2026/7/23
7月9日(木)、視察2日目は岩手県紫波郡紫波町を訪れました。
紫波町は、JR紫波中央駅前の町有地10.7haを活用し、 公民連携(PPP)による都市整備「オガールプロジェクト」 を進めている自治体で、全国的にも注目されています。


紫波町では、コミュニティバス「すこやか号」の運行継続が困難となったことを契機に、町内の東西交通の空白解消を目的として、令和2年4月からAIデマンド型乗合バス「しわまる号」を導入しました。
こちらは、AI配車システム(SAVS)を活用し、電話やWeb予約に応じて最適なルートをリアルタイムで設定するフルデマンド方式で、ドアツードア運行を実施しています。
利用者数は導入後増加し、通院や買い物だけでなく、小学生の習い事や子育て世帯、イベント参加など新たな移動需要も掘り起こしました。
町は補助金を活用しながら公共交通を維持し、「行政が提供するもの」から「地域全体で育て支える公共交通」への意識転換を目指しています。
AIデマンド型乗合バスは、停留所まで移動することが困難な高齢者などの交通弱者にとって、自宅から目的地まで移動できるドアツードア方式が大きな利点であると感じました。
また、通院や買い物だけでなく、小学生が習い事への移動手段として利用されている点は印象的であり、従来の公共交通では十分に対応できなかった新たな移動ニーズを掘り起こしていることがうかがえました。
次回は視察3日目のレポートをお届けします。
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