2026/2/10
入間基地
本日、政経学修会の「大人の社会見学」で、航空自衛隊入間基地を訪問しました。
案内してくださったのは、航空自衛隊の広報担当のNさん。正門から基地内をバスで移動しながら、資料館や滑走路、各施設を見学させていただきました。
まず印象的だったのは、入間基地の広さです。敷地は約320万平方メートル、東京ドーム約68個分という広大さで、約4,500人の隊員が17の部隊で勤務しているとのこと。さらに、基地の敷地内を西武鉄道が横切って通っているという、国内の航空自衛隊で唯一の特徴もあるそうです。
資料館(修武臺記念館)では、日本の航空の歴史を学びました。日本で初めて飛行機が飛んだのは1910年、ライト兄弟の初飛行からわずか7年後のこと。徳川好敏大尉が、代々木練兵場(現在の代々木公園付近)で、フランス製の複葉機により約3分間の飛行に成功しました。そこからわずか100年余りで、プロペラ機からジェット機へと進化し、現在のF15やF2などの高性能戦闘機へと発展してきたことを知り、技術の進歩の速さに驚かされました。
入間基地は、旧陸軍航空士官学校を前身とする歴史ある場所でもあり、「修武臺」という名は天皇陛下から賜ったものとのことでした。【神奈川にも地名に「相武台」がありますが、天皇陛下の命名らしいです】ここは単なる広報施設ではなく、隊員の教育と伝統の継承の場でもあるという説明が、強く印象に残りました。
また、航空機を運用するだけでなく、消防隊、警備犬部隊、さらには埼玉県警の航空隊も同じ基地内にあり、空の安全を支える多くの役割を担っていることも知りました。警備犬の中には、国際救助犬の資格を持つ犬もいるそうです。
隊員の生活についても興味深い話を聞きました。食堂では1食448円で、毎日約2,000食を提供。朝の3時から準備が始まり、金曜日はカレーが定番とのこと。月の最終金曜日には「空をめざす」縁起を担いで「唐揚げ」も出るという話には、思わず微笑んでしまいました。空をめざす→唐揚げ⋯の意味がおもしろかったです。
航空自衛隊は、戦闘機だけではありません。飛行点検隊は、航空機が安全に離着陸できるよう電波や航法装置を点検し、いわば「空の安全を守る裏方」として重要な役割を果たしています。
今回の見学を通して感じたのは、航空自衛隊は単なる「防衛の組織」ではなく、日本の空の安全、災害対応、救助活動など、多くの市民の暮らしを支える存在であるということです。そして、その基盤を支えているのは、隊員の皆様の日々の地道な訓練と、歴史と伝統の継承であることを実感しました。
元教育者として、また議員としても、「現場を自分の目で見ること」の大切さを改めて感じた一日でした。教科書やニュースだけではわからない現実を知ることが、正しい理解と判断につながる――まさに“百聞は一見に如かず”の今日の入間基地見学でした。
残念ながら、今日の様子を写真で全世界に発信できないので、案内パンフレットのみで。




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