2026/8/23
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避難所に、冷房がない国で
#千葉4区 #千葉四区
令和8年熊本地震で亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表します。そして今なお避難生活を続けておられる皆さまに、お見舞いを申し上げます。前号で私は「猛暑とエアコン」と題し、電気代を気にしてエアコンをつけられずに亡くなる方がいる現実を書きました。その矢先の出来事でした。最大震度7の揺れの後、熊本県内では400を超える避難所が開設され、連日の危険な暑さの中、一時は9千人が避難生活を送りました。そこで明らかになったのは、この国の備えの弱点でした。報道によれば、熊本県で避難所に指定されている公立小中学校の体育館の8割に冷房がありません。熊本市や宇城市、氷川町など被害の大きかった自治体の設置率は0%でした。何とか命が助かった方が、避難所で熱中症の危険にさらされる。この構図を、私たちはいつまで繰り返すのでしょうか。
誤解のないように申し上げれば、初動に評価すべき点もありました。政府は救命救助を最優先に自衛隊を派遣し、クーラーや電源車を含むプッシュ型支援を早期に指示しています。停電も県内全域で早期に解消しました。現場で昼夜を分かたず活動された方々には、頭が下がる思いです。しかし、体育館に冷房がないという事実は、この10年間、私たちが何を後回しにしてきたかを示しています。今年4月、2016年の地震から熊本は10年の節目を迎え、「記憶を教訓として未来へつなぐ」と各地で語られました。その3か月後に、同じ地域が再び震度7に襲われました。教訓を語る言葉は増えたものの、体育館の天井にエアコンはありませんでした。この距離間こそが、日本の防災の現在地ではないでしょうか。
災害と猛暑が重なることは、もはや例外ではなく前提です。夏に地震が起きない保証はどこにもありません。ならば避難所の空調整備は「あれば望ましい設備」ではなく、上下水道や耐震補強と並ぶ「命を守るインフラ」として位置づけ直すべきです。国がより一層財政支援の枠組みを整え、全国の避難所指定施設について空調設置の年次計画を立てる。それは決して過大な要求ではないはずです。また、船橋市・市川市でも、災害時に避難所となるのは主に小中学校の体育館です。船橋市の公立小中学校における体育館のエアコン設置率は、文部科学省の調査において100%を達成しています。市川市では令和7年度に小学校、令和8年度中に中学校の設置完了を計画して集中的に整備を進めています。全国的に見てもエアコン設置が進んでいることは素晴らしいことですが、他の点において万が一に備えられているかについても調査し、必要な提言を実施します。例えばペット政策。災害時の飼い主と伴侶動物の同行・同伴避難、被災動物の救助を目的とする確実な計画の策定指示も徹底したいと考えています。地震を止めることはできませんが、災害に関連する不幸は未然に防ぐことができます。できることをやらない政治であってはならないと、強く思います。
長文をお読み頂きありがとうございました。
よろしくお願い申し上げます🌟

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