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【熊本都市圏地域マニフェスト】きむら敬の「県民との10の約束」を地域別にまとめました。熊本県知事選

2024/3/6

政策提言:くまもと新時代を共に創る・県民への10の約束  
印刷用PDF:県民への10の約束(全文)
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熊本都市圏の地域振興~交通渋滞解消と空港周辺地域のにぎわい創出~

各市町村と連携し、熊本都市圏の個性ある振興策を推進

●「地域未来創造会議」を立ち上げ、熊本都市圏の未来像を描き、それを羅針盤として、個性ある地域振興・経済振興・観光振興を推進します。

各市町村の独自振興策の実現から、県都・政令市である熊本市との腹を割っての課題の共有・検討まで、各市町村との連携を徹底して進めます。

都市高速道路や高規格道路の建設を推進

●「10分・20分構想」を早期に実現するために、熊本市等と連携し、熊本都市圏3連絡道路の事業化に向けた検討と併せて、有料道路事業制度を活用できる責任ある事業主体を定め、高規格道路の建設を促進します。

●県道大津植木線の6車線化、県道熊本高森線の4車線化、国道443号線の4車線化、県道堂園小森線の現道拡幅等の整備を早期に完了します。

交通渋滞解消に向けて、縦割りを排して連携し、具体的取組を策定・実行

●全国ワーストの熊本都市圏の交通渋滞を解消するため、国、県庁関係各部、警察本部、熊本市、周辺市町村、交通事業者、従業員を多く抱える企業等が縦割りを排して連携し、具体的取組を策定・実行します。

各手段の棚卸しを進め、取り組めるものから、順次実行していきます。

〈緊急対策Ⅰ:公共交通利用の促進、時差出勤等の導入、モニタリング、交通規制の見直し〉

●まず、公共交通利用の促進や時差出勤・テレワークの導入に向けた普及啓発を、官民挙げて徹底します。

●デジタル技術を利用したモニタリング等を通じて深刻な渋滞の実態を把握し、この分析に基づき警察本部と協議して、信号間隔の調整等交通規制の見直しを行うなどの取組を速やかに開始します。

●早急な実施が求められ、かつ実施が可能な事業は、6月の肉付け補正予算に盛り込みます。

〈緊急対策Ⅱ:JR豊肥本線・セミコン通勤バス・空港リムジンバスの増便・増発、道路環境の改善〉

●JASM第一工場の開業を年末に控え、半導体関連企業の集積によるJR豊肥本線の混雑を緩和するため、JR豊肥本線(熊本~肥後大津)の増結・増便をJR九州に強く働きかけます。

また、セミコンテクノパークへの通勤バスの路線拡充・増便を企業、地元市町と連携して進めます。

従業員送迎バスの導入やシャトルバスの共同導入に向けて、JASMや他の進出企業との議論を進めます。

●阿蘇くまもと空港リムジンバスの増便を検討します。

●公共交通利用を一層促進するため、バス路線網・ダイヤの拡充を進めると共に、鉄道・バスの接続改善に向けて駅・バス停の改良に取り組みます。

●渋滞モニタリングの結果に基づき、ボトルネックとなっている箇所を把握し、その解消に向けて、道路の拡幅、右折レーンの設置や右折禁止規制の導入、バス停の改善等、既設の道路環境の改善をできる所から進めます。

〈熊本都市圏の将来交通計画の策定〉

●将来世代を考慮に入れて成長著しい熊本都市圏の未来像を議論し、地域のまちづくり計画との整合をとりつつ、熊本都市圏の将来交通計画を策定します。

 その中で、都市高速道路や高規格道路の整備、新たな公共交通体系の構築のための鉄軌道の新設・改良、交通事業者の再編などの実現に向けて、大胆な検討を進めます。

●検討結果は、総合計画「くまもと新時代共創戦略(仮称)」にも反映し、2025年度から着実に推進します。

 そして、5~10年後には渋滞解消の確かな実感が得られるようにします。

将来の基幹高速鉄道ネットワーク実現を推進

●JR豊肥本線の新駅設置・駅改良・複線化など大幅な機能強化を進めるとともに、JR鹿児島本線や市電・路線バスとの接続強化や、阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の整備の加速を図り、将来の熊本都市圏交通の基幹となる高速鉄道ネットワークの実現を推進します。

