2026/6/9
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
文部科学省が、5年制の高等専門学校(高専)の本科卒業生に対し、国際的に通用する「学位」を授与する方向で検討を進めています。現在は「準学士」という国内限定の称号にとどまっていますが、これを正式な学位に格上げすることで、高専卒業生の活躍の場を国内外に広げる狙いがあります。
● 「準学士」から「学位」へ
高専は、中学校卒業後に入学する5年制の高等教育機関で、工学をはじめとする実践的な技術教育に定評があります。しかし現行制度では、卒業しても得られるのは「準学士」の称号にとどまり、これは学位ではなく、海外では正式な学歴として認められにくい状況がありました。文科省の検討では、高専本科卒業者に対し、独立行政法人「大学改革支援・学位授与機構」から学位を授与する仕組みが想定されています。英語表記も「Title of Associate」から「Associate Degree」へ変更される見込みで、海外の教育機関や企業にも通用する資格となります。
● 高専教育の可能性が広がる
今回の制度改正が実現すれば、高専卒業生が海外の大学院への進学や外資系企業への就職において、学歴面でのハードルが大きく下がることになります。高専はものづくりやAI・ロボティクスなどの分野で高い技術力を持つ人材を輩出しており、国際的にも注目される存在です。学位授与に必要な学校教育法の改正は、来年の通常国会での提出が目指されています。日本独自の教育機関である高専の価値を正当に評価し、若い人材の可能性をさらに広げるこの動きを、しっかり見守っていきたいと思います。
(出典:読売新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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