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細井 藤夫 ブログ

「子どもの居場所」をどう考えているか (令和5年第5回定例会の一般質問 その3) 読み原稿

2023/12/5

白岡市議会議員 細井藤夫です。

 

令和5年第5回定例会(12月定例会)での一般質問は、3問を取り上げます。

 

このブログは、その第3問、埼玉県議会で撤回された虐待禁止条例改正条例案についての受け止めと、白岡市の虐待防止施策について伺う質問の、当日準備した「読み原稿」(実際には、アドリブで差異が生じます)を転載するものです。

 

【以下、原稿です】

 

「子どもの居場所」をどう考えているか

 

埼玉県議会の令和5年9月定例会において、自由民主党県議会議員団が提出し、撤回された「虐待禁止条例の一部を改正する条例案」への受け止めと、市の「こどもの居場所」についての施策、子育て環境の充実について伺います。

 

先般問題となった埼玉県議会での条例案は、車内放置死亡事故や宅内放置といった虐待を禁止し、その発生を防止する目的で提出されましたが、条文の構造的欠陥など、内容に重大な瑕疵があったことから反対運動が起き、撤回に至ったものであると認識しているところであります。

自民党県議団提出の条例案では、当該追加条文である、第6条の2の各条文に「前条の規定によらず」「安全配慮義務を怠って」などの規定が書かれなかったために、その前条である第6条の安全配慮義務を考慮しない条文となり、「子どもだけで公園で遊ぶ」「子どもだけでの登下校」など従来一般的に普通とされていた行為まで「虐待」としかねない内容であったことが重大な問題と多くの方に認識されました。

私も幼児保育の現場にいるひとりとして、強い危機感を覚え、白岡市議会議員の有志のひとりとして緊急声明を共同で発し、この条例案に反対しました。

結果として埼玉県議会本議会での議決は撤回されたものの、福祉保健医療委員会で賛成多数となったという事実、さらに、「条例案に瑕疵はない」という自民党県議団長のコメントから、この条例案についての不信感は払拭されず、「再度出されるのでは?」という不安が、いまだにインターネット上の反対運動で続いているところであります。

 

そこで、まず一点伺います。

  1. 埼玉県議会の9月定例会での「虐待禁止条例の一部を改正する条例案」は可決すれば、埼玉県内、本市にも適用される条例でありましたが、市としてどのように感じたか伺います。

 

さて…、子どもが社会性を獲得し、自立する過程には「冒険」と「規律の遵守」が必要と考えます。

 「お子さまだけで近所の公園に遊びに行く」ことも、「お子さまだけでお使いに行く」ことも、「お子さまだけで自宅で留守番する」ことも、それを成功させることが、お子さまの心の成長を促し、自立するための一歩となると考えるものです。

 もちろん、「危なくない道筋を教えたり、安全な遊び方を教える」「お金の管理をしっかりさせる」「火気のない環境で安全を確保しておく」など、養護者が事前に教えることもありますが、成長にあわせつつ早期に体験させることが重要と考えています。

 また、こうした「冒険」をさせるには、近隣住民の暖かい応援の目線が必要だと考えるものです。

公園や児童館などの「こどもの居場所」は、子どもの賑やかな声や笑顔があってこその施設ではないかと思います。

しかし、近年は、「そこにいること、そこへ行くこと」の安全性が問題となることもあるのが実際です。

より安全に利用しやすい環境を用意することが、子どもたちのためにもなると思いますので、是非とも取り組んでいただけるよう、要望します。

 

そこで伺います。

  1. 子どもが成長し自立する過程における各家庭での取り組みを地域ぐるみで温かく見守ることについて、安全性の確保の観点も含めて、どう考えておられるか、伺います。

 

 

白岡市では、「児童虐待行為」の基準として、「身体的虐待」「保護の怠慢(ネグレクト)・拒否」「性的虐待」「心理的虐待」と4つのケースをあげ、「大切なことは、たとえ大人が『しつけ』のつもりであっても、子ども自身にとって有害な行為は全て虐待」と定義し、市公式ホームページにも掲載しています。

 

虐待対策の行政の対応は、被虐待児童を早期に発見し、適切な対応をすることです。

 私も、保育の現場で、身体的虐待を発見し、通報させていただいたことがあります。

 その後の市の担当の適切なケアもあり、元気に成長しているとの報告もいただいて、安心しています。

しかし、身体にあざや切り傷等があれば発見できる「身体的虐待」と異なり、「保護の怠慢(ネグレクト)・拒否」「性的虐待」「心理的虐待」については、なかなか発見が難しいのが実情です。

現代の日本社会では、核家族、夫婦共働きという環境のもと、どうしてもパパママに負担が大きく、子育ての悩みが深刻化することが多いと感じます。

 子育て相談や児童相談の窓口等、人員が不足すれば、悩みを抱えたパパママを救うことも、SOSを発する子どもを救うことも困難になりかねません。

本当に苦しんでいる養護者、子どもたちを、早期に救うためにも、専門職の確保や窓口の拡充などによる手厚い対応が必要と考えるものです。

 

 そこで、伺います。

虐待のない白岡を目指すためにも、育児の悩みを気軽に相談できる環境と、子どもたちが親に遠慮することなく相談をできる環境、双方が必要と考えますが、いかがでしょうか。今後の取り組みについて伺います。

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著者

細井 藤夫

細井 藤夫

選挙 白岡市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 550 票
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白岡市議会議員選挙

肩書 白岡市議会議員(会派WAKABA) 産業建設常任委員+議会広報常任委員。 白岡市都市計画審議会委員。 白岡市指定家庭保育室「サクラ保育所」施設長
党派・会派 無所属
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