2026/7/12
奈良県の大和西大寺駅北口前に立ったとき、最初に頭に浮かんだのは野洲駅前の景色でした。
通勤・通学で行き交う人たち。
待ち合わせをする学生。
買い物へ向かうご夫婦。
私自身も毎日のように立ち、市民の皆さまへご挨拶をしている風景です。
そんな何気ない日常と、奈良の駅前の風景は驚くほどよく似ていました。

だからこそ思いました。
もし、あの日の出来事が野洲駅前で起きていたら――。
穏やかな朝は一瞬にして失われ、多くの人の記憶に残る悲しい場所になってしまいます。
そう考えると、本当に胸が締め付けられる思いでした。
私は今回、2022年7月8日年に安倍晋三元総理が最後に立たれた場所を訪れ、静かに手を合わせました。

私自身、安倍総理大臣の政策には、賛同したものもあれば、考えを異にしたものもありました。
それは政治家である以上、ごく自然なことだと思っています。
政治は、さまざまな考え方を持つ人たちが議論を重ね、最終的には国民や市民の判断をいただくものです。
だからこそ、今回この場所で私が感じたのは政策への評価ではありません。
一人の政治家として、自らの言葉で国民に思いを届けている最中、その人生が突然途切れてしまったことへの深い無念さでした。
安倍元総理は、日本の憲政史上、最も長く総理大臣を務められた方です。(通算在職日数:3,188日)
その長い年月、国のかじ取りという重責を担われたことには、一人の政治に携わる者として深い敬意を抱きます。
そして、野洲市議会議員である私にとって、この場所はもう一つのことを考えさせてくれました。
それは、「当たり前の日常を守ること」の大切さです。
市民の皆さんが安心して駅を利用し、子どもたちが笑顔で学校へ向かい、ご家族が何気なく買い物に出かける。
私が毎朝「おはようございます」とご挨拶をしている野洲駅前の風景も、決して当たり前に存在するものではありません。
安心して暮らせるまちをつくること。
穏やかな日常を守り続けること。
それもまた、地方議員に課せられた大切な使命の一つなのだと、この場所で改めて実感しました。
野洲の駅前が、これからも変わらず笑顔と「おはようございます」が交わされる場所であり続けるように。
その当たり前の日常を守るため、一日一日の活動をこれからも積み重ねてまいります。
安倍晋三元総理のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
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ホーム>政党・政治家>田中 りょう (タナカ リョウ)>安倍元総理大臣が最後に立った場所から、野洲市の日常を見つめ直す