2026/5/25

大分市議会厚生常任委員会で、山形市の健康ポイント事業「SUKSK(スクスク)」を視察しました。
山形市は「健康医療先進都市」を掲げ、“医療や健康に資する地域資源の強みを活かして選ばれるまち”を目指している自治体です。
中でも印象的だったのが、「歩くほど幸せになるまち」というコンセプト。
健康づくりを「頑張るもの」「我慢するもの」ではなく、“楽しく続けられるもの”としてデザインしている点に、大きな工夫を感じました。
SUKSKは、歩数や健診受診、イベント参加などでポイントが貯まる健康アプリで、登録者はすでに2万人を突破。
ポイントに応じて記念品が当たるなど、自然と参加したくなるインセンティブが設けられています。
さらに、単なる「歩数競争」で終わらせず、低山ハイキングやウォーキングイベント、ポイントアップデーなど、“つい外に出たくなる仕掛け”が随所にあり、健康づくりとまち歩き、地域交流がうまく結びついていました。
また現在、山形市は駅周辺を中心に再開発も進んでおり、歩いて楽しい街並みづくりにも力を入れています。
「健康施策」と「都市政策」が別々ではなく、“歩きたくなるまちそのものをつくる”という視点で進められていることがとても印象的でした。
高齢化が進む中、健康寿命の延伸や医療費抑制はどの自治体にとっても大きな課題です。
だからこそ、「やらなきゃ」ではなく、「楽しいから続く」仕組みづくりが重要なのだと改めて実感しました。
大分市でも、日常の中で自然に健康になれる仕掛けや、歩きたくなるまちづくりについて、さらに研究を進めていきたい思います。

▲山形市の職員の方が案内してくださった「御殿堰(ごてんぜき)」を活かした街並み。お蕎麦屋さんや呉服店などが並ぶ。

▲旧県庁舎を活用した山形県郷土館「文翔館」は、映画「るろうに剣心」のロケが行われた歴史的建造物。

▲「霞城セントラル」最上階の展望ロビーから望む山形市街。平野が広いな~…。
追記:今回「SUKSUK」についてお話を聞いた山形市保健所は、JR山形駅直結の「霞城(かじょう)セントラル」という県都山形市のランドマーク的な24階のビル内にあります。ここは官民複合型ビルで、県や市の行政サービスの窓口や観光案内センターをはじめ、映画館やショップ、レストランなども併設されており、山形市民も日常的に利用しているそう。当日宿泊したホテルもここにあり、アクセス抜群! 最上階の展望ロビーからは美しい山々に囲まれた山形の街全体を見渡すことができます。
朝の集合までの時間を利用して山形市在住の知人とコーヒーを飲んだのですが、「山形市は市内に子どもと遊べる屋内施設が複数あって、子育てしやすいまちなんですよ」と自慢されました。こんなふうに自分の住んでいるまちを県外の人に自然に自慢できるのっていいですよね。大分市もそんなまちでありたい!
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