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栃木県小山市の学校給食から学ぶ ~私が小山市で見た「本気の食育」と、これからの街の守り方~

2026/4/27

先日(4/11)、小山市立生涯学習センターホールで行われた「第17回オーガニック講座(学校給食を学ぼう~小山市の家庭と地域をつなぐ学校給食の取組~)」に参加してきました。内容がとても素晴らしく、皆さんにお伝えしたい事なので、このブログで少しでも発信ができれば幸いです。

毎日、街で見かける子どもたちの笑顔。本当に元気をもらえますよね! でも、その笑顔を見るたびに、ふとこんなことを考えたりします。

「10年後、20年後も、この子たちが『この街で育ってよかった』と思える未来を、私たちはちゃんと準備ができているのか?」

実は今、お隣の小山市が、全国でもトップクラスの素晴らしい「挑戦」を続けています。それが「オーガニック給食」への取り組みです。 古河市民である私が、なぜこの活動にこれほど心を動かされているのか。 それは、講演会に参加して分かった「数字」と「現場の想い」に確かなヒントがあったからなんです!

コウノトリが教えてくれた「右肩上がり」の物語

小山市では、渡良瀬遊水地にコウノトリを呼び戻す「環境づくり」を、そのまま「子どもたちの食」に繋げています。 「環境にいいものは、身体にもいい」。 そんなシンプルな願いから始まった取り組みは、今、驚くような数字となって現れています。

たとえば、給食で使われるお米の進化です。 令和3年度にはわずか6.6ヘクタール東京ドーム約1.4個分だった有機栽培米の導入量が、令和7年には約30ヘクタール東京ドーム約6.4個分、そして令和8年度には約37ヘクタール(東京ドーム約7.9個分)と、わずか数年で爆発的に広がっています。さらに、令和10年度には有機栽培米の導入率50%を目指すという、全国でも類を見ないスピード感で進んでいるんです。「自然を守ること」と「子どもたちの健康を守ること」。 この2つをデータに基づいてしっかり両立させている姿勢に、私は深く感心してしまいました。

「一人の母として」そして「プロとしての誇り」

このプロジェクトを支えている市役所の大島係長の言葉には、本当に胸が熱くなります。講演会では「自分の子どもも市内の小学校に通っているんです。一人の親として、地元の自然が育てた安全なものを食べさせてあげたい。これは私の切実な『願い』なんです」と語られていました。でも、この取り組みを支えているのは「想い」だけではありません。スライドで紹介された調理現場の数字にも、プロの凄みを感じました。

野菜はすべて「3槽のシンク」で3回丁寧に洗浄

葉物野菜は「1枚ずつ」プロの目で手作業チェック

食中毒を防ぐため「中心温度75℃以上で1分以上」の加熱を徹底

校長先生による毎日の「検食」での最終確認

「想い」があるからこそ、こうした「1ミリも妥協のない数字管理」が徹底されている。 この「母の目線」と「プロの仕事」の組み合わせこそが、オーガニック給食の本当の強さなんだと感じました。

子どもたちの「おいしい!」という確かな手応え

「有機野菜って、子どもたちには分かりにくいんじゃない?」 そう思う方もいるかもしれません。でも、全児童を対象にしたアンケート結果(令和6年)が、その不安を吹き飛ばしてくれました。

「環境にやさしいことが理解できた」という児童がなんと95%!

「給食を残さず食べようと思った」という子は81%!

子どもたちは、自分たちが食べるものがどこで、どんな想いで作られているかを知ると、数字となって表れるほどしっかり応えてくれるんです。 保護者のアンケートでも、66%の方が「(積極的に)取り入れてほしい」と回答し、否定的な意見は34%でした。 この「みんなの期待感」が、街の新しい誇りを作っている。これって、本当にワクワクしませんか?

良い取り組みを地域の力に!

小山市のこの挑戦は、市境を越えて私たちに大切なことを教えてくれています。 「良いものは学び、自分たちの地域にも活かしていく」。 私は、そんな風に柔軟に、そして情熱を持って未来を考えていきたいです。オーガニック給食は、予算や手間もかかります。でも、「子どもたちの20年後の健康」への投資だと考えたら、これほど価値のあるものはありません。私は、親の願いや現場の苦労をしっかり形にできる、そんな「汗をかける大人」でありたい。 子どもたちが毎日「今日の給食おいしかった!」と笑顔で帰宅する。 そんな当たり前の幸せを、この地域全体で守っていける未来。その実現に向けて、皆さんと一緒に、一歩ずつ歩んでいければ嬉しいです。一緒にワクワクする街をつくっていきましょう!

小山市浅野市長の挨拶

大島係長のよる講義

野菜はすべて「3槽のシンク」で3回丁寧に洗浄  葉物野菜は「1枚ずつ」プロの目で手作業チェック

食中毒を防ぐため「中心温度75℃以上で1分以上」の加熱を徹底

校長先生による毎日の「検食」での最終確認

「環境にやさしいことが理解できた」という児童がなんと95%! 「給食を残さず食べようと思った」という子は81%!

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峰 やすゆき

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