2025/10/27
2025年10月27日/本八幡駅前にて、市川市議・加藤圭一氏から聞いた動物園赤字問題
本日、市川市議の加藤圭一氏にお話を伺った。
市川市動植物園は、年間約4億円の赤字を抱える深刻な状況にあるという。
しかも、そのうち**約8,300万円(令和6年度)**は「地権者への地代」として支出されている。
つまり、運営経費の中で相当割合が“土地代”に消えている構造だ。
同園は市有地ではなく、民間地権者からの借地も含んでいる。
開園からの37年間で累計約37億円の地代が支払われたとされる。
ここで問題となるのは、
「その金額が、果たして周辺地価と比べて妥当なのか?」
という点だ。
市民の税金で支払われ続けるこの地代が、地価に見合う水準なのか、契約更新時に再評価されたのか――。
加藤市議によると、地権者は、土地の賃借には応じるが、売却は頑なに拒否。
市は5月から7月にかけて、「サルの共有放飼場整備」のために**ガバメントクラウドファンディング(GCF)**を実施。
その結果、**寄附総額10,434,287円(663件)**を集め、目標達成として報告された。
しかし、年間地代8,300万円と比較すると――
約1/8の規模。
寄附を通じて市民の関心が高まっている点は評価できるものの、財政的には依然として焼け石に水だ。
🦦 厳しいカワウソの繁殖
さらに、2025年3月24日付で、市川市動植物園は**(公財)日本動物園水族館協会の繁殖計画**に基づき、
新たに2頭のコツメカワウソを受け入れることを発表した。
那須どうぶつ王国から「ツツジ」(4歳・メス)
サンシャイン水族館から「ジーノ」(11歳・オス)
これにより、同園では**計4頭(オス2頭・メス2頭)**を飼育することになる。
ただし、繁殖には高度な飼育環境と綿密な管理が求められ、
成功率は極めて低く、今後もカワウソが見られるのかは予断を許さない。
流しカワウソで一世を風靡した市川動植物園のアイドルが消滅の危機に。
全国の水族館で見られたラッコのように、今後は、日本の動物園からカワウソが消えていくのではないのか。
今後の対策として、次のようなアプローチが不可欠だ。
地代の妥当性検証
周辺地価・借地料との比較を行い、契約内容を見直す。
プロスポーツの契約更改のようにしっかりとした交渉を。
料金制度の再設計
市民・市外利用者で料金区分を導入し、受益者負担の適正化を。
市民向け年間パスポート販売により、入場者、市民ファンを大事に。
民間連携による収益多角化
キッチンカー誘致・ネーミングライツなど、収入源を拡大。
寄附・協賛の常設化
クラファンの成功を継続的寄附モデルへ進化させる。
クラファンで進化する市川市動植物園をもっとアピール
新たな取り組み
有名引退競走馬の繋養、園内乗馬トレイルの実施など、ファン層拡大など。
市民に愛されてきた動植物園を守るためには、
「情緒」ではなく「数字」に基づく見直しが欠かせない。
経営という視点で、本当に採算が取れる運営になっているのか市民のチェックが必要なのです。
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ホーム>政党・政治家>たか さん (タカ サン)>🐘 このままで大丈夫か!市川市動植物園 ― 年間4億円の赤字と地代8,300万円の謎