2026/4/10
昨日、非常勤講師を務める徳山看護専門学校の入学式に参列しました。20名の新入生が期待に胸を膨らませ一歩を踏み出す中、これまでにない緊張感が漂っていました。同校は来年度の「学生募集停止」を発表しています。
誤解を恐れずに言えば、これは一専門学校だけの問題ではありません。周南圏域の医療体制の「終わりの始まり」が迫っているかもしれない、極めて深刻な事態です。
卒業生の約8割が地元の医療機関へ就職して現場を支え、18歳から社会人経験者まで幅広く看護師への道を開いてきたこの学校の強み「地域密着」と「多様な門戸」。この貴重な地域医療の供給源を、少子化や大学志向という言葉で片付け、みすみす手放せば、数年後には地元病院の看護師不足が現実となり、入院や救急の受け入れができなくなる日が来るかもしれません。
周南公立大学に看護学科が新設されたとはいえ、広域から集まる学生がどれだけ地域に残るか。楽観できる根拠はありません。その答えは数年後、残酷な数字として表れるでしょう。
「募集停止」は、まだ「閉校」ではありません。しかし、一度止まった流れを戻すのは至難の業。手遅れになってから後悔しても遅いー今まさに瀬戸際です。
地域の命を支える仕組みをどう維持していくのか。私は教育の現場に立つ人間として、また地域を守る立場としてこの事態を看過することは出来ません。
皆さんは、この現実をどう受け止めますか?
今日の一首
周南の 命を守る インフラを
絶てば街の 寿命削らん
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7cbf59776a0c37f5df4d7aa9fe78f7db71dc84

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