2026/9/15
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
北区にお住まいの方にとって、これはとても身近で、そして待たれていた話ではないでしょうか。有馬地域で、新しい児童預かり事業が始まります。9月12日には施設のオープニングセレモニーが開かれ、神戸市の久元喜造市長ら約70人が参加しました。
● 旧有馬幼稚園が、預かりの場に
有馬地域では、観光産業の人手不足や子育て世代の流出が課題となっています。この二つは、別々の問題のようでいて実はつながっているように思います。観光地の仕事は、土日祝日こそ忙しくなります。けれども、その日曜や祝日に子どもを預けられる場所は限られている。働きたくても働けない、あるいは地域を離れざるを得ない。そうした事情を抱えたご家庭は、決して少なくないはずです。
今回始まる事業は、働く保護者を支えようと、旧有馬幼稚園の園舎を改装した施設で行われます。9月21日から、日曜と祝日を中心に児童預かりを行う予定です。
● 神戸の茅、六甲山のヒノキ
施設づくりにも、地域への思いが込められています。入り口のゲートなどには神戸市産の茅(かや)が使われ、ウッドデッキは六甲山のヒノキで作られました。このウッドデッキ、上から見ると有馬温泉にゆかりの深いひょうたんをかたどったデザインになっているそうです。
子どもたちが時間を過ごす場所に、地元の素材と、その土地の物語が編み込まれている。効率だけを考えれば別の選び方もあったはずですが、あえてこの形にしたところに、有馬という地域の誇りを感じます。
● 「預けられる場所がある」ということ
子育てを支える仕組みは、保育料の補助や手当だけで完結するものではありません。「今日、この時間に、この子を安心して預けられる場所があるか」。この一点が、働き方や暮らし方そのものを左右します。とりわけ日曜・祝日の預かりは、観光はもちろん、医療や介護、交通など、暦どおりには休めない仕事に就く方々にとって切実な願いです。
有馬地域の課題として挙げられた「子育て世代の流出」も、こうした受け皿が一つひとつ増えていくことで、少しずつ流れが変わっていくのだと思います。旧園舎という既にある資源を活かした点も、財政が厳しいなかでの現実的な工夫だと受け止めています。
セレモニーに約70人もの方が集まられたことに、この施設への期待の大きさが表れているように思います。まずは9月21日からの一歩が、有馬で働き、暮らすご家庭の支えとなりますように。私も地域の皆さんの声を伺いながら、必要な後押しを続けてまいります。
(出典:サンテレビニュース)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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