中村 ひとし ブログ
誠実を捨てた文明の末路…人類が苦しみ続けた本当の理由
2026/1/6
- 講義タイトルは「誠実を捨てた文明の末路…人類が苦しみ続けた本当の理由」で、講師は武田邦彦。
- 人類が長く苦しんできた理由をテーマに、文明の始まりから議論。
- 従来の4大文明(エジプト、メソポタミア、黄河、インダス)は人類最古の文明とされるが、これは誤りであると主張。
- 世界最古の文明・集落は日本の旧石器時代(約4万年前)で、縄文時代は約4万年前から始まる。
- 4大文明は約7000年前からスタートし、国としての体制ができたのは紀元前2000年頃(例: 夏王朝)。
- アッシリア帝国(中心はメソポタミア)のアッシュルバニパル王のレリーフを示し、王が弓や槍を持って動物や敵を殺す姿を描く。これは強い者が弱い者を殺すことを正当化する論理の始まり。
- 中国の夏王朝の絵では、王が豪華な家に住み、従者が天蓋(傘のようなもの)を持って王の頭上を覆う姿を描く。これは不平等と権力の象徴。
- 文明発生時から、人間社会には不平等(王様・貴族・一般人・奴隷)、身分差、強い者が弱い者を殺す論理が存在した。
- これに対し、日本(縄文時代以降)は差別・身分制度・奴隷がほとんどなく、戦争もほとんどなかった唯一の国で、歴史的に4万年前から証拠がある。
- 日本では家の大きさや考古学的証拠から、村長と一般人の差程度しかなく、奴隷は人口の1%未満(身体的障害者など社会的弱者で、厳格な奴隷ではない)。
- 学問は常識・政治・宗教の圧力に屈せず、真実に基づくべき(ガリレオやダーウィンの例を挙げる)。
- 多くの人が(特に左翼インテリ、中国人、ヨーロッパ人)が自説を有利に進めるために事実を歪曲するが、それは学者ではなく商売人であると批判。
- 人類の苦しみの原因は、文明発生時の不平等と殺戮の正当化にあり、日本以外ではこれが続いた。
- 第1回講義として慎重に話し、アッシュルバニパル王のレリーフを思い浮かべて考えるよう促す。