交通連合の実現を目指し、路線の新設・再編や経営の共同化を支援

●鉄道・バス・市電・タクシーなど交通事業者の人材確保・処遇改善等の課題解決を図るため、持続可能な公共交通の経営体である「交通連合」の実現を目指し、路線の新設・再編や更なる経営の共同化を支援します。

●大量輸送力と定時性の確保を図るため、バス専用レーン、連接バス、EVバス、自動運転等の導入を前提としたBRT(バス高速輸送システム)や、熊本電鉄線の改良・延伸を見据えたLRT(次世代路面電車システム)の導入を関係機関とともに検討します。

モビリティ・マネジメントの観点で新たな公共交通体系の構築を実現

●過度な自家用車依存から脱却するための意識改革を県庁が先頭に立って進め、鉄軌道・バス・タクシー・自転車・徒歩など様々な手段を組み合わせて活用する観点(モビリティ・マネジメント)で、熊本市等とも連携しながら、熊本都市圏の新たな公共交通体系の構築を実現します。

●深刻化するタクシーの運転手不足への対応として、社会のデジタル化によるシェアリングエコノミー(共有経済)の進展に伴う先進的取組として、政府における検討状況も踏まえつつ、ライドシェアの実現可能性を検討します。

●交通渋滞の緩和に向けて、都心部に乗り入れる自家用車を減少させるため、パークアンドライドの拠点整備を検討します。

幹線道路インフラの整備を強力に推進

●九州各県に所在する半導体関連産業の拠点をつなぎ、新生シリコンアイランド九州を実現するために必要な人流・物流を確保するとともに、災害時の生命線ともなる幹線道路インフラの整備を強力に推進します。

●九州の横軸となる「中九州横断道路」等の整備を加速し、「すべての道は熊本に通じる」物流・交流圏を実現します。

●半導体産業の物流に不可欠でJASM工場に直結する「中九州横断道路」、及び空港アクセス鉄道と豊肥本線で熊本市中心部・JASM工場・空港を結ぶ「基幹高速鉄道ネットワーク」の整備は、新生シリコンアイランド九州を実現し、日本の半導体産業を復活させるという国家プロジェクトの成功に必須のインフラです。

このため、これまで副知事・総務官僚として培ってきた国とのパイプを活かし、熊本県の働きかけで実現した国の別枠予算(地域産業構造転換インフラ整備推進交付金)を積極的に活用して、早急な整備を推進します。

九州における広域防災拠点化を推進

●南海トラフ地震など広域的な大規模災害発生に備え、九州を支える広域防災拠点の役割を果たすため、国や他都道府県、市町村、民間との連携を強化するとともに、熊本県と九州各県とを結ぶ道路ネットワークの形成、九州各県からの避難者受入体制、災害医療提供体制、水・食料・医薬品等の供給体制の構築を進めます。

さらに、台湾有事等における国民保護も見据え、国と連携して、阿蘇くまもと空港・熊本港の活動拠点・物資集積拠点としての機能を強化します。

空港周辺地域のにぎわいを創出

●空港周辺地域の土地利用の見直しを進め、ホテル、MICE施設、商業施設、文化施設、教育・研究の拠点、「くまもと版スタートアップ・エコシステム」の拠点などを誘致し、にぎわいを創出します。

(※)MICE施設とは、企業等の会議(Meeting)、報奨旅行(Incentive travel)、国際会議(Convention)、展示会・見本市(Exhibition/Event)等のビジネスイベントを開催できる施設をいう。

フードテック・アグリテック振興プロジェクトを進展

●スタートアップが県内農業者と共に試行錯誤し、高付加価値の食品産業を展開できる環境を作り、熊本県をフードテック(食ビジネスへの技術の活用)・アグリテック(農業へのAI・ロボット等先端技術の活用)の中心地とすることを目指します。

 そのために、UXプロジェクトの一環として、空港周辺地域での「東海大学・熊本県 フード・アグリテック連携プロジェクト」の一層の進展を図ります。さらに、農業を含めた食品産業におけるイノベーションを進めるため、海外も含めた産学官連携を推進します。

(※)UXプロジェクトとは、熊本の強みである医療、介護、健康、食、ビューティー、スマート農業など、ライフサイエンス産業を中心とする新産業創出プロジェクトをいう。

「くまもと版サイエンスパーク構想」を推進

●半導体産業の集積効果を活かしながら、知事自らがプロデューサー兼セールスマンとなって、半導体を始めEVや蓄電池、ライフサイエンス、脱炭素・SDGs関係など、先端技術の製造・研究開発拠点を誘致します。また、これらを中心とした街づくり(くまもと版サイエンスパーク構想)を推進します。

