服部 たかひろ ブログ
周南公立大学の社会福祉士合格率91.3%県内トップという輝かしい快挙の裏側
2026/4/14



周南公立大学の社会福祉士合格率91.3%県内トップという輝かしい快挙。この嬉しいニュースの裏側に隠された真実をご存知ですか。抑えられない憤りをありのまま書かせていただきます。長文すみません。
今回の結果は、この半年間地元の現場で活躍する有志の社会福祉士たちが、自らの業務の合間を縫って学生たちと深く関わり、伴走してきたことで実現したものと自負しています。単なる知識の詰め込みではなく、ソーシャルワーカーとしての矜持、そして何より揺れ動く学生のメンタルを支え抜く「伴走型支援」を地域一丸となって体現してきたのです。
現場の先生方からは、多大なる感謝と信頼を寄せていただきました。地域が次世代を育て、大学がそれを受け入れる。この理想的な関係こそが、合格率の数字以上に価値のあるものだと信じていました。
……ところが!!!
新年度からは、この血の通った地元の連携を打ち切り、外部の派遣会社へ委託するとの方針が上層部から示されました。
効率やシステム化を優先するあまり、地域の専門職と学生が直接触れ合うことでしか得られない「学びの本質」を切り捨ててしまう。「福祉の専門性」を説き、「民間との橋渡し」を謳う組織の舵取り役が、これほどまで現場の絆を軽んじる判断を下せるとは!この決定が誰の「独断」によるものかは想像に難くありませんが、現場を理解しない者が教育の頂に立つと、こんなにも虚無な結論になるのかと思い知らされました。
素晴らしい数字を「実績」として語る裏で、これまで尽力してきた地域専門職を認めることなく、想いを踏みにじっていく。皮肉なことに、合格した学生たちがこれから羽ばたく「福祉の現場」の温かさを、一番理解していないのは大学のトップなのかもしれません。
この歪な選択が、将来の福祉教育にどのような影を落とすのか。あまりの暴挙に憤慨し、言葉もありません。
現場なぞ 知らぬ高座に 鎮座して
永遠(とわ)に眠れよ 智慧の無きまま