選挙ドットコム

細井 藤夫 ブログ

すべての動物を大切に (令和6年第4回定例会の一般質問 読み原稿その③)

2024/8/31

白岡市議会議員 細井藤夫です。

 

9月は「動物愛護週間」の月でもあります。

しかし…、一般に「動物愛護」で呼び掛けられる対象のほとんどが犬猫だという印象を長く残念に思っていました。

ほかの動物も含め、「どんな動物でも、飼ったら、わが家の大事な家族」だということを、動物を飼おうとしている方、飼っている方に、呼びかけたいと思い、この質問を用意しました。

 

そのうえで…、そこまで愛情を注いでいる飼い主が、「わが家の大事な家族」として一緒に避難所に「ペット同行避難」をされた際、なんとかその気持ちを踏まえて考えてほしいという願いを、平時のうちに提言させていただきます。

(避難所は、もちろん人間が最大限優先ですし、実際にペットを大事にする余裕までは難しいと思いますが、飼い主の心身の安定にもつながりますので、あえて取り上げます…)

 

なお、この質問の②のところで、「わが家の大事な家族」の一例として、私の家で飼っているオカメインコのグリムくんの画像を映写します。

 

【以下、読み原稿です】

次に、動物、特に、ご家庭で飼われているぺットへの愛護と、「ペット同行避難」のあり方について、お伺いいたします。

 

① まず、本市における、犬・猫の飼育頭数についてお伺いいたします。

犬に関しては、従前から「狂犬病」の予防接種、また、マイクロチップ装着義務化で、適切に飼育されていると思いますが、その飼育数と、犬種別の資料を示していただければと存じます。

猫に関しては、登録制度がないことから、市内での飼育数は、なかなか把握できないとも思います。

ここ数年の大きな変化として、動物愛護法に「マイクロチップ装着義務」が規定されたことで、これから飼う方を中心に、飼育頭数が徐々に明確になっていくものと思いますが、現時点での「マイクロチップ装着数」のデータがあれば、それを示していただければと思います。

 

 

市内に、犬だけで2,395頭、人口の4%ほどの頭数が飼育されている、ということで、これに、猫、あるいは、犬猫以外のペットも合わせると、市民の1割近くの方が何らかのペットを現在飼育されているものと推定されます。

これらのペット、それぞれが、「幸せに飼われていること」を願うばかりです。

 

 ペットを飼う際、譲渡会等での迎え入れもありますが、多くは、ペットショップからの購入が迎え入れの方法になるかと思います。

 

 かなり前に、ペットショップでチワワと目が合って衝動買いするような内容の、消費者金融会社のテレビコマーシャルがあり、ものすごい違和感を覚えました。

 チワワは、さほど大きくならない犬種ですが、それでも、思い付きだけで、買うものではないからです。

 

 動物を飼うには、「飼育環境」「鳴き声」「衛生管理」「健康管理」など、色々な面を考慮すべきです。また、その動物が、どの程度生きるのか、その天寿まで飼い主としてかわいがり続けられるのかなど、冷静に検討してから飼うべきものです。

 

 ペットショップのケースのなかで、愛嬌を振りまく動物たちは、ペットショップの商品です。ショップは「モノ」として、彼らを「売って」います。

 しかし、ペットショップから動物を迎え入れて、家で飼育する飼い主は、そこから長く動物を「飼う(飼育する)」ことになります。

 ペットショップでの動物を「モノとして買う(Buy)」のではない、ということを、これからペットを飼われる方には、十分考えていただきたいと思います。

 

 動物は、家に迎え入れてから、飼い主と共同生活するなかで、信頼関係を築きあげ、ペットショップのケースの中では絶対に見せない表情を見せるようになります。

 私は、そこまでの信頼関係をもった飼い主と動物の関係は「大事な家族」だと考えます。

 

