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【なぜ立神は歴史公園として整備されるのか】(2026.6.18)博之と書いてひろしです。

2026/6/18

【なぜ立神は歴史公園として整備されるのか】(2026.6.18)

博之と書いてひろしです。本田ひろしです。佐世保市からお届けします。

「立神の広大な土地をもっと自由に活用できないのか!」「歴史公園にする必要あるの?」

そんな声を耳にすることがあります。

しかし、この土地は一般的な市有地とは成り立ちが異なります。

立神地区の土地は、戦後、旧軍港市転換法(旧軍転法)に基づき、国から佐世保市へ譲与予定の土地です。

旧軍転法は1950年に制定されました。

その目的は、旧海軍の軍港都市であった佐世保を「平和産業港湾都市」へ転換することにあります。

つまり、この法律は単なる土地の払い下げ制度ではなく、

「軍港のまちを平和のまちへ生まれ変わらせる」

という戦後日本の大きな決意のもとに作られた法律です。

そのため、譲与された土地の用途は、公園や教育施設、港湾施設など、公共性の高いものに限られています。

実際に佐世保市では、こうした理念のもと、旧軍用地がさまざまな公共施設として活用されてきました。

例えば、

・佐世保港の港湾施設
・中央公園や各種都市公園
・大塔小学校や公民館などの教育施設
・上下水道や消防施設などの都市基盤

なども、旧軍港市転換法による国有財産の処理を通じて整備が進められ、現在の市民生活を支えています。

さらに、この法律は憲法第95条に基づく特別法として、市民投票によって成立しました。

佐世保市では91.9%もの賛成を得て成立しています。

つまり旧軍港市転換法は、

「この土地を平和的なまちづくりと市民福祉のために活用する」

という先人たちと市民の約束でもあります。

加えて、立神地区には旧海軍時代から続く貴重な歴史資産や埋蔵文化財が存在します。

その保存と活用について専門家や関係機関との協議を重ねた結果、歴史公園として整備する方針が定められました。

立神歴史公園は、単に公園をつくる事業ではありません。

これまで港湾施設や公園、学校などがそうであったように、戦後復興を支えた先人たちの思いを受け継ぎ、佐世保の歴史を未来へつなぐ事業です。

ご理解いただきましたら幸いです。

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