2026/8/8
今年も、各地で賑やかな夏祭りの季節がやってきました。
先日、地元の宮根・京命合同納涼盆踊り大会や覚王山日泰寺の納涼盆踊り大会など、多くのお祭りへ足を運びました。日泰寺のライトアップされた五重塔を背景に、提灯の明かりの下で盆踊りの輪が広がる光景は、まさに夏の風物詩そのものでした。

しかし、こうした華やかなお祭りの会場で、毎年どうしても気になってしまう光景があります。
それは、ほんの数十分だけ会場に現れ、主要な人と握手を交わし、写真を撮ると、あっという間に去っていく。まるで「顔を出して挨拶をした」というアリバイ作りをしているかのような政治家たちの姿です。
私は、こうした「顔を出すだけ」の政治家の姿勢に強い違和感を抱いてきました。政治家や地域のリーダーにとって本当に必要な姿勢とは何なのか。
その思いを整理するために、このブログを書きまとめました。
お祭りの本番は数時間ですが、それを開催するためには、その何倍もの時間と労力が準備に費やされています。
地域のリーダーや地域活動に関わる人にとって大切なのは、こうした行事に単に顔を出すことではなく、スタッフとして現場で汗を流すことだと思います。

写真は、今回の準備の様子です。 炎天下の下、櫓(やぐら)の設営や、日泰寺の境内での重い資材の搬入など、目立たないけれど、祭りを開催するためには欠かせない地道な作業が、多くの地域の皆さんやボランティアスタッフの手によって行われました。
数十分だけ立ち寄って去っていく政治家の横で、このように一日中汗を流して準備をする人々がいる。本当の意味で地域やお祭りを支えているのはどちらなのか、答えは明らかです。
現場で働くことで見えてくるものがあります。高齢化による担い手不足、設備の老朽化、安全対策の難しさ、地域住民同士のつながりなど、実際に作業に参加しなければ分からない課題も少なくありません。
現場に立つからこそ実感することなのです。
地域の本当の課題は、現場に入り、住民の皆さんと一緒に手を動かす中で初めて見えてくるのです。それを受け止めずに、本当の地域政策など作れるはずがありません。
「地域は、会議室や資料だけで理解できるものではありません。人と人とのつながりの中で成り立っています」
真の信頼関係は、一瞬の挨拶や派手なパフォーマンスでは築けません。準備段階から最後の片付けまで現場に立ち、地域の皆さんとともに汗を流す。その積み重ねがあって初めて、本当の信頼が生まれるのだと思うのです。
今年のお祭りを通して、私自身も改めて「現場に立つこと」の意味を強く噛み締めました。
派手な言葉を並べるよりも、現場で黙々と働く姿。 それこそが、本当の意味で地域を支える力になると信じています。
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ホーム>政党・政治家>谷口 たけまさ (タニグチ タケマサ)>「顔を出す」だけの政治家はいらない。夏祭りの現場で、私が考える「地域を支える」ということ。