2026/2/15
古河市内で「学校の再編(統合)」についての説明会が開かれていたのをご存知でしょうか?先日、地域の学校の現状を伺う「地域懇談会」に参加してきました。そこで説明されたのは、子どもたちの学び舎が今、非常に大きな転換期に立たされているという現実です。
ポイントは大きく分けて2つ。「児童数の減少」と「校舎の老朽化」です。
20年前、古河市には約1.2万人の児童がいました。しかし、現在は9千人にまで減少。この影響で、1学年1クラスという小規模な学校が増えています。少人数には手厚い指導という利点もありますが、一方で以下のような課題が深刻です。
人間関係の固定化: 6年間クラス替えがないため、多様な人間関係を築く機会が減ってしまう。
教育機会の限定: 集団での切磋琢磨や、大人数だからこそできる行事・部活動が難しくなる。
もう一つの課題が建物の老朽化です。地域の学校の約7割が「築40年以上」となっており、メンテナンスや建て替えの時期が重なっています。これだけの建物をすべて維持し続けるには莫大な費用がかかり、今のままでは限界が来るという厳しい説明がありました。
約1時間の懇親会の内容は約15分が古河市教育委員会(以下教育委員会)の説明、残り45分は市民(保護者)からの質問に教育委員会が答えるというものでした。古河市は基本方針を説明し、地域の皆さんの声を聞いている段階と説明をしました。後日のブログでも内容を掘り下げますが、統廃合が子どもにとって本当に幸せな事なのか?(こども基本法)、学校という地域拠点が失われることで地域の魅力低下や資産価値の下落、ひいては若い世代の転出(人口流出)につながる事への懸念。そして、古河市では住民の声をどのように計画を反映させていくのか? 他の自治体を見ると東京都三鷹市では「施設の移転」として教育委員会での議論を避け、住民合意が不十分なまま計画を進めた自治体もあります。統廃合に関しては、今回のブログでは書き切れないほど課題が山ずみです。
私は三鷹市の事例を挙げて「予算や会議内容などのデータを全て公開し、行政だけではなく住民の意思で市政を決定すべきである。データや議事録を公開する、そういう事の約束はしていただけますか?」 と質問をしました。その質問に対してある部長から次のような回答がありました。
「議事録の公開方法や今後の進め方については、現在検討中です。皆様からいただいたご意見を踏まえ、学校再編計画の策定や懇談会の実施に向けて、適切な公開手法をしっかりと協議・検討した上でスタートします。現時点では詳細を確定できておりません。何卒ご理解をお願いいたします」と回答をしました。(要約)
行政用語の「検討中」は、「現時点では具体的な仕組みも意志もない」あるいは「やりたくない」という意図を隠すための言葉として使われることがよくあります。この事を私なりに要約して解釈をすると、「データ公開のルールも、住民の意見をどこまで反映させるかの仕組みも、今は何も決まっていません。 面倒な約束をして後で責任を問われるのは避けたいので、今は『検討』という言葉でお茶を濁させてください。準備が整う(=行政にとって都合の悪いことが起きない段取りがつく)まで、白紙の状態でお待ちください。」 と理解しました。
例えば、古河市で議論している「(仮称)新公会堂」の計画。実は、最も重要ともいえる「概算予算」が提示された「第4回 市民委員会」が、なぜか非公開で行われました。おかしいと思いませんか? 会議に出た人しか予算を知ることができない。市長選挙の争点になる事をあえて隠しました。「都合の悪いことは見せない」という姿勢では、市民の信頼は得られません。多額の税金が投入されるハコモノ計画だからこそ、情報公開が必要です。この学校統廃合について古河市民がしっかりと監視をして真剣に考える事が必要になりました。今こそ皆さんの声で透明性を求めていきましょう。
「子どもたちが減っている」「校舎が古くなっている」という話は、単なる数字の問題ではありません。「これからの時代にふさわしい教育環境とは何か?」「地域でどうやって子どもたちを支えていくか?」 今、私たちはそのような大きな問いを突きつけられています。学校は、地域にとっての宝物です。だからこそ、保護者の皆さんや地域住民の意見を反映させながら進めていくことが重視されています。この学校統廃合についてはシリーズ化して情報を発信できたらと考えています。私たちの思い出の校舎や、子どもたちが通う大切な学校が廃校になるかもしれません。
「まだ先の話でしょ?」と思っていたら、いつの間にか決まってしまう可能性があります。親族、友人、子育てを支え合う保護者の皆さん、地域の皆さん。まずは現状を知ることから始めませんか? 一人でも多くの保護者や地域の方に届くよう、ブログのシェアをお願いします!あなたの「知る」ことが、子どもたちの未来や地域を守る一歩になります。本ブログ拡散のご協力をお願いします!
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ホーム>政党・政治家>峰 やすゆき (ミネ ヤスユキ)>古河市の学校統廃合① 地域の核を失うということの本当の意味