2026/4/17
昨日4月16日午後1時より、JAにおいて多収米研修会が開催され、シャインパールおよびにじのきらめきの令和7年産実績と今後の栽培指針について説明が行われました。以下、長文ご容赦下さい。🙏
まず、シャインパールについては、県が令和4年に品種登録、令和6年からフレコン出荷に対応して本格的に生産が開始された新品種であり、穂が長く粒数が多いことから多収が期待される品種です。資料によりますと、令和7年産においては、生産者58戸、作付面積166.1ha、集荷数14,327俵、平均単収8.6俵となっており、生産規模は着実に拡大しています。
しかしながら、目標単収である10.5俵には達しておらず、単収別の分布においても8俵台が中心となっているなど、期待されたほどの収量には至っていない状況が示されました。その要因として、昨年の6月の高温および7月の少雨・渇水の影響が大きく、水管理の難しさが改めて浮き彫りとなりました。
また説明の中では、直播栽培では安定した収量確保が難しい傾向があることや、収量向上のためには追肥の実施が重要であることが強調されました。実際に、追肥を行った圃場では収量が向上する傾向も見られており、今後の重要な栽培ポイントの一つとして位置づけられております。
加えて、生育調査からは、もみ数を確保できた圃場では多収が実現していることから、
・5月上旬までの適期移植
・株数の確保(60株植えの徹底)
・適切な追肥の実施
など、基本的な栽培管理の徹底が重要であると説明されました。
品質面では、青未熟粒の発生や渇水の影響により一部低下が見られたものの、全体としては平年並みの水準であるとのことでした。
次に、にじのきらめきについては、農研機構より説明がありました。本品種は、高温耐性、耐倒伏性、病害抵抗性に優れ、かつ良食味を兼ね備えた多収品種であり、全国的に急速に普及が進んでおります。資料によりますと、令和7年産においては、生産者21戸、作付面積52.1ha、集荷数3,964俵、平均単収7.6俵となっており、こちらも目標単収である10俵には届いていない状況です。
栽培上のポイントとしては、草勢を維持することが多収確保の鍵であり、
・基肥を十分に施用すること
・出穂前30~25日頃の追肥
・必要に応じた追加追肥
など、施肥管理の重要性が強調されました。また、多収品種であることから窒素吸収量が多く、加えてケイ酸の吸収も増加するため、地力の維持やケイ酸資材の活用が、高温対策および収量・品質確保の観点から有効であるとの説明がありました。
質疑応答では、シャインパールについて、食味の良さから一般米としての販売拡大を求める意見が出され、JA側からは、基準収量を上回る分については一般米としての取扱いも可能であり、今後の販売展開について検討していく方針が示されました。
これらの多収米品種は米価高騰に対応する有力な選択肢である一方で、直播では安定性に課題があることや、追肥を含めた丁寧な管理が収量確保に直結することが改めて確認されました。今後の福井の水稲農業においては、品種選定に加え、気候変動を踏まえた総合的な栽培技術の確立が重要であると感じました。🌾🌾🌾
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#にじのきらめき
#多収米


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