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赤ちゃんや夜勤明けの人を起こしてまで、多額の税金を投入してまで、名前を連呼する意味はあるのか

2026/6/16

 

立川市議会議員候補のやた一久です。

私は今回の立川市議選で、選挙カーを使用しておりません。

 

正直に告白します。昨年の都議選でも、今年2月の衆院選でも、私は選挙カーを走らせ、マイクで自分の名前を連呼してきました。

それが「大道」だと、選挙とはそういうものだと、教わってきたからです。
 

でも、走りながら、ずっと心のどこかが痛んでいました。

お昼寝の時間の赤ちゃんを、起こしてしまっていないだろうか。在宅で仕事に集中している人の、邪魔をしていないだろうか。夜勤明けで休んでいる人の、貴重な眠りを奪っていないだろうか。

候補者の名前を大音量で繰り返すことに、本当に意味があるのか。それは政策を伝えているのではなく、ただ音を撒き散らしているだけではないのか・・・

 

そしてもうひとつ、私がどうしても見過ごせなかったことがあります。

その選挙カー、実は・・・皆さんの税金で動いているのです。

 

ご存じでしたか。選挙カーには「公費負担」という制度があり、車両のレンタル代も、ガソリン代も、運転手さんの日当も、一定の上限の範囲で、すべて公費、つまり私たちの納めた税金でまかなわれます。

選挙運動用自動車の借上料・燃料・運転手の報酬は、公費で負担される対象です。

 

その金額は、決して小さくありません。車両・運転手・燃料を一括で借りる「ハイヤー方式」なら、1日あたりの上限額は64,500円。運転手さんを別に雇う場合でも、1日あたり12,500円を上限に公費で負担されます。

立川市議選の選挙運動期間は告示日から投票日前日までの7日間。単純に計算すれば、候補者ひとりあたり、選挙カーだけで数十万円もの税金が投じられる可能性があるということです。

 

今回の市議選では候補者が40人、そのうち9割が公費請求すればその総額は・・・どうか、一度想像してみてください。

「財政の見える化」を訴える私が、自分の名前を連呼するためだけに、皆さんの税金を数十万円も使う。それは、自分の言葉と行動が裏切り合う矛盾だと、私は思いました。

 

だから、決めました。今後は、選挙カーをなるべく使わない、と。

 

仮に用意することがあっても、走行中はマイクを使いません。

マイクを握るのは、立ち止まって、街頭でしっかりと、自分の言葉で政策を語るときだけ。聞いてくださる方の目を見て、対話するように届けたい。

「選挙カーって、正直うるさいな」。「あれ、税金で動いてるの?」。そう感じたことのある方は、きっと少なくないはずです。その違和感は、間違っていません。

 

時代は変わりました。

名前を連呼しなくても、税金を浪費しなくても、想いを伝える方法はいくらでもあります。

 

私はその新しいやり方で、立川の皆さんと向き合っていきたいと考えております。

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著者

やた 一久

やた 一久

選挙 立川市議会議員選挙 (2026/06/21) [当選] 981 票
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立川市議会議員選挙

肩書 中小IT企業経営
党派・会派 無所属
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