 わが家の家族を、ここでご覧いただきたいと思います。

 オカメインコは、15年から20年ほど生きると言われ、この子は、13年目、そろそろ、おじいちゃんになっています。

 人間の手のひらにおさまる、90gほどの動物です。

最初にヒトを見たとき、当然、巨大な動くものと、警戒したはずです。

それが、「飼い主」とわかり、信頼関係ができ、肩のうえで上機嫌で過ごすようになりました。

飼い主の側も、オカメインコという鳥、ではなく、名前を付けて、彼が幸せに過ごせるようにしてきました。

この13年の積み重ねは、飼い主ならではの特別な時間です。

どんなペットであれ、こうした時間の積み重ねをした、幸せなペットは、飼い主にとって「うちの大事な子」になるものと考えます。

 

一度お迎えしたペットが、飼い主との信頼関係、愛情関係を、終生にわたって受けられるよう、また、飼い主も、その子が亡くなるまで、大事にしていくよう、飼うまでのアプローチ、飼ってからの愛護も含めて呼びかけるなどの取組みをお願いできればと思います。

 

一方で…、飼い主が、どんな大事にペットを飼育しても、一瞬の出来事で迷子になることがあります。

犬猫であれば、街中に「迷い犬、迷い猫」の捜索依頼の掲出などでご協力いただけることもありますが、それ以外の、小鳥やウサギ、ハムスターなど、小さな動物では、なかなかご理解いただけない現状があります。

昨年も、芸能人が「迷い鳥なんて、見つかるわけない」などと嘲笑したことが物議をかもしたことがありました。

 

ペットが迷子になるのはつらいものと思います。

「大事な家族、大事なわが子」だから必死に探す、飼い主の気持ちに寄り添って、ご協力をいただければと思っています。

 

② どんなペットでも「大事な家族」としてお迎えし、家族として終生を暮らしてほしいと思いますが、行政として何かできることはないか、その取組みをお伺いします。

 

 

 次に、災害発生時の避難所への「ペット同行避難」についてお伺いします。

環境庁の「ペット同行避難の受け入れ」においても、県や市の方針でも、同行避難の対象として考えられているのは、主に犬と猫だと考えます。

埼玉県が2021年12月に策定した「ペット同行避難ガイドライン」でも、対象はほぼ犬猫のみであるかのような内容に終始しています。

 

しかし、どんな動物でも「大事な家族」である以上、飼い主はできれば同行避難をしたいと思うものです。

 

県の「ガイドライン」では、外に繋養するなどという方法で、主に大型犬を対象にしたような印象の受入れ方法が記載されていますが、平素から室内で過ごしている小型犬、猫、小鳥類、ハムスターなど、この方法では対応できない動物は多種に及びます。

 

災害発生直後の一次避難所では混乱のさなか対応は難しいと思いますが、長期避難が必要になった際の二次避難所においては、「同行ペットの健康への配慮」も、必要になると考えます。

災害等の困難な状況下で、「大事な家族」を愛でることで、ひとときの心の安らぎを得ることが、避難者本人の心身の健康にも影響すると考えます。

 

わが国の法令上、ペットを含む動物は「モノ」扱いされてきました。

しかし、実際に飼っている立場としては、「わが家の大事な家族、大事な子ども」という感覚だと思っています。

 

災害時の避難所は、当然、人間が最大限優先です。ペットは二の次になることは承知しております。

しかし、「ペット同行避難」を行われる避難者の意識は「わが家の家族だから一緒に来た」となることを、頭の片隅においていただければと願うものです。

 

③ 「ペット同行避難」について、平時のうちに、ある程度の検討を重ね、ご理解いただければと思いますが、いかがでしょうか。

この記事をシェアする

著者

細井 藤夫

細井 藤夫

選挙 白岡市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 550 票
選挙区

白岡市議会議員選挙

肩書 白岡市議会議員(会派WAKABA) 産業建設常任委員+議会広報常任委員。 白岡市都市計画審議会委員。 白岡市指定家庭保育室「サクラ保育所」施設長
党派・会派 無所属
その他

細井 藤夫さんの最新ブログ

ホーム政党・政治家細井 藤夫 (ホソイ フジオ)すべての動物を大切に (令和6年第4回定例会の一般質問 読み原稿その③)

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode