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我が子を殺す父親たち…哺乳類のオスに隠された衝撃の真実

2026/6/24

武田邦彦氏の講義「我が子を殺す父親たち…哺乳類のオスに隠された衝撃の真実」の内容を、書き起こしに基づき厳密に箇条書きでまとめます。

1. 30代の環境問題での葛藤と生物学への傾倒

  • 節約や「足るを知る」という流行と生活の向上: 今から約40年前、武田氏が30代のサラリーマン技術者だった頃、社会的に環境保護や「リサイクル」「足るを知る」といった意識が高まりを見せていた。しかし同時に自身の毎月の給料が向上していたため、生活が自然と豊かになり、前年よりも物を余計に購入するという現実に直面していた。
  • 人間の経済活動と環境破壊・命の殺戮の矛盾:
    • どんなに大衆が「物を大切にしよう」と叫んでリサイクルを行ったところで、個人の購買欲や経済活動の総量(買うお金)が減るわけではないため、全体の物質の消費量(症状・消費)は必ず上昇し、環境保護の理念と実際の行動は完全に矛盾してしまう。
    • 例えば、当時300円だった弁当ではなく美味しい600円の弁当を購入すると、中に入っている肉、魚、野菜の量が増えるため、結果として環境を汚すだけでなく「より多くの生物の命を余計に殺して食べている」ことになる。
    • また、環境に配慮して「2000円の音楽会」ではなく「1万色の音楽会(高額な音楽会)」へ行ったとしても、ホールの強大な電気消費や立派な建物の維持などを科学的・エネルギー的に計算すれば、結局は環境に負荷をかける。
    • このように、真面目に一生懸命働いて社会活動をすればするほど必然的に環境に悪影響を及ぼしてしまうという深い矛盾に直面し、武田氏は「人間とは一体どういう存在なのか」「夫婦とは何なのか」という疑問を解決するため、生物学の本を貪るように読んで独自の知識欲を満たしていた。

2. 哺乳類のオスに隠された「子殺し」の衝撃的現実

武田氏が環境問題に深く悩んでいた当時、生物学の専門書を読み進める中で知った、父親(オス)が我が子を自ら死に至らしめる衝撃的な生態メカニズム。

  • ハヌマンラングールの子殺しの発見:
    • 当時、京都大学の霊長類研究所(京都ではなく、岐阜県犬山市のモンキーセンターの近くに存在する拠点)の研究グループによる観測で、白い特異な風貌を持つ猿「ハヌマンラングール」の生態が明らかになった。
    • この猿の父親は、母親の手によって大切に育てられている最中の自分の幼児(子ども)を、定期的かつ日常的に自らの手で殺害(子殺し)するという衝撃的な事実が発見された。
  • 哺乳類のオスに共通する「子殺し」の普遍性: ハヌマンラングールの発見を契機に生物界の調査・研究が真っただ中で盛んに行われ、他人の子どもならずとも「お母さんのすぐ傍で母乳(お乳)を飲んでいる我が子」を、父親が自分勝手な都合で殺害する生態が、多くの哺乳動物において極めて一般的(普遍的)に認められることが判明した。
  • 野生のクマの親子関係と父親への強烈な警戒:
    • 野生のクマの生い立ちを検証すると、通常は山と谷(川のほとりの近くの巣)が連続する地形において、母親が1〜2匹の子グマ(小熊)をじゃれ合わせながら必死にサケを捕るなどして、一家の生活と餌の確保を一手に担当している。その間、父親のクマはどこかへ遊びや狩りに出かけており、家庭を顧みない。
    • 父親がたまに低い谷にいる親子の元へ帰ってくるとき、山の頂上(尾根)を登って降りてくる気配を母親のクマは敏感に察知する。
    • その瞬間、母親のクマが何よりも最優先で必死に行う行動は「子グマを周囲の死角に大急ぎで隠すこと」である。人間であれば子どもが玄関まで父親を喜んで迎えに行くが、クマの場合は父親がそこにいる我が子を発見すると高確率で惨殺してしまうため、母親は子どもの命を守るために全力を注いで隠蔽(防御)しなければならない。
  • ※武田氏はこの「哺乳類の父親による子殺しの本能」を勉強し、「父親という存在はろくなものではない」と自覚した。なお、これらの研究に接してからすでに30年以上の歳月が経過しているため、最新の科学研究では新たな知見が出ている可能性もあるが、父親による子殺しの事実自体は現在も生物学的に否定されず広く認められている。