●また、県内大学には半導体研究の拠点を構築するほか、国の最先端研究機関を誘致します。さらに、国内外の研究大学との連携を進め、世界に伍するグローバルな研究開発拠点を熊本に作ります。

「くまもと版スタートアップ・エコシステム」の創出

●起業・創業が続々起こり、オールくまもとの産学官金連携により既存産業と新規起業者が互いに高めあう「くまもと版スタートアップ・エコシステム」を創出します。

・熊本市を中心とし、全国から情報・資金・人材を集めながら、県内各地域とも連携し、各地域でも起業・創業が起こることを目指します。

・既存の「熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム」の枠組みを拡充し、特に県経済に大きなインパクトのある研究開発型ベンチャーの育成に取り組むとともに、熊本市や熊本イノベーションベースのような民間団体等による県内のスタートアップ関連の取組と連携する協議会を県のリードで設立し、新たなエコシステムの構築を目指します。

・起業・創業を目指す者と支援機関が県境・国境を超えて交流し、ワクワクする場を阿蘇くまもと空港周辺に構築します。

・県内大学と連携し、大学生や社会人に対し、起業家教育の機会を提供します。

・新たなファンドや認定VC(ベンチャー・キャピタル)制度の設立等を検討し、都市圏に負けない資金供給体制を構築するとともに、スタートアップの成長に必要な専門家人材の集積にも取り組みます。

魅力あふれる地域づくりを支援

●地域の賑わいと繋がりの再生に向けて、魅力あふれる地域づくりをきめ細やかに支援するほか、ヨーロッパのバル(食堂とバーが一緒になった飲食店)のような、飲んだり、食べたり、喋ったりするための社交の空間を地域に構築していきます。

広域バス路線の維持やコミュニティ交通の拡充を支援

●広域的・幹線的バス路線の維持を支援するとともに、それぞれの地域におけるコミュニティ・バスやデマンド型のタクシーなど、コミュニティ交通の新設・拡充を丁寧に支援します。

●持続可能な地域公共交通の維持に向けて、バスの小型化・EV化・自動運転を推進します。

スポーツ・ツーリズムを推進

●熊本の大自然を活かし、スポーツ・ツーリズムを推進します。

 県内各地に点在するゴルフ場を活かし、国内外から誘客するゴルフ・ツーリズムを推進します。

高付加価値な周遊型観光地として磨き上げ

●熊本県全域を高付加価値な周遊型観光地として磨き上げることで、滞在時間・消費金額を伸ばし、観光を中核産業として成長させます。

・熊本城を中心とする街中観光の活性化

・水前寺・江津湖周辺の歴史文化拠点としての整備

・自然を活かした体験型ツーリズムの充実

・各温泉の魅力発信、地域の伝統文化・祭り・花火の商品化

・「食のみやこ熊本県」の食文化を活かした観光誘客

・サイクル・ツーリズム(シェアサイクリング)

・歴史文化ツーリズム(加藤・細川の遺産)

・世界的なラグジュアリー・ホテルの誘致 など

●国内外の観光客の増加に伴うオーバーツーリズムを避けるため、定期観光バス・周遊バス・乗合タクシー・自動運転車両の導入など、観光MaaS(観光地を巡る様々な移動手段の検索・予約・決済等をワンストップで提供するサービス)の基盤を整備し、より多くの観光客が快適に周遊できるフィーダーアクセス(二次交通網)の充実を図ります。

文化・伝統の保存・活用

●熊本の象徴である熊本城について、国や熊本市等と連携して、石垣などの復旧に引き続き取り組みます。熊本城について、歴史・文化的価値の研究・発信や観光での積極的な活用を進めます。

SDGs達成を県民参加型運動で推進

●SDGsの達成を県民・県内企業・行政一丸となって加速するための県民参加型の運動を推進します。例えば、江津湖等での清掃活動、水源涵養のための田植えなど、県民参加型の環境保護の取組を推進します。

※全県的な公約は、マニフェスト全体版をご覧ください。
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著者

木村 敬

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選挙 熊本県知事選挙 (2024/03/24) [当選] 383,010 票
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熊本県

肩書 熊本県知事候補 (前 熊本県副知事)
党派・会派 無所属
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