2026/6/22

6月議会では、道路改良工事に関する予算が多く上がっていました。
都市整備委員会に所属している私は、「この道路がなぜ選ばれたのか」を
徹底的に確認し、道路工事の選択過程の可視化を求めました。
その結果、道路改良工事には大きく分けて2種類あることが分かりました。
① 施策事業
これは、国の補助金などを活用して進める比較的大きな道路整備です。
国の補助金には、それぞれ条件があります。
その条件に合う道路を選んで申請し、採択されれば「事業化」されます。
現在事業化されている道路のほか、6路線が事業化を待っている状況です。
しかし、条件に合わない場合は、事業化まで何年もかかることがあります。
採択されると、国・県・市の負担額が予算として議会に上がってきます。
私たち議員は、「議案質疑」で個人的な意見を控えて概要を確認し、
「都市整備委員会」で詳細を議論し、予算を認めるかを判断します。
場合によっては、予算は認めるものの、「○○に配慮して進めてほしい」
という付帯意見(ふたいいけん)を付けることもあります。
唐津神社前の石畳の整備がその一例です。
② 要望事業
これは、市民の皆さんから寄せられる「ここの道路に穴が空いている」
「草木が伸びすぎて見通しが悪い」「通行する時に危ない」といった、
身近な道路の補修や改良に関するものです。
こうした要望事業については、行政職員の判断で
必要性と緊急性などを踏まえて、その都度、対応しています。
「なぜあの道路は直るのに、こちらはなかなか直らないのか」と
多くの市民の皆さんが感じていることと思います。
今回、私は「道路工事がどのように選ばれているのか」を明らかにするため、
当委員会で時間をかけて、道路工事の選択過程の可視化を求めました。
そして、素早く改善してもらえる「要望の出し方」があることがわかりました。
本市の公式LINEから要望申請するのが、最も効率的で、
結果につながりやすい方法です。

1)本市の公式LINEの下にある「損傷報告」をタップ
2)該当する項目をタップしていく
3)問題箇所の写真や動画をアップロードする
4)要望申請した旨を区長へ報告し、後日フォローしてもらう
5)要望申請した旨をその地区の議員へ報告し、後日フォローしてもらう
報告を受けた行政職員は、現地調査を行い、
報告内容を確認した上で、必要性と緊急性を判断します。
「○○さんに言った」というだけでは、要望の内容や場所が
正確に伝わらず、結果につながりにくくなります。
道路の不具合や危険箇所を見つけた時は、
写真や動画を添えて、公式LINEから正式に報告することが効果的です。
LINEをお持ちでない方は、画像・動画を都市整備課に見せてください。
その後、要望申請した旨を区長さんと議員に報告してください。
また、その箇所に関する要望の数が、緊急性の判断につながる場合もあります。
人に任せるのではなく、困っている箇所があれば積極的に要望を出してください。
それが改善につながる一番の近道です。
市内には多くの要望箇所があります。
限られた予算を有効に活用するためには、必要性や緊急性の高い道路が、
公平で透明性のあるプロセスによって選定されることが重要です。
「なぜこの道路が選ばれたのか」が見えなければ、市民の納得感は生まれません。
これからも、ブラックボックス化している部分を一つひとつ可視化し、
住みやすい唐津市づくりにつなげてまいります。

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