3. 人間における「父親の愛」と本能の打算性

  • 人間の父親が命を懸けて子どもを守った2つの実例: 哺乳類の残酷な本能とは対照的に、人間の父親が文字通り命を投げ打って子どもを救った高潔な事例も日本国内で知られている。
    1. 北海道の猛吹雪での投資(凍死): 雪深い北海道において、激しい吹雪に巻き込まれて方向感覚を完全に失った父親と幼い娘(女の子)が身動きが取れなくなった際、父親は覚悟を決めて木の横で娘を自らの体で抱き抱え、一晩中温め続けた。翌朝、救助隊が発見したとき、父親は完全に凍死(投資)していたが、彼の体温によって守られた女の子は見事に一命を取り留めた。
    2. 海水浴での水難事故: 海水浴の最中、泳ぎの得意でない父親が、子どもを抱えたまま水底の深いくぼみ(自分の背丈より高い危険な場所)に足をとられてはまり込んでしまった。父親はブクブクと水中に沈みながらも、自分の両腕で子どもを頭上に高く掲げ続け、自分は息ができない状態で耐え忍んだ。救助の手が届く寸前で父親は力尽きて溺死(出来死)したが、子どもは無事に救出された。
  • 母親の「無条件の本能」と父親の「打算性」: 武田氏がこれらの実例や教育学、民族ごとの子育ての方針(日本やフランスの教育書の比較)を徹底的に考察した結果、男女の接し方には決定的な構造の違いがある。
  • 母親の愛: 完全に無条件の「本能」である。自分が死んでも何が何でも子どもの命を助けるという絶対的な愛情であり、極限状態(異常行動の1つ)においては、どうしようもなくなった我が子の遺体を自らの胃の中に入れて食べてしまう(処理する)ような執着すら見られる。遺伝学的に見ても、女性が持つ「X遺伝子」は肉体の修復や保護、無限の愛を司る。
  • 父親の愛: 父親にも親としての深い愛が存在することは確かだが、その行動や心理の根底には、どこか完全に純粋とは言い切れない「若干の打算(計算)」が入り込む余地がある。男性が持つ「Y遺伝子」は破壊の遺伝子であり、それゆえに過酷な戦争や激しい社会活動を突破して世の中に役立つ力を発揮するのを得意とする。

4. 男女の完全なる役割の違いと「解剖学の真実」

  • お互いの異なる役割が不可欠な教育: 子どもの健全な成長(教育)には、無条件の「愛情一本」で包み込む母親の役割と、極めて「論理的な立場」で社会性を教える父親の役割の双方が、本来的にどうしても必要である(これは学問の研究事実であり、一親家庭の方々を貶める意図はない)。
  • 陣智(人知)を超えた男女の肉体構造: 武田氏は、行き倒れた遺体などの解剖を日常的に行う解剖医(お医者さん)の知人と親しく、彼らから人間の肉体の詳細な解剖の様子を熱心に聴取した。その結果、男性の屈強な筋肉の付き方と、女性の脂肪の付き方、骨格、出産のメカニズムなどは、人間の浅い頭脳(陣智・人知)では到底思いつかないほど、それぞれの役割に完全に特化して精緻に作り込まれている事実に深く感銘を受けた。
  • 考え方も役割も一致しないのが自然: 現代人は「男女同権(権利の平等)」という言葉を盾に、頭の中で「男と女は同じであるべきだ」と錯覚しているが、肉体、生物学的役割、愛情の質、心の構造のすべてが根本から異なっている。前提がこれほど非対称である夫婦が、家庭生活の中で全く同じことを考えて意見を一致させようと主張し合えば、確実に夫婦喧嘩が勃発し仲が悪くなるのは自明の理である。

