票」付与
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>横溝 じゅん子 (ヨコミゾ ジュンコ)>📊 私たちの税金はどこへ?横浜市の決算から見えるまちづくりの課題