秦 英世 ブログ
「武蔵国三十三ヶ所霊場」の1番から10番札所を歩きました
2026/4/21
320年の時を超えて。地元吉川の歴史を歩く結願前日
いよいよ4/20で最終日を迎える「武蔵国三十三ヶ所霊場」の大開帳。
4/19は、地元吉川市内の1番から9番、そして三郷の10番札所を巡ってきました。
この巡礼路は320年前、吉川に住む先人が「近隣の人々が誰でも巡礼できるように」
と願って開いたもの。
全33ヶ所のうち10ヶ所が吉川に集中しているのも、当時の吉川の信仰の厚さと活気の象徴です。
今回歩いて興味深かったのは、お寺の佇まいから見える当時の経済背景です。
かつて中川の舟運拠点として栄えた吉川・平沼エリアのお寺は大きく立派ですが、
川から離れた三輪野江や中島のお寺は、また違った趣の静かな佇まいを今に伝えています。
各霊場では温かいお茶と茶菓子のお接待をいただき、多くの知り合いとも言葉を交わすことができました。
先人が遺してくれた「心の交流」の場を、今もこうして地域のみんなで守り続けている。
そんな充実感に満ちた、午年の春の一日となりました。