5. 進化論の「結果的生存」と6億年の「トライアンドエラー」

  • 正しいものが残るのではない進化の真実: チャールズ・ダーウィンの進化論の根底にある本質は、「頭の中で考えた正しいものが生き残る」のではない。過酷な大自然の歴史の中で、たまたま環境に適応した「結果として正しかったもの」だけが後世に生き残るという冷徹なプロセス(淘汰)である。
  • 本能に刻まれた生存確率の差:
    • 人間は「今日は寒いから窓を閉めよう、暖かいから開けよう」と自分の頭(主観)で考えて行動する。
    • しかし生物の性質は逆であり、例えば「寒くなったら本能的に窓(巣)を閉める」という行動様式を持つ種が、1万匹のうち10匹しか死なないのに対し、その本能を持たない種は100匹死亡する。このわずかな生存確率の差を、1世代10〜20年単位で、200年、2万年と無限に繰り返すことで、大自然にとって最も「望ましい行動様式や本能」を持つ動物だけが結果として地球上に生き残る。
  • 近代科学(300年)が敵わない「天然の接着剤」:
    • 武田氏がかつて高分子材料の研究の中で「接着剤」の開発に携わっていた際、痛感した事実がある。現代の人間が作る化学合成の接着剤は極めて素晴らしい性能を持っているが、フジツボや貝などの生物が海中(塩に流される過酷な環境)で自らを固定するために分泌している「天然の接着剤」の接着構造・メカニズムには、現代科学をもってしても未だに到底敵わない。
    • 人間が頭脳で近代科学を打ち立てて接着剤を考えてきた歴史は、たったの「300年」に過ぎない。対して、生物が地球上で「やってみては失敗し、成功したものが残る」というトライアンドエラー(試行錯誤)を重ねてきた歴史は「6億年」にのぼる。300年の人間の浅知恵が、6億年の大自然の選択に勝てるはずがないのである。

6. 結論:生物学の事実を無視した「男女共同参画」への猛烈な弾劾

  • お上の都合で進められる育児・保育政策への憤り:
    • 生物界におけるオスとメスのこれほどまでに微妙で不可解な関係、あるいは昨日講義した「別のオスが来ると自発的に中絶してしまうブルース効果」や、今回の「父親が我が子を本能的に殺害する子殺しの現実」といった生物の絶対的な真理(真実)について、現代の政治家や活動家、社会学者(法律学や政治学のインテリ)は、何一つ理解も勉強もしていない。
    • それにもかかわらず、「男女共同参画」や「保育園を増やして待機児童をゼロにせよ」「夫婦が変わりばんこで均等に育児をしろ」といった、大脳の浅い屁理屈だけで組み立てた机上の空論を大衆に強制する姿勢は、科学者の視点から見れば言語道断であり完全に狂っている(失敗や事件が多発するのも当然である)。
  • 未成年の福祉を置き去りにしたエゴの排斥: 現代の日本の議論は「いかに自分が損をしないか」という大人の利己的な権利(エゴ)ばかりに焦点が当たっており、自らの意思とは関係なく生まれてくる無防備な子どもの幸福や希望が完全に置き去りにされている。育児学の専門家でさえ根拠(データ)のない個人の主観を述べているに過ぎない。
  • 大自然への謙虚な姿勢と結論:
    • 哺乳類の父親が我が子を殺すという一見すると残虐極まりない行動様式でさえ、6億年の進化の歴史が選んできた「何らかの重大な生命の真実(必然性)」を内包している。
    • 我々は、民主主義の薄っぺらい論理や政治的な恨み・希望といった、子どもや生命の事実とは何の関係もない人間の浅知恵を子どもに強制する野蛮な行為を即座に止めなければならない。
    • 私たち人間は、自らの不十分な頭脳を過信する傲慢さを捨て去り、動物界や植物界の厳然たる事実に深く学び、先祖、子孫、夫、家族、親しい人々への繋がりをすべて内包した「誠実で謙虚な意見」を作り直さなければならないと強く警告し、講義を締めくくった。

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著者

中村 ひとし

中村 ひとし

選挙 阿久比町議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 524 票
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